最新の流行が集まり、次々とニュースポットが誕生する東京都心。その一方で明治から大正、昭和にかけて、古き良き時代の面影が感じられるスポットも数多く点在しています。昭和の街並みを再現したテーマパークや、当時の建造物をそのまま利用した大型商業施設など、ジャンルはさまざま。特に子どもにとっては新鮮なものばかりで、好奇心を育てる貴重な体験になるはず!! 昭和に生まれた首都高に乗って、レトロなスポットをめぐるドライブへと出かけましょう!
レトロスポットは子どもと一緒にこう楽しもう♪
子どもにとっては、きっと、目にするものが初めてのものばかり。古い時代を再現した施設や歴史ある建物は、見ているだけでも楽しいですが、例えば「この建物は○○年に建てられたんだよ」や「昔の人はこんな風に遊んでいたんだよ」などと声掛けすれば、子どもの興味はグッと高まるはずです。
アクセスも首都高を利用すればあっという間。帰り道には首都高ならではのロマンチックな都市夜景も見られて、ドライブもしっかり楽しめます。
1日でめぐる! 1Dayレトロドライブ
今回は、レトロスポットを日帰りでめぐるおでかけプランをご紹介。日本橋からスタートし、レインボーブリッジや横浜ベイブリッジなど、首都高の爽快なドライブルートを走って横浜まで向かいます。
日本橋のレトロ建築
1604年に、日本各地を結ぶ五街道の起点地として定められた日本橋エリア。日本の中心地として栄えた歴史は今も色あせることなく、日本銀行本店や老舗百貨店の日本橋三越本店など品格感じるフォトジェニックな建築物がズラリと並んでいます。まち歩きには、付近にある首都高グループが運営している以下の駐車場をぜひご利用ください。
日本橋兜町駐車場
問合先 | 03-3667-3351 |
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住所 | 東京都中央区日本橋兜町1-13 |
時間 | 24時間営業 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 916台(250円/30分、最大3,000円) |
日本橋本町駐車場
問合先 | 03-3270-8861 |
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住所 | 東京都中央区日本橋本町1、2 |
時間 | 24時間営業 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 306台(250円/30分、最大2,800円) |
日本橋のなかでもひときわ威容を誇る「日本橋三越本店」。1904年に日本で初めてデパートメントストア宣言をした、最も歴史のある百貨店として知られています。豪華な装飾に飾られたルネサンス風の建物は、1914年の竣工から数回の増改築を経て現在の姿となり、国の重要文化財にも指定。ちなみに、正面にあるライオン像は待ち合わせの定番スポットです。
外観はもちろん、建物の中も見応え満点!! 中央ホールは1階から5階までが吹き抜けになっており、採光天井の下に大理石を貼った西洋風の美しい内装にしばらく見入ってしまいます。
百貨店内は、7階にベビー・子ども関連の売り場があるほか、屋上には緑あふれる庭園も!ここでのんびりひと休みもおすすめです。
日本橋三越本店
問合先 | 03-3241-3311 |
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住所 | 東京都中央区日本橋室町1-4-1 |
時間 | 10~19時(フロアにより異なる) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 詳細は公式サイトで確認 |
首都高で約25分
デックス東京ビーチ/台場一丁目商店街
レインボーブリッジをわたり、お台場のショッピングモール「デックス東京ビーチ」へ。4階フロアには、昭和30年代の街並みを再現したテーマパークが広がっています。駄菓子屋やプレイランド、お化け屋敷などファミリーで遊べる施設が盛りだくさん! 大人も童心にかえって楽しめます。
プレイランドにはインベーダーやピンボールなど、大人には懐かしく、子どもには新鮮なレトロゲームがいっぱい!時間を忘れて楽しめますよ。
デックス東京ビーチ/台場一丁目商店街
問合先 | 03-3599-6500 |
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住所 | 東京都港区台場1-6-1 |
時間 | 11~20時(土・日曜、祝日は~21時)※店舗により異なる。変更の場合あり |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 550台(600円/1時間 ※一定額購入で無料サービス有) |
首都高で約30分
首都高MMパーク
横浜に到着したら、「首都高MMパーク」で首都高の歴史について楽しく学んでみるのはいかが? 2021年6月にオープンした館内には、実際に高速道路で使われている実物大の案内標識や非常電話など貴重な展示品が並んでおり、パトロールカーやパトロールバイクは子どもの心をぐっと惹きつけます。
首都高MMパーク
問合先 | 045-307-0515 |
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住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-9 |
時間 | 10時~16時30分 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌平日) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | 近隣の有料駐車場を利用 |
一般道で約5分
横浜赤レンガ倉庫
海沿いに赤レンガのレトロな建物が並ぶ「横浜赤レンガ倉庫」が、ドライブのゴール地点。1910年代に明治政府によって国の模範倉庫として建てられた倉庫群は、明治から昭和にかけての激動の時代を経たのち、1989年に役目を終えました。その歴史的建造物を利用して、現在はレストランやショップ、カフェなどが入った文化・商業施設となっています。
当時の面影を残すレトロな館内には、限定品グッズを扱うショップや似顔絵屋さんなど、個性的なお店がズラリ。レストランのテラス席では、みなとみらいや横浜港を眺めながらの食事が楽しめます。
倉庫内の区画間を遮断するための防火戸が装備された通路や、西洋の薫りを感じるアーチ型の窓など、ところどころに残る当時の面影にも注目です。
横浜赤レンガ倉庫
問合先 | 045-227-2002(2号館インフォメーション) |
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住所 | 神奈川県横浜市中区新港1-1 |
時間 | 1号館:10~19時、2号館:11~20時(店舗・催事により一部異なる) |
定休日 | 無休(施設点検日を除く) |
駐車場 | 179台(最初の1時間500円、以降250円/30分 ※1店舗3,000円以上の利用で1時間無料) |
まだある!! 都内近郊のレトロスポット
ドライブプランで紹介した施設以外にも、都内近郊にはレトロを感じるスポットが数多く点在しています。そのなかでもファミリーで訪れるのにぴったりな場所を、3か所厳選して紹介します。
江戸東京たてもの園
江戸時代前期から昭和にかけて建てられた歴史的価値の高い建造物を、移築・復元した野外博物館。日本を代表する建築家、前川國男の自邸や昭和のレトロな写真館など、貴重な建造物が約7haの広大な敷地内に立ち並んでおり、まるでタイムスリップしたような気分に浸れます。
こちらは、東京都足立区にあった1929年築の銭湯“子宝湯”。神社仏閣のような大型の唐破風や、脱衣所の折上格天井など贅を尽くした造りが特徴です。園内の建造物は使える部材はそのまま使用するなど、可能な限り当時の姿が再現されているのだとか。
江戸東京たてもの園
問合先 | 042-388-3300 |
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住所 | 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内) |
時間 | 9時30分~17時30分(4~9月)、9時30分~16時30分(10~3月) |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌平日) |
料金 | 大人400円、大学生320円、中高生200円、小学生以下無料(都内中学生は無料) |
駐車場 | 小金井公園第一駐車場431台(1時間まで300円、以降100円/20分) |
新横浜ラーメン博物館
新横浜駅近くにある「新横浜ラーメン博物館」はその名の通り、世界で初めてラーメンをテーマにしたフードアミューズメントパークです。1階はラーメンの歴史を紹介する展示ギャラリー。そして地下1・2階は昭和33年の繁華街を完全再現したレトロ空間となっており、古びた看板や街灯などがノスタルジックな気分を誘います。
館内には全7店舗のラーメン店が集結しています。ミニラーメンも提供しているので、子どもや、たくさんの味を楽しみたい大人も安心。昭和のノスタルジックな雰囲気を感じながら全国のラーメン食べ比べを楽しみましょう。
新横浜ラーメン博物館
問合先 | 045-471-0503 |
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住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 |
時間 | 11~21時(土・日曜、祝日は10時30分~)※日によって変動あり |
定休日 | 無休 |
料金 | 大人380円、小中高生・シニア(60歳以上)100円、未就学児無料 |
駐車場 | 150台(250円/30分※施設利用で30分無料) |
ナンジャタウン/福袋七丁目商店街
屋内型テーマパーク「ナンジャタウン」の一角、「福袋七丁目商店街」エリアには、昭和30年代の街並みが再現されています。提灯にほんのり照らされたフロア内は、レトロなムードたっぷり。全部で7店舗の餃子店が集まる“ナンジャ餃子スタジアム”で食べ比べたり、タコやカエルのライドに乗ってクイズに挑戦する“銭湯クイズどんぶらQ”など豊富なアトラクションも楽しめます。
王道のものから独自のアレンジを加えたものまで、餃子の種類はさまざま。ひと口でパクッといただきまーす!
ナンジャタウン/福袋七丁目商店街
問合先 | 050-5835-2263 |
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住所 | 東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル2F |
時間 | 10~21時(最終入園20時) |
定休日 | 無休 |
料金 | 大人1,000円、子ども600円(入場料+アトラクションフリー:大人3,700円、子ども2,900円) |
駐車場 | 1800台(入庫~4時間は300円/30分) |
首都高の道路交通情報サイト「mew-ti」を活用しよう
首都高ドライブをより快適に楽しむなら、首都高の道路交通情報サイト「mew-ti(ミューティー)」を利用するのがおすすめ。渋滞状況や工事規制、通行止めなど、首都高の交通情報がリアルタイムで入手できます。
また、ウェブサイトのほかスマートフォン用のアプリもあるのでこちらもぜひ。
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ドライブ情報をもっと知りたいなら「首都高で行こう!」もチェック
首都高のドライブ情報サイト「首都高で行こう!」も要チェック。本記事だけでは紹介しきれなかったスポット情報や、月ごとのイベントスケジュール、おすすめの夜景スポット、さらにメールマガジンではお得なキャンペーン告知まで、ジャンルを問わず旬のドライブ情報をお届け! より充実した首都高ドライブをサポートします。
『首都高るるぶ』発刊♪ 電子BOOK版もあります
さらに、「首都高」と「るるぶ」がコラボしたドライブ情報誌『首都高るるぶ』が2023年夏に創刊しました! 数多くの旅行ガイドブックを手掛けてきた「るるぶ」ならではの、とっておきのドライブでのおでかけ情報をシーズンごとにお届けします。電子BOOK版もあるので、外出先からスマホでサクサク読むこともできます!是非アクセスしてみてくださいね。
なお、首都高るるぶ冊子版は首都高PAのほか、海ほたる、関東近郊の道の駅、首都高グループ運営の都内駐車場、一部JTB店舗などで配布しています。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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