
寒い時期だけ見ることができる雪。実は雪は細かい結晶で出来ているんだ。自分で雪の結晶を作ってみよう!
おすすめの年齢・制作時間
ドライアイスを使うので、大人の人が必ず手伝う必要がありますが、実験は簡単なので低学年からチャレンジしてみて!
2年生 3年生 4年生 実験 製作期間:1日
用意するもの
・ペットボトル
炭酸用の500mlサイズもの1本。表面がツルツルしているものが観察しやすいよ。
・テグス
もっとも細いもの 50cmくらい
・ビーズ
真ん中に穴が開いている、直径1cmくらいのもの 3つ
・ドライアイス
250~300gくらい。前日か当日に用意しよう
・軍手・園芸用スコップなど
ドライアイスを入れるときに使おう。スコップの代わりにトングなどでもOK!
・ビニールテープ
幅が狭いものを2~3cmくらいの幅に2枚カットしておく。
幅が広いものを3cmくらいに1枚カットしておく。
・巾着・金づちなど
ドライアイスが大きい場合、砕くのに使おう。巾着は破れてもよいもの
・発泡スチロールのどんぶり
底が平らなもの。ペットボトルが置けるか確認しておこう。
手順
1.実験セットをつくる

ビーズにテグスを通す。

ペットボトルの中に少量の水を入れる。

ペットボトルの中にテグスを通したビーズを入れ、テグスの端をそれぞれ幅の狭い方のテープで止める。
<ポイント>
- ビーズが水にギリギリつかないような位置で止めよう!

- ペットボトルの中に暖かい息を吹き込んだら、幅の広いビニールテープでフタをする。
これで実験セットの完成!
2.実験開始

どんぶりの中にペットボトルを置き、ペットボトルの周りにまんべんなくドライアイスを入れる。
この状態でしばらく置いておく。動かしてしまうと雪の結晶は壊れてしまうので、なるべく揺れない場所に置き、動かさないようにしよう!
<ポイント>
- ドライアイスを入れるときは、必ず軍手を使って大人にやってもらおう。また、ドライアイスを使うときは換気を必ずしよう。
3.観察してみよう

30分ほど待ったら確認してみよう。懐中電灯やスマートフォンのライトなどを使うと見やすいよ。
<ポイント>
- 揺らしてしまうとせっかく出来た雪の結晶が落ちてしまうよ。揺らさないように気を付けて観察しよう。
まとめ方のコツ
・季節やキットを置く場所によっても結晶の出来方は変わるんだ。場所や日を変えてためしてみよう。
・イラストや写真で、どんな結晶ができたか紹介しよう。結晶の写真を撮るときは、ペットボトルの後ろに黒い布や紙を置くと分かりやすいよ。
・失敗してしまった場合はその原因も考えてみよう!気温が高かった?揺らしてしまった?
動画でも実験を紹介
今回紹介した雪の結晶を作る実験は、動画でも公開中!くわしいやり方を知りたい人はぜひ見てみてね。