言葉を必要としない京都のシアター『ギア-GEAR-』って?子どもも大人も直感的に楽しめる

『ギア-GEAR-』©KISHI Takako
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京都・ART COMPLEX 1928で上演されている『ギア-GEAR-』は、2021年1月に観客動員数25万人を超えた人気エンターテイメント。 “ノンバーバル”というセリフを使わない演出で、小さな子どもから世代を問わず楽しめるステージになっています。子どもたちの感性を養い、情操教育にも最適な “日本発×日本初”の感動を京都で体験してみませんか。

目次(index)

観客を魅了する映像や光と連動した迫力のパフォーマンス

『ギア-GEAR-』©KISHI Takako

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ノンバーバル(=言葉に頼らない)シアター『ギア-GEAR-』がスタートしたのは2010年。京都でのロングラン公演は2012年4月に始まり、2020年8月からver.5.00にバージョンアップして上演されています。マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによるパフォーマンスが、光と映像と連動して生み出されるストーリーが、セリフはなくても伝わる感動に、観た人の97.2%が「おもしろかった」と回答しています。

ここをチェック!『ギア-GEAR-』4つのみどころ

『ギア-GEAR-』の舞台は人間型ロボット「ロボロイド」が働き続けている古い元おもちゃ工場。ある日かつてこの工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れ、ストーリーが展開します。魅力的なノンバーバル・シアター『ギア-GEAR-』のみどころを探ってみましょう。

1.仕掛けがいっぱいのリアルな舞台

“古い元おもちゃ工場”が目の前に!リアルな舞台セットは日本で唯一の舞台芸術専門の「第43回伊藤熹朔賞」を受賞した柴田隆弘氏が手掛けています。中には巨大ファンが設置されていて、ストーリーに連動し観客を巻き込んだ演出も見どころです。

『ギア-GEAR-』©INOUE Yoshikazu

©INOUE Yoshikazu

2.迫力満点!超絶パフォーマンスを間近に体感

ステージと客席の距離が近いのでパフォーマンスの迫力を存分に体感できます。ブレイクダンサー、マイム俳優、ジャグラー、マジシャン…キャスト全員が凄腕のプロフェッショナル。子どもたちの目も釘付けになること間違いなしです。

『ギア-GEAR-』©KISHI Takako

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3.最新技術を駆使した光と映像の演出

キャストのパフォーマンス、ストーリーを盛り上げるのが最大1600万色のレーザー光線による演出やプロジェクションマッピング。遠隔操作で自在に色が変わるLEDドレスなど、最新技術を巧みに使った演出も見逃せません。

『ギア-GEAR-』©KISHI Takako

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4.ノンバーバルで紡ぐ感動のストーリー

セリフを使わない「ノンバーバル」のステージでは、パフォーマーの表情やしぐさで物語が表現されます。わかりやすい演技で伝えられるので、小さな子どもにも外国の方にも楽しく見ることができます。

『ギア-GEAR-』©KISHI Takako

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毎月第1・3土曜の昼公演は未就学児OKの「キッズデー」

未就学児OKの「キッズデー」/『ギア-GEAR-』

“子どもたちにも舞台鑑賞の機会を”という思いから、毎月第1・3土曜の昼公演は、未就学の子どもも入場できる「キッズデー」を実施しています。背が低い子どもには席の高さを調整する特製シートを用意したり、わかりやすい観劇マナーの手引きや子ども向けのアンケート用紙を準備して、小さな子どもたちを迎えています。チケットの購入方法は公式サイトの「キッズデー」紹介ページをご覧ください。

子どもの好奇心を刺激し、感性を養うノンバーバル・シアター『ギア-GEAR-』。親子での感動体験はずっと記憶に残る1日になることでしょう。

『ギア-GEAR-』

会場 京都市中京区三条御幸町角 1928ビル3階 ART COMPLEX 1928(ギア専用劇場)
問合先 075-254-6520(通常開館 10~19時)
料金 大人S席7200円、A席5200円、B席3600円/小学生~高校生S席5200円、A席4200円、B席2600円/未就学児(4-6歳)全席共有1200円(第1・3土曜日昼公演のみ3歳以下も入場可)
時間 1日2公演 ※ホームページ公式カレンダー参照
アクセス 阪急電車河原町駅9番出口、または京阪電車三条駅6番出口から徒歩8分
駐車場 なし
URL

https://www.gear.ac/