「さんふらわあ」で北海道まで車ごと、初めての子連れフェリー旅！4～5月は運賃がお得な「春割」情報も

せっかく家族旅行に出かけるなら、子どもに初めての体験をさせてあげたいもの。それなら移動しながら思い出作りがたくさんできる、フェリー旅はいかが？
商船三井フェリーの「さんふらわあ」は、茨城県・大洗港と北海道・苫小牧港を約18時間で結ぶ大型フェリー。マイカーも一緒に乗船できて、そのままマイカーで道内を観光できるのも大きな魅力のひとつですが、なんといっても楽しいのは非日常を満喫できる船旅そのもの。
「船内の設備は？」「子どもは飽きない？」「船酔いは大丈夫？」など、「さんふらわあ」について詳しくご紹介します。旅客運賃が20％割引になる「さんふらわあ春割」情報もお見逃しなく！

「さんふらわあ」の運航ダイヤは、夕方便と深夜便の2便

夕方便の「さんふらわあ さっぽろ／ふらの」は、定員590名、乗用車146台、大型トラック154台が搭載できる大型フェリー。夕方便は大洗港を19時45分に出港し、苫小牧港着は翌日13時30分。苫小牧港出港なら18時45分発で、大洗港着は翌日14時です。
深夜便の「さんふらわあ しれとこ／だいせつ」は、もっとカジュアルに船旅を楽しみたい人向け。客室の種類や船内設備が夕方便と異なります。大洗港を1時45分に出港し、苫小牧港着は当日19時45分。苫小牧港出港なら1時30分発で当日19時30分に大洗港へ到着します。小さい子どもがいるなら、船内設備が充実していて、生活リズムが乱れにくい夕方便の方がよりおすすめ。

船旅のおすすめポイント

おすすめ①客室はプライベート空間だから、子ども連れでも安心＆快適

車や電車、バス、飛行機と違って、フェリーなら個室の客室があるから、ぐずってしまう赤ちゃんや長時間じっとしているのが苦手なちびっこがいても、周囲に気兼ねなく過ごせます。客室のほかに、展望デッキやゲームコーナーといったパブリックスペースもあるので、船内探索をしてみて。

おすすめ②刻一刻と景色が変化。海の上を旅する非日常感にワクワク

一部客室のバルコニーや窓、展望デッキ、展望浴場、ラウンジ、レストランからの景色も楽しみのひとつ。時速40～50kmで航行し、大海原をぐんぐんと進みながら、絶景が目の前を流れていきます。朝日や夕日、星空と、時間ごとに変化する空と海の美しさは船旅ならでは。海上ではイルカやクジラ、珍しい鳥たちに出合えることも！

おすすめ③苫小牧港から札幌までは、車で約1時間と好アクセス

苫小牧港から札幌や登別までは、車で約1時間、小樽は約1時間30分と、主要観光地へのアクセスも良好です。夕方便なら苫小牧港13時30分着。マイカーも一緒に乗船すればレンタカーを借りる手間もないので、すぐに観光に繰り出せて日中からたっぷり楽しめます。

» 「さんふらわあ」をもっと詳しく♪　公式サイト

2023年4月1日～5月31日まで、運賃が割引になるキャンペーンを実施

期間限定で、旅客運賃20％割引＆乗用車運賃5％割引になる「さんふらわあ春割」キャンペーンを実施！
たとえば、大人2名と小学生1名、未就学児1名で、スーペリアオーシャンビュー（和洋室）を選んだ場合、通常71,150円（A期間）→「さんふらわあ春割」で63,430円と、合計7,720円もお得なんです！
※乗用車は5m未満1台

[ 旅客ドライバー ]
1名通常10,700円 → 20％オフで8,560円
[ 大人（小学生を除く12歳以上）]
1名通常20,500円 → 20％オフで16,400円
[ 子ども（12歳未満、小学生）]
1名通常10,250円
[ 乗用車（5ｍ未満、1台）]
通常29,700円 → 5％オフで28,220円
※1歳以上6歳未満の未就学児は大人1名につき1名まで添い寝無料

• 対象期間：
  ＜大洗港発＞2023年4月1日～27日、5月4日～31日出港便まで
  ＜苫小牧港発＞2023年4月1日～5月4日、5月8日～31日出港便まで
• 対象船：全船
• 料金：客室、出港日により異なるので、詳しくは公式サイトを要確認

» 気になる「さんふらわあ春割」　詳しい料金などはこちらからチェック

気になる「さんふらわあ」の客室、食事、お風呂は？

夕方便の「さんふらわあ さっぽろ／ふらの」の船内はどうなっているの？ファミリー向けのおすすめポイントをご案内！

個室は7種類。家族向けはスーペリアオーシャンビュー（和洋室）

客室は人数や用途によって選べる9種類があり、そのうち個室は7種類。特に家族におすすめなのは定員4名の「スーペリアオーシャンビュー（和洋室）」です。ベッド2台と折畳マットレス2つがあり、マットレスなら子どもが落下する心配もありません。シャワーとトイレは客室内にあり、テレビや冷蔵庫、電気ケトル、ドライヤーも備わっています。窓からは海の景色も眺められますよ。

こちらはホテルのように優雅な雰囲気の、バルコニー付き「プレミアム（洋室）」。バス・トイレ付きで、最大3名で泊まれます。

個室には、パジャマ、バスタオル、フェイスタオル、バスマット、スリッパ、ボディータオル、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、歯ブラシセット、抗菌おしぼり、綿棒を標準装備。出港後、車両デッキは立入禁止となり、車に戻ることはできないので、船内で必要になる着替えや子ども用品は持っていきましょう。

多彩なラインナップのバイキングでお腹いっぱい

食事は子どもも大人も好きなものを自由に選べるバイキングをどうぞ。2023年4月から夕食のメニューがリニューアルされ、肉料理に魚料理はもちろん、ミニ海鮮丼コーナーや割包(角煮まん)、目の前で調理してくれるさんふらわあオリジナルラーメンなど魅力的なメニューが目白押し！「さんふらわあ さっぽろ／ふらの」では、違うメニューが提供されているんですよ。

「さんふらわあ さっぽろ」メニュー例

料金は大人2,200円、小学生1,100円で、小学生未満は無料！飲み放題のドリンクバー付きで、ビールやワインは別料金で注文可能。船内で1泊するので、車の運転を気にすることなく、パパママで乾杯もできます。

6階にあるレストランは、窓から海を望む開放的な空間。夕食はバイキング以外にも数量限定で、実際の乗組員と同じまかない飯、肉定食、魚定食の3種類（各1,000円～）があります。便によっては北海道グルメがでることも。

朝食は和食・洋食のバランスがいいバイキング形式で、料金は大人1,200円、小学生900円。小学生未満は無料です！夕食も朝食もバイキングにするなら、300～500円安くなる2食セット券を利用するのがお得です。

夕食バイキング＋朝食バイキング（2食セット券）

• 通常大人：3,400円 → 2,900円
• 通常小学生：2,000円 → 1,700円

展望浴場や展望ラウンジでのんびり。品揃え充実のショップも

5階には男女別の展望浴場＆サウナがあります。窓のすぐ外に広がる海の絶景を楽しみながら、広いお風呂での～んびり。入浴できるのは、乗船時～22時（苫小牧港発は～21時30分）、翌日は6時30分～下船時まで。夜だけでなく、朝風呂、昼風呂も楽しめます。リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーは用意されているので、個室からタオルを持参しましょう。

こちらは5・6階で吹き抜け構造になったプロムナード。窓辺にたくさんのチェアが並んでいて、景色が楽しめる展望ラウンジになっています。客室以外にもパブリックスペースがゆったりとつくられているので、子どもも飽きずに過ごせますよ。

5階プロムナードの向かいにはショップがあり、「さんふらわあ」のオリジナルグッズや北海道・茨城県のおみやげが揃っています。インスタント食品やドリンク、お菓子、おむつ、おしりふき、子どもが喜ぶおもちゃなどもあり、小腹が空いた時や足りない日用品があった時にも便利です。

赤ちゃん連れに嬉しい、清潔なベビールームも完備

5階の女性用展望浴場の隣にはベビールームも。おむつ替えベッドと授乳室があり、パブリックスペースで過ごしている時でも客室にわざわざ戻る必要がないので助かりますね。

ベビールームには電子レンジと給湯器が用意され、離乳食を作る時、ミルク用のお湯が必要な時にも使えます。ベビールームのほかに、5～7階の各階には24時間使える給湯室も。

船酔いは大丈夫？万が一に備えての対策方法も

初めての船旅で気になるのが船酔いですよね。船の大きさによって揺れ具合は大きく変わり、総トン数が１万トンを超える大型フェリーは比較的揺れが少ないといわれています。「さんふらわあ さっぽろ／ふらの」は13,816トンの大型船で、揺れを抑制するスタビライザーを搭載し、大きな揺れを感じにくい構造になっています。ですが、天候によって、波の影響を受けることも。船酔いが心配な人は次のことを対策してみてください。
※効果には個人差があります。

船の中央部に近い客室を選ぶ

船首や船尾寄りの客室は揺れの影響を受けやすくなります。揺れの少ない中央部、夕方便「さんふらわあ さっぽろ／ふらの」の和洋室なら5階案内所近くの客室を選ぶのが◎。また、暖かすぎると気分が悪くなってしまうので、個室ではやや涼しめの室温に設定するといいでしょう。

前日は睡眠時間をたっぷりと

船酔いは、慣れない環境で自律神経の乱れが生じることが原因といわれています。乗船前夜はぐっすり眠って、自律神経を休めることが船酔い回避の第一歩です。

前夜から食事のチョイスに注意

胃に負担のかかる消化に悪いもの、脂っこいものは、乗船前夜も乗船中も避けるのが無難です。乗船１時間前までに、消化のいいリンゴやヨーグルト、ゼリー、パン、卵などで軽く食事を済ませ、酔い止め薬も乗船30分～1時間前に飲むのが効果的。薬の服用に抵抗がある人は、船内で販売されている酔い止めドロップや酔い止めのツボ押しバンドを試してみても。

参考サイト：https://www.mol.co.jp/casualcruise-sunflower/article/fun/seasickness/

対策方法はいろいろあるけど、船内で楽しく過ごして、船酔いを意識しないことが実は大事かも。食事やお風呂はもちろん、船内探索したり、写真を撮ったり…、約18時間は意外とあっという間。長距離運転や交通渋滞が大変な車より、荷物を抱えながらの乗り換えにひと苦労する電車や飛行機より、家族みんながゆったり過ごせるフェリー旅は子ども連れに断然おすすめです。「さんふらわあ」での初めての船旅、ぜひ計画してみて。

＜さんふらわあ さっぽろ／さんふらわあ ふらの＞
＜さんふらわあ しれとこ／さんふらわあ だいせつ＞

» この春は「さんふらわあ」で北海道へ！公式サイトには更に気になる情報満載

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