信濃川や日本海に生息する魚たちが揃い、日本海側有数の規模を誇る「新潟市水族館マリンピア日本海」(新潟県新潟市)。地下1階、1階、2階の3フロアからなる館内は、「日本海」「暖流の旅」など10のゾーンに分かれています。イルカショーが行われる「ドルフィンスタジアム」や、ラッコの給餌タイムを楽しめる「水辺の小動物」など、水の生きものたちを身近に感じられる展示や催しがいっぱい。広々とした館内は、ベビーカーを押して歩くにも安心です。
日本海大水槽の下をくぐるマリントンネルで海中散歩
約40種の魚類を展示した日本海大水槽の下をくぐるマリントンネルは、海中散歩気分が味わえる人気のスポット。1階の大水槽の下、地下1階にあります。大陸と列島に囲まれた日本海を再現した日本海大水槽は、造波装置により潮騒が聞こえ、臨場感たっぷり。大水槽は擬岩やアクリルパネルで2分割され、スロープ部では浅海に生息する魚たちを展示。沖合には、コブダイやサバ科など日本海にすむ魚たちが泳いでいます。
世界で初めてアカムツの人工ふ化・育成に成功した水族館
地下1階の「暖流の旅」では、擬岩、擬サンゴなどのディスプレイにより再現した暖流(黒潮と対馬海流)を泳ぐ魚たちを、18基の水槽群で展示しています。なかでも国内最多の展示数を誇るアカムツ(ノドグロ)水槽は必見。アカムツの人工繁殖も行われ、世界で初めて人工ふ化・育成に成功しています。隣のマリンピアホールには、クラゲがゆらゆらとたゆたう円柱水槽があります。
ラッコの給餌タイムは必見!イルカショーやマリンサファリ給餌解説も人気
1階「水辺の小動物」では、水辺に生息するビーバーやユーラシアカワウソ、バイカルアザラシ、ラッコを展示。ラッコの給餌タイム公開は1日4回行われ、最後の回(16時~。変更になる場合があります)ではスタッフが給餌しながらラッコの生態を解説してくれます。餌を食べるラッコはかわいさ満点!解説の後には、ラッコの毛皮標本に触ることもできます。
マリンサファリでは、水中を泳ぐために4つの足がひれ状になっているアザラシやトド、アシカを展示。こちらもトドの給餌タイムを公開しています(1日2回実施)。
ドルフィンスタジアムではイルカショーを開催(1日4回、日曜・祝日は1日5回)。屋根付きの観客席で、天候にかかわらず毎日行われます。
キッズスペース、休憩エリアなど子ども向けのスペースも充実
館内には未就学児専用のキッズスペース「キッズファン」もあります。魚をモチーフにした遊具があるのは、水族館ならでは。また、屋外の芝生広場ではお弁当などを持ち込んで飲食できます。ドルフィンスタジアムの屋根付きの観客席や、本館2階の団体休憩室も飲食可能なスペースです(混雑状況により使用できない場合もあるので、公式サイトをご確認ください)。
お弁当がなくても、2階レストランがあるので大丈夫。屋外売店では、「のどぐろ(アカムツ)ドッグ」や「ちんあなごチュロス」などユニークな軽食も販売されているので、ぜひお試しを。
新潟市水族館マリンピア日本海
住所 | 新潟県新潟市中央区西船見町5932-445 |
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電話番号 | 025-222-7500 |
料金 | 大人(高校生以上)1500円、小人(小・中学生)600円、幼児(4歳以上)200円、乳児(3歳まで)無料 |
営業時間 | 9~17時 |
定休日 | 12月29日~1月1日、3月の第1木曜とその翌日 |
アクセス | JR新潟駅からバス20分 |
駐車場 | 専用駐車場あり 750台 無料 |
特徴 |
キッズおすすめ 飲食施設あり ベビーカー利用可 オムツ交換スペースあり 授乳スペースあり 弁当持込可 |
URL | https://www.marinepia.or.jp/ |
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。