西葛西駅前から旧江戸川まで東西約3kmにわたってたくさんの遊び場が連なっている、江戸川区の「総合レクリエーション公園」。子どもがおもいっきり水遊びを楽しめるスポットは、西葛西駅から徒歩圏内の「虹の広場」と、少し離れた「フラワーガーデン」にある「じゃぶじゃぶ池」の2カ所。水遊び情報はもちろん、複合遊具やポニー乗馬など近くの遊び場、バスや駐車場など各スポットへの行き方まで詳しくレポートします!
大きく2つのエリアに分けられ、水遊びスポットは各エリアにひとつずつ!
■水遊びの情報
- 期間:2022年7月1日~8月31日
- 時間:9~17時
- 料金:無料
- 定休日:無休※清掃のため使用できない場合あり
- 水深:虹の広場(噴水)20~25cm、フラワーガーデン5~25cm
- その他:オムツ着用不可、素足ではなくサンダル等着用のこと
全長約50mの壁から水が流れ落ちる「虹の広場」
毎年夏になるとたくさんの子どもたちで賑わう「虹の広場」。全長約50mの壁から流れ落ちる水をダイレクトに浴びて遊べる「壁泉」と、広場の中央にあり半球型の噴水を登ったり滑り降りたりできる「半球型の噴水」で水遊びが楽しめます。
「壁泉」は近くに来るとド迫力で、まるでナイアガラの滝のよう! 水しぶきから涼が感じられるのは、遊ぶ子どもを見ている大人にとってもうれしいポイントです。
水が落ちた先は2段式のプールのようになっていて、滝の下に入って水に打たれたり、じゃぶじゃぶ遊ぶことができます。水の深さは小さい子どもでも膝ぐらいまでなので安心!
さらに、滝の裏側が歩けるようになっていて、滝越しに見る広場の眺めもおもしろいです。「虹の広場」の名前の通り、晴れた日には滝に虹がかかることも!
そして、こちらが広場中央の「半球型の噴水」。天頂から水が流れ出ていて、ウォータースライダーのように滑り降りることもできます。寝転がっているだけでも気持ちよさそう!
円形の広場を囲うように植木とベンチが設置されていて、ちょうど木陰になるので休憩にぴったり。さらに、奥にはグリーンの屋根に覆われたスペースが設けられていて、机付きのベンチもあるのでお弁当を広げることもできます。
広場のトイレの前にはシャワー代わりに使える水場もあって便利ですよ!
「虹の広場」の近くにある、水遊び以外の遊具は?
西葛西駅からもっとも近く、「虹の広場」への途中にある「子供の広場」。2匹の恐竜遊具がランドマークで、地元では「恐竜公園」や「怪獣公園」の名で知られています。
小さめの複合遊具や、小さい子どもでも安心して楽しめるブランコもありますよ。
続いて、「虹の広場」から駅とは反対側の「新左近川親水公園」側に向かった先にある「新田の森公園」にも小さな遊具が。
さらにそこから道路を挟んですぐの「葛西防災公園」にも、比較的大型な複合遊具とザイルクライミングなどが設置されていますので、水遊びの後でこのあたりのエリアで遊ぶのもおすすめです。
花々に囲まれて水遊びできる「フラワーガーデン」の「じゃぶじゃぶ池」
花いっぱいの洋風庭園が広がり、「総合レクリエーション公園」の中心的エリアともいえる「フラワーガーデン」。
ガーデン内には大小さまざまな噴水も設置されています。
そして、水遊びが楽しめるのは、バラ園に囲まれた「泉の広場」の噴水と噴水を結ぶ「じゃぶじゃぶ池」。
水深は足首ぐらいなので、どちらかといえば赤ちゃんや靴だけ脱いで軽く水遊びしたい人向けです。
水が流れ落ちる階段もあって楽しいです。ただし噴水の中は膝丈ぐらいまであって深いので、小さな子どもが間違って入ってしまわないように注意してくださいね。
周辺にはグリーンカーテンなどで木陰が作られたベンチもたくさん。特に「じゃぶじゃぶ池」からすぐの場所に水路に沿って設置された写真のベンチが、水遊びする子どもが目の届く範囲でひと休みできるのでおすすめです。
バラ園の見ごろは春と秋。しかし写真のように、遅咲きの春バラや早咲きの秋バラなどが夏でも少し咲いていたり、バラ以外も植えられているので水遊びと一緒に観賞してみて。
「フラワーガーデン」の近くには、アスレチックやBBQ、ポニー乗馬も!
「フラワーガーデン」の近くにも遊び場がたくさんあります。まずは環七通りを挟んで反対側すぐにある、「ファミリースポーツ広場」の複合遊具。
続いて「ファミリースポーツ広場」と逆の隣にある「富士公園」には、炊事場やかまどを備えたバーベキュー場(10~16時、予約制)もあります。
「富士公園」にはフィールドアスレチックやすべり台、砂場もあるので合わせて遊んでみてくださいね。
「富士公園」のさらに先にあり、旧江戸川に隣接する「なぎさ公園」には、ポニーランドがあります。ポニーの乗馬体験(10時~11時30分と13時30分~15時の1日2回で、7月15日~9月15日は午前のみ。月曜(祝日の場合は翌日)はお休み)が無料でできるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
「フラワーガーデン」~「富士公園」~「なぎさ公園」には、園内周遊バスの「パノラマシャトル」が走っています。夏季の平日はだいたい1時間に1本、土・日曜、祝日は1時間に2~3本運行されているので、広い園内の移動にぜひ利用してみましょう。料金は1回大人(中学生~65歳未満)200円、子ども(3歳~小学生)・シニア(65歳以上)100円。その他に平日のみ使用可能な1日券や、1回あたりの料金が少しお得になる回数券も販売されています。
バスや地下鉄など、公共交通機関でのアクセスは?
とても広い公園なので、どこに行くか、どこから帰るかによってアクセス方法も変わります。まずは園内マップで各スポットとの位置関係をおさらいしましょう。
水遊びができる「虹の広場」も含め、「子供の広場」から「葛西防災公園」までは、東京メトロ東西線西葛西駅から徒歩圏内。所要時間はそれぞれ「子供の広場」(徒歩3分)、「虹の広場」(徒歩7分)、「新田の森公園」(徒歩12分)、「葛西防災公園」(徒歩14分)です。
しかし、「新田の森公園」や「葛西防災公園」で遊んでいて、夏の炎天下のなか、子どもと一緒に10分以上の徒歩移動は大変というファミリーもいるはず。その場合は写真の「新田住宅バス停」など、「葛西防災公園」から公園沿いに西葛西駅まで続く「虹の広場通り」にバス停がいくつかあるので利用しましょう。ほぼ10分おきに来る西葛西駅前行きをはじめ、錦糸町駅や船堀駅、両国駅、亀戸駅があり、逆方面では葛西臨海公園駅に向かうバスも1時間に2~3本ありますよ。
次に、「じゃぶじゃぶ池」がある「フラワーガーデン」の最寄りは、写真の通り次から次へとバスがやってくる環七通りの「総合レクリエーション公園バス停」。都バスと京成バスが運行する「シャトル★セブン」の両方のバス停で、都バスでは葛西駅、船堀駅、一之江駅、葛西臨海公園駅、「シャトル★セブン」では小岩駅や亀有駅、葛西臨海公園駅、東京ディズニーリゾートからもアクセスできるなど、本数も多く、もっとも便利なバス停です。
「フラワーガーデン」と「富士公園」の間の通りにも「富士公園前バス停」があり、葛西駅とを結ぶ路線が走っていますが、平日のみの運行で本数も少ないです。
「富士公園」や「なぎさ公園」まで足をのばした場合は、前述の「パノラマシャトル」を使って「フラワーガーデン」の「総合レクリエーション公園バス停」を利用するほか、「富士公園」と「なぎさ公園」の間の通りにある「なぎさニュータウンバス停」も便利。葛西駅、西葛西駅、船堀駅、葛西臨海公園駅などと結ぶ路線が高頻度で運行されています。
駐車場は7カ所プラスワン!近くの駐車場をうまく活用しよう
園内に7カ所設けられた駐車場の金額は、いずれも最初の1時間200円、以降1時間ごと100円です。
「虹の広場」で遊ぶ場合は、すぐ近くの「虹の広場通り」沿いに「虹の広場駐車場」がありますが、台数は10台強と少なめ。周辺にコインパーキングも多くあるので、空いていなかったらそちらを利用しましょう。
「フラワーガーデン」の「じゃぶじゃぶ池」で遊ぶ場合、「フラワーガーデン」内にも駐車場がありますが、分かりやすさでいうと環七通りを挟んですぐ反対側にある「ファミリースポーツ広場駐車場」がおすすめ。駐車後、環七通りを渡る交差点にはコンビニもあり、買い出しもラクラクです。
そしてこちらが「フラワーガーデン駐車場」。裏路地にあるので少々分かりづらいですが、「ファミリースポーツ広場駐車場」がいっぱいだったらこちらに駐めましょう。
最後に、1日めいっぱい「総合レクリエーション公園」で遊びたいという家族におすすめなのが、園の中央を通る「新左近川親水公園」の駐車場。ちょうど真ん中にあるので、少し遠いですがいずれのエリアにもアクセス可能です。「総合レクリエーション公園」内の7カ所の駐車場とは別ですが、料金も同じ最初の1時間200円、以降1時間ごと100円。
さらに、スポーツパークのグラウンドの下に設けられた駐車場なので半地下のようになっているのも、特に夏おすすめの理由。車に戻ってきたときに直射日光で車内が熱々になってしまうことを防げます。とても広い駐車場なので、いっぱいになることもまずありません。
2カ所の水遊びスポットをはじめ、楽しい施設が盛りだくさんの大きな公園なので、よくばり家族さんはぜひ利用してみてくださいね。
●総合レクリエーション公園(そうごうれくりえーしょんこうえん)
住所 | 東京都江戸川区西葛西6丁目11番から南葛西7丁目3番 |
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問合先 | 03-5662-1934(江戸川区環境部水とみどりの課みどりサービス第二係) |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | 無休 |
URL |
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