“もこふわアニマル”の代表格といえばアルパカ。某テレビコマーシャルの圧倒的な可愛さが記憶に残っている人も多く、ふれあったり、エサをあげたりできるスポットも増えています。そして、動物園というより、牧場やアニマルテーマパークなどの、いわゆる「動物と出会える動物パーク」で体験できることが多いのも大きな特徴。
今回は「アルパカがいる」だけでなく「アルパカとふれあえる」「アルパカにエサやりができる」スポットをピックアップしてみました。全国で約30、関東だけでも10近くあります。関東では、特に、栃木県の那須エリアと千葉県に“アルパカふれあいスポット”が集中。まずは、アルパカがどんな動物なのかをチェックして、那須エリアの動物パークから紹介していきましょう。
全国のアルパカ記事はこちら
» 全国のアルパカとふれあえる牧場・動物園・パーク26選♪もこふわアイドルにエサやりも
- アルパカってどんな動物?魅力は?
- └アルパカのキホン
- └アルパカの色
- └表情豊かなアルパカ
- └アルパカの毛刈りは?もこふわな時期は?
- 関東のアルパカふれあいスポット
- └那須高原りんどう湖ファミリー牧場(栃木県)
- └那須どうぶつ王国(栃木県)
- └こもれび 森のイバライド(茨城県)
- └ダチョウ王国 石岡ファーム(茨城県)
- └マザー牧場(千葉県)
- └千葉市動物公園(千葉県)
- └MOFFアニマルワールド(千葉県)
- └東武動物公園(埼玉県)
アルパカってどんな動物?魅力は?
アルパカのキホン
アルパカについて、まず基本情報はこんな感じです。
- 【分類】ウシ目 ラクダ科
- 【生息地】南アメリカ大陸(ペルー、アルゼンチンなど)
- 【性格】臆病なのに好奇心旺盛
- 【好物】草や苔
- 【寿命】15~20年
- 【大人のアルパカのサイズ】
体長(頭から首・銅を経由してお尻まで)=約2m
体高(足先から胴の上まで)=約1m
体重=50~55kgくらい
目はクリッとしており、前髪はふさふさ、首元はとってもボリューミー
キュートなお尻で、足はX脚、ヒヅメはハート型です
アルパカの色
アルパカといえば、白のイメージが強いとは思いますが、実は約25の毛色があると言われています。白系ではクリーム色やバニラホワイトなど3種、黒系で2種、チョコレート色やごげ茶などがある茶系は5種、さらにベージュ系で5種、グレー系で9種と、かなりの種類があるんです。
黒系や茶系でも濃さの差がけっこうあったり、白系も微妙に違ったりします
表情豊かなアルパカ
感情表現がとっても豊かなのもアルパカの大きな特徴です。うれしいときはスキップするみたいに飛び跳ねたり、しっぽをまっすぐ立てたりします。逆に、怒ったり怖がったりしているときは、ツバをはいたり、耳をうしろに伏せたり、しっぽを丸め込んだり、唇をひっくり返すような表情を見せます。
スキップしながらこっちに向かって来たら歓迎してくれている証拠
唇をひっくり返して歯茎まで見えそうな表情をしたら、かなりムカついているそうです
アルパカの毛刈りは?もこふわな時期は?
アルパカ=もこふわ、と思ってたら「毛がな~~い」アルパカに遭遇してショックを受けたことはありませんか? 確かに、そのギャップはかなりのものですが、これもアルパカの健康管理のため。毛を伸ばし続けると夏の暑さに耐えきれず健康に支障をきたします。熱中症にでもかかると命に関わるので、夏前の毛刈りは、アルパカにとっては必須なのです。
どちらもアルパカ。毛刈りしたあとのアルパカも見慣れてくると、けっこう可愛いですよ
おおむね、日本の動物パークのアルパカたちは1年に一度、あるいは2年に一度、だいたい5~6月頃に毛刈りをしているようです
一番、アルパカが“もこふわ”なのは4~5月くらい
6~8月は、こんな感じで過ごしています。でも、なんだか涼しげ
関東のアルパカふれあいスポット
関東の「アルパカとふれあえる」「アルパカにエサやりができる」スポット8選を都道府県ごとにピックアップしました。
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栃木県(那須)のアルパカふれあいスポット
まずは、栃木県那須エリアにある2つのアルパカふれあいスポットを紹介しましょう。那須を訪れればアルパカ三昧の1日を過ごせます。
那須高原りんどう湖ファミリー牧場(栃木県/那須町)
なすこうげんりんどうこふぁみりーぼくじょう
りんどう湖ファミリー牧場に、2023年3月より、那須アルパカ牧場から150頭以上のアルパカがやって来ました。アルパカが暮らすエリアも新設され「あるぱーく」「どうぶつふれあい広場」と「アルパカエサあげ体験」のエリアもあります。ほかに「アルパカさんぽ」(1500円)も実施しています。
- 【会える場所】あるぱーく(現地予約制1500円。12歳以下は要保護者同伴)/どうぶつふれあい広場(500円)/アルパカエサあげ体験
- 【ふれあい】柵越しにふれあい可能、どうぶつふれあい広場は柵なしでふれあい可能
- 【エサやり】エサ300円を現地で購入すれば可能
たくさんのアルパカが放牧されているエリアの上にネットアスレチックがある「あるぱーく」
「あるぱーく」のネットの上から、こんなアングルでアルパカが見えます
「どうぶつふれあい広場」のアルパカたち
「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」にいるアルパカたちのズームアップ写真をどうぞ。
天気がよくてとっても気持ちよさそうな“くるみ”
夏が始まるころ“シュガー”が麦わら帽子をかぶってくれました
いつも仲良しな2頭は“みーちゃん”と“トメ子”です
かなり無防備な表情と格好でお休み中の“さやか”
問合先 | 0287-76-3111 |
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住所 | 栃木県那須郡那須町高久丙414-2 |
料金 | 【入園料】大人1600円/小学生800円/3歳以上幼児800円/2歳以下無料/65歳以上1100円 |
那須どうぶつ王国(栃木県/那須町)
なすどうぶつおうこく
さまざまな動物とのふれあいが楽しめる「那須どうぶつ王国」。広大な敷地を持ち、王国タウンと王国ファームの2つのエリアは専用バスで行き来するほどの距離があります。その、王国ファームにアルパカがいて、ふれあいもエサやりも楽しめますよ。
- 【会える場所】王国ファーム「アルパカの丘」
- 【ふれあい】柵越しにふれあい可能/「アルパカの丘ふれあいタイム」には柵内でふれあい可能(毎日ではないので公式サイトで事前に要確認)
- 【エサやり】カップのどうぶつのおやつ100円を現地で購入すれば可能
「アルパカの丘」で、どうぶつのおやつを販売機で購入してあげられます
「アルパカの丘」の背景には、那須の大自然が広がり、アルパカものびのびと暮らしています
柵の中に入れる「アルパカの丘ふれあいタイム」は大人気。開催日と時間をチェックして、早めに近くに行っておくのがおすすめです
問合先 | 0287-77-1110 |
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住所 | 栃木県那須郡那須町大島1042-1 |
料金 | 【入国料】大人2600円(1600円)/3歳~小学生1200円(900円)/2歳以下無料 ※カッコ内は冬季(12月上旬~3月中旬)の料金 |
茨城のアルパカふれあいスポット
北関東では、栃木県のほか茨城県でも2スポットでアルパカとふれあえます。
こもれび 森のイバライド(茨城県/稲敷市)
こもれび もりのいばらいど
たまざまな体験教室やアスレチックなどが人気の「こもれび 森のイバライド」は緑の中で遊べるスポット。アルパカやヒツジ、ヤギ、ウサギなどが暮らす「ふれあい牧場」でアルパカとふれあえます。
- 【会える場所】ふれあい牧場
- 【ふれあい】柵越しにふれあい可能
- 【エサやり】なし
白系のアルパカ。耳が立っているので機嫌はよさそうです
問合先 | 029-892-3911 |
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住所 | 茨城県稲敷市上君山2060-1 |
料金 | 【入園料】大人1200円/4歳~小学生800円/3歳以下無料 |
ダチョウ王国 石岡ファーム(茨城県/石岡市)
だちょうおうこく いしおかふぁーむど
ダチョウ専門のファームだが、アルパカやカピバラ、フクロウなど約50種の動物がいて、自由にふれあえます。
- 【会える場所】南のまきば
- 【ふれあい】リードにつながれているアルパカと柵なしでふれあい可能。柵に入ってふれあえるコーナーもある
- 【エサやり】バケツのエサ700円を入口受付で購入すれば可能
茶系、黒系、白系のアルパカがのんびり暮らしています
モリモリ、ムシャムシャ…野菜が大好きなアルパカ
問合先 | 0299-23-2245 |
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住所 | 茨城県石岡市半の木14052 |
料金 | 【入場料】大人1000円/3歳~小学生600円/2歳以下無料 |
千葉のアルパカふれあいスポット
那須と並んで、アルパカふれあいスポットが多い千葉県。マザー牧場を中心に動物園や屋内型動物パークなどバラエティ豊かです。
マザー牧場(千葉県/富津市)
まざーぼくじょう
千葉県を代表する動物ふれあいスポット「マザー牧場」。ここで、たくさんのアルパカと会って、エサやり体験をするなら「マザーファームツアーDX」に参加しましょう。このツアーは「マザー牧場」へ行ったら必ず体験したいツアー。アルパカ以外にも、たくさんの動物たちと出会える楽しみ盛りだくさんのツアーです(詳しい内容などはこちら)。
- 【会える場所】「マザーファームツアーDX」ルート内
- 【ふれあい】「マザーファームツアーDX」に参加すれば柵越しにふれあい可能
- 【エサやり】「マザーファームツアーDX」に参加すれば可能
「マザーファームツアーDX」では、途中下車してアルパカやヒツジ、ヤギにエサをあげられます
トラクタートレイン(2023年秋にリニューアル)に乗って専用エリアを遊覧する「マザーファームツアーDX」。当日予約制なのでお早めに
問合先 | 0439-37-3211 |
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住所 | 千葉県富津市田倉940-3 |
料金 | 【入場料】大人1500円/4歳~小学生800円/3歳以下無料【マザーファームツアーDX】大人1600円/4歳~小学生900円/3歳以下無料 |
千葉市動物公園(千葉県/千葉市)
ちばしどうぶつこうえん
レッサーパンダをはじめ、ゴリラやハシビロコウ、ライオンなど、さまざまな動物が揃う動物公園。アルパカとふれあえるのは「ふれあい動物の里」。エリア内には、アニマルタッチハウス、キッズパーク、バーベキュー場など親子向きのスペースが揃っています。
- 【会える場所】ふれあい動物の里
- 【ふれあい】柵越しにふれあい可能
- 【エサやり】エサ200円を現地で購入すれば可能
茶系のアルパカ“ミッティー”
白系のアルパカ“キャンディー”
エサは種類も多く、あげればアルパカに大接近できます
問合先 | 043-252-1111 |
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住所 | 千葉県千葉市若葉区源町280 |
料金 | 【入場料】大人700円/中学生以下無料 |
MOFFアニマルワールド(千葉県/印西市)
もふあにまるわーるど
大型商業施設「BIGHOP」の中にある、屋内型ふれあい動物園。柵のないエリア内にはアルパカ、ヒツジや小動物などが気ままに暮らしています。イベントチケットを購入すればエサもあげられます。小学生以下は必ず保護者同伴で。
- 【会える場所】アルパカファーム
- 【ふれあい】柵内でふれあい可能
- 【エサやり】野菜カップ200円(イベントチケット1枚)を現地で購入すれば可能
アルパカのほか、ヤギ、ヒツジ、リクガメも暮らしています
問合先 | 0476-36-4460 |
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住所 | 千葉県印西市原1-2 BIGHOPガーデンモール印西2階 |
料金 | 【入園料】大人1320円/4歳~小学生660円/3歳以下無料 ※小学生以下は要保護者同伴 |
埼玉のアルパカふれあいスポット
最後に、埼玉県では東武動物公園でアルパカとふれあえます。
東武動物公園(埼玉県/宮代町)
とうぶどうぶつこうえん
「東武動物公園」でアルパカがいるのは「ふれあい動物の森」。普段も柵の近くまで来てくれればふれあえますが、確実なのは「アルパカのおやつコーナー」。毎日、1日1回実施で、アルパカにエサをあげられます
- 【会える場所】ふれあい動物の森
- 【ふれあい】「アルパカのおやつコーナー」のとき、柵越しにふれあい可能
- 【エサやり】「アルパカのおやつコーナー」に参加して、カップのエサ3000円を購入すれば可能
草を食べているシーンなどが見られることもあります
問合先 | 0480-93-1200 |
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住所 | 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 |
料金 | 【入園料】大人1900円/中学・高校生1600円/3歳~小学生900円/2歳以下無料/60歳以上1200円 |
※アルパカの展示・ふれあい・エサやり体験等は料金を書いてないものは無料(入場料は別途必要)で、内容の変更、中止・休止する場合もあります。事前にご確認ください。また、シニアや学生はチケット購入時に証明書が必要な場合がありますのでご注意ください。
※この記事に登場した画像は、可愛いアルパカ優先でセレクトしたため、現在、各施設にいる現在の個体の姿とは異なる場合があります。ご了承ください。