【イベントレポート】親子経済教室!東京証券取引所×るるぶKids読者限定イベント<るるぶKids体験便>

東京証券取引所×るるぶKids限定イベント 親子経済教室

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本物体験をお届けする「るるぶKids体験便」第一弾は、東京証券取引所プロデュースによる親子経済教室。2024年8月6日(火)に15組のるるぶKids読者の親子を迎えて行われました。経済や株式の仕組みを楽しく学び、ニュース番組でもおなじみの場所・東証Arrowsを見学。普段取引が行われているリアルな場所での本物体験に、子どもたちは好奇心いっぱい!当日のイベントの様子をお届けします。

目次(index)

経済をわかりやすく学べる「シェア先生の親子経済教室」

東京証券取引所(東京都/中央区)

東京・日本橋兜町にある東京証券取引所は、日本最大の証券取引所。上場企業約3900社の株式が取引される経済の心臓部といわれる場所です。

親子経済教室の様子/東京証券取引所(東京都/中央区)

東京証券取引所が学校の長期休み期間に行っている「シェア先生の親子経済教室」は、毎回募集が殺到する人気イベント。今回は小学4年生以上を対象に、るるぶKids読者限定で募集が行われました。応募倍率はなんと10倍以上!抽選で当たったラッキーな親子15組が招待されました。

親子経済教室の様子/東京証券取引所(東京都/中央区)

“シェア先生”として登場するのは、東京証券取引所の社員の方。「SHARE(シェア)」という言葉は、「共有する・分かち合う」という意味のほかに「株式」という意味もあるのだそう。その言葉通り、楽しい時間を分かち合いながら、経済や株式のことを子どもにもわかりやすく、自分ごととして捉えられるように身近な例を挙げて伝えてくれます。

親子経済教室の様子/東京証券取引所(東京都/中央区)

社会で働く大人でも、「経済って何?」「株式って何?」という質問に明確に答えるのは難しいもの。親子経済教室では、プロジェクターに図解やイラストを投影させながら、先生がわかりやすく講義。「資源ってどんなものがあるかな?」と、親子で話し合うシンキングタイムを設けた後、参加者のお子さんにマイクを向けて答えてもらう一幕もありました。

親子経済教室の様子/東京証券取引所(東京都/中央区)

経済活動について学んだ後は、株式についての講義です。はじめに、中学生の女の子がお菓子会社を作るまでの3Dアニメを鑑賞。その後、社長役、株主役として3人の子どもに登壇してもらい、ワーク形式での授業が進められました。お金や株式、配当金をあらわしたフリップを使って株式の仕組みを学びます。社長や株主になったつもりでワークをすることで、それぞれの視点から見た株式のいい点・注意する点がよくわかったのではないでしょうか。

親子経済教室の様子/東京証券取引所(東京都/中央区)

最後に先生から「何歳から株式の売買ができるでしょうか?」というクイズが出され、「答えは0歳です(保護者の管理のもと)」という正解を聞くと、会場にはどよめきが!子どもの意思だけで実際に株式を売買するのは難しいかもしれませんが、親子で一緒に興味のある会社の株価の動きを記録したり、株式の売買シミュレーションをしたりというのも金融教育になりますね。

親子経済教室でもらえる修了証書とお土産/東京証券取引所(東京都/中央区)

講義終了後は、先生から修了証書が贈られました。お土産として、日本取引所グループ(JPX)オリジナルのクリアファイルやノート、ボールペンなどもプレゼント。

親子経済教室でもらえる「自由研究シート」/東京証券取引所(東京都/中央区)

るるぶKids編集部からは「自由研究シート」を配布。おうちに帰ってからチャレンジできるワークもあり、そのまま学校の自由研究としても提出できます。

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見たことある!「東証Arrows見学ツアー」

「東証Arrows見学ツアー」/東京証券取引所(東京都/中央区)

イベントの後半は東証Arrowsの施設見学ツアーです。ガイドさんの解説を聞きながら、2階の見学回廊を歩いてめぐります。

「マーケットセンター」の見学/東京証券取引所(東京都/中央区)

回廊の窓からはニュース番組でよく見る「マーケットセンター」が一望できます。直径17m、高さ10mの円筒形のマーケットセンターは、株式市場の監視を行っているところ。ガラス張りなのは市場の透明性、公平性のシンボルだからなのだそう。

円筒形の電子表示「チッカー」/東京証券取引所(東京都/中央区)

円筒形の上部でくるくると回っている電子表示は「チッカー」という名前。売買が成立した銘柄名・株価・前日の終値との比較が次々と表示されます。回転の速さは全部で4段階。売買が盛んにおこなわれていると回転スピードが上がります。この日は1番速いスピードで回っていました。

「マルチディスプレイ」/東京証券取引所(東京都/中央区)

「マルチディスプレイ」では東京証券取引所の市場に関するさまざまな情報をリアルタイムで表示。マルチディスプレイを見ると、投資をするときの参考になる株価指数のTOPIX、日経平均株価、おもな会社100銘柄の株価、業種別指数などがわかります。

イベント前日の8月5日は日経平均株価が急落した日でした。翌日である8月6日はその反動で株価は上昇。前日よりも株価が上がっていることを示す赤い数字の表示が目立ちました。

「オープンプラットフォーム」/東京証券取引所(東京都/中央区)

エスカレーターで中2階に下りたところは、「オープンプラットフォーム」です。マーケットセンターをバックに記念写真を撮ることができます。

新規上場セレモニーで鳴らす「上場の鐘」/東京証券取引所(東京都/中央区)

新規上場セレモニーで鳴らす「上場の鐘」も展示されています。実際に鐘を鳴らすことはできませんが、写真撮影は自由にOK。将来、自分の会社が上場する日を夢見て記念にパシャリ!

東京証券取引所×るるぶKids限定イベント 親子経済教室

最後は参加者揃って記念撮影。その後も、参加した子どもたちからはガイドさんに質問が続出していました。「自分も経済に参加しているんだ」、「社長になって会社を作ってみたい」、「応援したい会社を見つけてみよう」という感想を持つ子も多かったのではないでしょうか。

東京証券取引所では予約不要の自由見学も!

東証Arrows/東京証券取引所(東京都/中央区)

東証Arrowsは、土日祝や年末年始を除く9時~16時30分に、予約不要で自由に見学することできます。また、予約すれば約60分の案内付き見学ツアーにも参加可能。なんとすべて無料なのだそう!

東証Arrows見学/東京証券取引所(東京都/中央区)

1階には日本の証券市場や東京証券取引所の歴史を展示・解説したコーナーがあり、2階の見学回廊からはマーケットセンターが見られます。壁には東証の歴史がわかる写真パネルの展示も。

東証Arrows 1階グッズコーナー/東京証券取引所(東京都/中央区)

見学後は1階のグッズコーナーで、お土産を買って帰りましょう。おすすめは、マーケットセンターをモチーフにしたマスコットキャラクター・あろーずくんの缶バッジ(200円)などが当たるガチャガチャ!何が出てくるかはカプセルを開けてからのお楽しみ!ぜひ一度見学に訪れてみてくださいね。

»「スクールマネ部!なるほど!東証経済教室」公式サイト

参加者のみなさま、ご参加いただきありがとうございました。るるぶKidsでは、“普段はできない本物体験”を親子で楽しめる「るるぶKids体験便」を今後もどんどん開催予定!ぜひお楽しみに♪

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