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港区立みなと科学館で「いろ あはれなり」開催 日本の伝統色の世界を色あざやかな展示やワークショップで体感

港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

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港区立みなと科学館で、春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」が2026年6月7日(日)まで開催中です。日本の風土や四季、暮らし、文化の中から見いだされ、名づけられた「日本の伝統色」について、色あざやかな展示やさまざまな体験を通して知ることができます。

目次(index)

豊かであざやかな色の魅力を伝える企画展

生活を彩り、日常のさまざまな場面で重要な役割を果たしている「色」。古来より、日本人は四季の移ろいや自然、暮らしのなかから、独自の色彩を見出してきました。伝統色の名前やその由来からは、わずかな違いを丁寧に見つめてきた先人のまなざしが伝わってきます。

こうした繊細な色の感覚は、日本人の心に根ざす「もののあはれ」の精神とも深く結びついているといえます。「あはれ」とは、目に映るものや触れるものに心が動かされ、しみじみとわき上がる深い感動を指す言葉です。

「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」では、色が単なる装飾にとどまらず、豊かな四季のある日本の自然や暮らし、文化に深く関わってきたことを、さまざまな展示で紹介。さらに科学的な視点で色を理解することで、より豊かで鮮やかな色の魅力を体感できます。

日本の伝統色って?

港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

日本の伝統色とは、日本の風土や四季、暮らし、文化の中から見いだされ、名づけられた色のことです。「いろ あはれなり」ではその日本の伝統色のうち、特に自然との関係が深い150色の色名(しきめい)とその由来が紹介されます。

「利休」が付く色名は茶葉や抹茶のような渋みのある緑がかった色、「鼠」が付く色名はくすんだ彩度の低い色、など、伝統色の色名は決まった言い回しによってそのわずかな違いが表現されており、当時の人々の豊かな色彩感覚が反映されています。それらの伝統色を施した丸いパネルを並べ、会場を色鮮やかに彩ります。

色の組み合わせにも名前が!かさね色目(いろめ)の世界

港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

平安時代の貴族たちは、色の組み合わせにも四季折々の自然やその移ろいにちなんだ名前を付け、それを衣装にも取り入れました。紅葉が緑色から黄色、赤色へと移り変わる様を表現するため、衣装の表地に青色、裏地に朽葉色を組み合わせたかさねは「青紅葉(あおもみじ)」と呼びます。このように、色の組み合わせにまで四季や自然を表現しているのは、日本独自の文化といえるでしょう。この衣のかさねの代表的な衣装である十二単が展示され、幾重にも重なるあざやかな色の層を間近で楽しむことができます。

色が見えるしくみって?色料の三原色と光の三原色を体験

三原色と光の三原色/港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

人はどのようにして色を認識しているのか、目のつくりと色を識別するメカニズムが解説されます。
また、色を作り出す「色料の三原色」と「光の三原色」という二つの異なるしくみとその違いをパネルで図解。会場では、カラーフィルムやカラーライトをつかって、実際に「色を作る」体験ができます。

十二単の着付け実演やワークショップなど関連イベントも開催

特別実演「美しいかさねの装い ~十二単の着付け実演~」

十二単の着付け実演/港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

幾重もの衣が重なり、優美な「かさね色目」が完成していく十二単の着付け実演。平安から続く伝統の所作を間近で観ることができます。また、十二単の美しい色彩を形作る衣装「袿(うちき)」の羽織り体験も楽しめます。

  • 日程:2026年6月7日(日)
  • 時間:①13~14時 ②15時30分~16時30分
  • 場所:実験室
  • 料金:無料
  • 対象年齢:小学生以上
    ※小学校3年生以下は18歳以上の保護者同伴が必要
  • 参加方法:みなと科学館HPより事前申込

季節を感じる色あそび ~自分だけのアートフレームをつくろう~

自分だけのアートフレーム作り/港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

DICグラフィックス株式会社が提供する何百色ものカラーガイドの中から、季節や植物などイメージに合った色を見つけて、自分だけのアートフレーム作りに挑戦。色の奥深い世界を体験できます。

  • 日程:2026年5月31日(日)
  • 時間:①13~14時 ②15時30分~16時30分
  • 場所:実験室
  • 対象年齢:小学生以上
    ※小学校3年生以下は18歳以上の保護者同伴が必要
  • 参加方法:みなと科学館HPより事前申込
  • 料金:無料

季節を彩るカードをつくろう

カードの工作体験/験港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」(東京都/港区)

なぜソメイヨシノは春に咲くの?秋になるとイチョウはどのようにして黄色く変わるの?など、季節の植物に関するクイズにチャレンジしてみましょう。春の植物をモチーフにしたカードの工作も体験できます。

  • 日程:会期中毎日開催
  • 時間:10~18時(最終受付17時45分)
    ※所要時間は約15分
  • 場所:多目的ロビー
  • 料金:無料
  • 参加人数:1回につき5人程度
  • 対象年齢:どなたでも
  • 参加方法:随時受付

自然の中から見いだされ、暮らしや装い、ことばの中に息づいてきた「色」の多様な魅力を、みなと科学館で体感してみませんか?

港区立みなと科学館 2026 春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」

日程 2026年6月7日(日)まで
※4月13日(月)、14日(火)、5月11日(月)、12日(火)は休館
場所 東京都港区虎ノ門3-6-9 港区立みなと科学館
URL

https://sp.minato-kagaku.tokyo/event-2026springexhibition/

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