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1日でできる手作り万年カレンダー!スライド式とサイコロ型の仕組みは?【小学生の自由研究アイデア】

スライド式(上)とサイコロ型(下)の万年カレンダー
スライド式(上)とサイコロ型(下)の万年カレンダー

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何年も繰り返し使える万年カレンダーは小学生の自由研究にぴったり!子どもが簡単に作れるスライド式とサイコロ型の2種類の作り方を紹介します。仕組みを理解したら、デザインを工夫してオリジナルのカレンダーにしてみよう!

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目次(index)

おすすめの年齢・制作時間

スライド式のカレンダーは月の表示をコンパスで作成するので、3年生からがおすすめ。サイコロ型(キューブ型)は低学年からおすすめです。製作期間はどちらも2時間程度ですが、紙粘土でサイコロを作る場合は乾かす時間がかかります。

1年生2年生3年生4年生5年生6年生工作製作期間:2時間~

スライド式万年カレンダーの作り方

材料は100均でもそろう!

この記事で使っている材料は、定規やコンパスなどの道具を除いて、ほとんどを100均でそろえました。工夫すれば、家にあるもので作ることもできそうですね。

スライド式万年カレンダーの材料/自由研究

厚めの画用紙
B5サイズ2枚あれば作れますが、多めに用意しておくと安心です。

ホワイトボードシール
カレンダーの横をホワイトボードにすることができます。ホワイトボードではなく、絵を描いたり、写真フレームにするなど、変えてもいいですね。

色画用紙
A4サイズの色画用紙1枚を使って、フレームを作ります。

モール(または針金)と大きめのビーズ
月の表示を変えるために使います。ビーズはモールを通せる大きめのものを用意してください。

コンパス、定規、はさみ、カッター、テープ、ペン、色鉛筆など
工作道具のほか、カレンダーに色をぬったり、絵を描いたりするための色鉛筆やペンなども用意しましょう。

テンプレートを見ながら作ろう

テンプレート1/スライド式万年カレンダーの作り方

小学生がよく使う5mm方眼(太い線は10mm方眼)のノートにテンプレートを書いてみました。左は時計の文字盤のように見えますが、月を表すのに使います。右がカレンダーです。このような並びで数字を書けば、どんな月にでも対応できます。

テンプレート2/スライド式万年カレンダーの作り方

次は、先ほどの文字盤の上に重ねて使う、カレンダーの表紙の部分のテンプレートです。月と日にちの部分は切り抜きます。

スライド式万年カレンダーの表に絵を描く

テンプレートを見ながら、B5の画用紙に文字盤やカレンダーの表紙を書きます。絵を描いたり、デザインをするのは、カットする前がおすすめです。
小学4年生が、テンプレートを見ながら作ってみたところ、1時間ほどで準備ができました。

カッターで窓を切り抜くときは慎重に/スライド式万年カレンダーの作り方

カッターやはさみでカットします。切り抜く部分や穴をあける部分は慎重に。

月の部分は円盤を針金で取り付ける/スライド式万年カレンダーの作り方

月の文字盤の中央と、カレンダーの表紙の穴を重ねて、ビーズを通したモールを穴に通します。

月の円盤の裏に針金をテープで止める/スライド式万年カレンダーの作り方

月の文字盤の裏側に、モールを開いてテープで固定します。

表からビーズを回すと円盤が回って月を変えられる/スライド式万年カレンダーの作り方

表からビーズを回すと、月が変わります。文字と穴の位置を合わせるのが難しい場合は、この状態にしてから文字を書くという手もありますよ。

31日がない月は隠せるようにパーツを作成/スライド式万年カレンダーの作り方

31日がない月もあるので、「31」を隠すためのパーツも作るといいですね。

簡単なフレームの展開図/スライド式万年カレンダーの作り方

A4の色画用紙で、壁掛け用の簡単なフレームも作成しましょう。

フレームの横はテープで止めるだけでOK/スライド式万年カレンダーの作り方

テンプレートの通りに切ったら、壁掛け用の穴をあけて、両脇をテープでとめるだけなので、簡単!

右にホワイトボードシールを貼る/スライド式万年カレンダーの作り方

カレンダーをフレームに入れて、カレンダーをスライドさせて日にちを合わせます。
右側の余白には、ホワイトボードシールを貼って、大事な予定を書くことにしました。

スライド式万年カレンダーの完成

スライド式カレンダーの完成です。いつでも使えるように、あまり季節感のないデザインがよいですね。

サイコロ式万年カレンダーの作り方

紙粘土で作る、サイコロ型の万年カレンダー

材料は紙粘土・ペン・色画用紙だけ!

紙粘土
軽くて早く乾くものがおすすめです。紙粘土を使わずに、折り紙やクラフト用の木製ブロックなどを使ってもOK!

ペン
数字を書くためのペンはカラフルなものがおすすめです。

厚めの色画用紙
できあがったカレンダーをしまう箱を作ります。

テンプレートを見ながら作ろう

紙粘土でサイコロ(キューブ)を作る/サイコロ型万年カレンダーの作り方

カレンダーで使用するサイコロ(立方体)は月用が2つ、日にち用が2つ。曜日の部分は、立方体を2つに分割して直方体にし、重ねて使います。
紙粘土で作る場合は、だいたい同じサイズになるように、方眼の書かれたマットの上で作業すると簡単です。あまりきれいな立方体にこだわらず作って、手作りらしいユニークさを楽しむのもいいですね。

日にちのサイコロの展開図。6と9は兼用にする/サイコロ型万年カレンダー

日にちのサイコロに書く数字は上のテンプレートの通り。数字の順番は違っても大丈夫。
「11日」「22」日など、2つ同時に使うことがある数字は両方のサイコロに書きます。また、「0」は1~9の全数字と合わせて使うことがあるので、両方のサイコロに書きます。そうすると、「9」を書く場所がなくなってしまいますが、「6」をひっくり返して使いましょう。

月のサイコロの展開図/サイコロ式万年カレンダーの作り方

月のサイコロの場合、日にちと違って「22」が必要ないので、「6」と「9」を分けて書くことができます。

曜日はサイコロの半分サイズを2つ用意して書く

曜日は2つの直方体を重ねれば、7つの曜日を分けて書くことができます。下の段は英語にしていますが、絵を描くなど変えてもOK!

ペンでサイコロに数字や曜日を書く/サイコロ型万年カレンダーの作り方

鮮やかな色のペンでぬり分けると、ポップなカレンダーができます。

厚紙で箱を作る/サイコロ型万年カレンダーの作り方

厚めの色画用紙で、できあがったサイコロを入れる箱も作りましょう。

サイコロ式カレンダーの完成

サイコロ型カレンダーの完成です。

自由研究のまとめ方のコツ

・万年カレンダーの種類と仕組みをまとめてみよう。
・スライド式は、月によってない日(31日)をどうするか考えよう。
・1年中楽しめるデザインを工夫しよう。