和歌山県の「白良浜(しららはま)」は、関西屈指の美しい砂浜が広がっていることで知られてる、全長およそ620mの遠浅の浜です。
真っ白な砂浜が広がる理由から気になる観光スポットまで、その魅力をたっぷりご紹介します。
美しい白砂が広がる白良浜
白良浜は、弧を描く真っ白でサラサラな砂浜が、およそ620m続く海岸です。白く美しい砂浜の秘密は、砂が波で細かく砕かれた、ガラスの原材料としても使われる雪のように白く明るい色をした珪砂砂岩(けいささがん)でできているためです。
和歌山県では、1989年から砂浜に砂を足していく「養浜(ようひん)」に取り組んでおり、現在はオーストラリアのパースの砂を活用して、白良浜の美しさを保全しています。
また、白良浜は「日本の渚百選」や「快水浴場百選」のひとつにも選ばれているほか、2000年にはハワイのワイキキビーチと姉妹ビーチ提携をしています。
自然散策をしながら温泉も楽しめる「白良浜コース」
南紀白浜では、白浜を歩いて楽しむ「しらはまウォークガイド」として、4つのコースを選定しています。その中のひとつが「白良浜コース」で、歩行距離1.3km、所要時間20分で回れるコースになります。
まずは本覚寺をスタートし、珍しい史跡・火雨塚古墳などがある熊野三所神社を抜けて、白良浜へと向かいます。コース途中にある露天風呂「白良湯」、水着を着たままで入れる混浴露天風呂「しらすな」も通るので、ウォーキングの合間に温泉を楽しむのもいいでしょう。さらに、歌人である中村憲吉が白良浜を讃えた句碑や、日本書記に登場する悲劇の皇子を祭った有間皇子之碑を通っていきます。
海岸あり、歴史的名所あり、温泉ありと、バラエティに富んだコースなので、白浜を訪れたら、ぜひチャンレジしてみてはいかがでしょうか。
地元の味を楽しみたいならクエ料理がおすすめ!
白浜町でぜひ味わいたいのが、地元の名産品です。名産として知られるのがハタ科の魚「クエ」です。特に、紀伊水道の磯に棲むクエは「天然紀州本クエ」と呼ばれ、鍋や刺身、寿司、かき揚げなど、あらゆる食べ方が楽しめます。中でも、クエの酒蒸しあんかけ丼が絶品ですよ!
白良浜で海水浴、温泉、歴史散歩を楽しむ!
夏の海水浴を中心に楽しめる白良浜ですが、温泉や歴史散策、グルメなど、季節を問わず楽しめるポイントが多いのが特徴です。
ぜひ家族で、白良浜を満喫してみてはいかがでしょうか。
白良浜
住所 | 和歌山県西牟婁郡白浜町 |
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電話番号 | 0739-43-6588 |
料金 | 無料(散策自由) |
営業時間 | 散策自由 |
定休日 | 無休 |
アクセス | JR紀勢本線「白浜駅」より明光バス「新湯崎・三段壁」行きで15分、
バス停「白良浜」下車して徒歩すぐ /紀勢自動車道「南紀白浜IC」から約4km |
駐車場 | 60台(7~8月は有料) |
特徴 | ベビーおすすめ
キッズおすすめ |