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今だけ!よみうりランドの2つの観覧車を解説!イルミネーションも満喫する回り方も

ジュエルミネーションが華やかに輝く園内/よみうりランド(東京都/稲城市)
2台の観覧車が並ぶ園内ではジュエルミネーションが華やかに輝きます

佐々木隆のアイコン佐々木隆

遊園地「よみうりランド」に新観覧車「Sky-Go-LAND」が2024年10月24日オープン!2025年1月13日までの期間限定で観覧車が2台並ぶ“ツイン観覧車”を体験できます。ツイン観覧車の魅力や景色、夜に楽しめるイルミネーション「ジュエルミネーション」を詳しく解説するほか、子連れでどちらも満喫するための回り方も紹介します。

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目次(index)

期間限定!2025年1月13日までのツイン観覧車

新しい観覧車「Sky-Go-LAND」は、よみうりランド開園60周年記念で新設されたものです。新観覧車「Sky-Go-LAND」と、以前からある大観覧車の2つが同時に楽しめる“ツイン観覧車”について詳しく魅力を解説します。ツイン観覧車を体験できるのは2025年1月13日までの約2カ月間。2台あると何がスペシャルになるのでしょうか。他の遊園地ではなかなかできない貴重な体験、ぜひ楽しんでみてください。

【観覧車データ】どうして観覧車が2台もあるの?

昼間のツイン観覧車/よみうりランド(東京都/稲城市)

2台の観覧車が近くに並んでいるため“今だけ”の意味・魅力があります

1つの遊園地に2つの観覧車が存在したことは、そうありません。10年以上前「東武動物公園」に新しい観覧車ができたとき、少しの間、観覧車が2つになりましたが、やがて1つは撤去され、現在は1つだけです。このように、新観覧車がオープンするとき一時的に2つになることはあるのでしょうが「よみうりランド」の場合、2つの観覧車の場所がとっても近いので、その意味・魅力が増しています(東武動物公園は2つの観覧車は離れた場所にありました)。

それでは、まず2つの観覧車のデータをチェックして、それぞれ、乗ったときの昼の風景や夜景について紹介します。

●新観覧車

  • 【名称】Sky-Go-LAND(スカイゴーランド)
  • 【営業】2024年10月24日から
  • 【高さ】59m
  • 【定員】1台4名×ゴンドラ42台
  • 【所要】約14分
  • 【制限】なし(5歳未満は要付添)
  • 【料金】800円(ワンデーパス利用可)

●以前からある観覧車

  • 【名称】大観覧車
  • 【営業】1980年4月30日~2025年1月13日
  • 【高さ】59m
  • 【定員】1台4名×ゴンドラ46台
  • 【所要】約11分
  • 【制限】なし(5歳未満は要付添)
  • 【料金】800円(ワンデーパス利用可)
新観覧車のゴンドラ/よみうりランド(東京都/稲城市)

新観覧車「Sky-Go-LAND」のゴンドラはすべて車イスで乗車できて冷暖房完備です

オープニングセレモニーの様子/よみうりランド(東京都/稲城市)

オープニングセレモニーの様子。遊園地のマスコットキャラクター「グッド」と「ラッキー」もかけつけました

【昼の大観覧車から】新観覧車を見下ろせる!?

「観覧車を見下ろす」というアングルは通常は体験できません。大観覧車は新観覧車「Sky-Go-LAND」より少し高台にあるため、大観覧車に乗ると、新観覧車「Sky-Go-LAND」を見下ろす角度で見ることができます。そして、背景には遊園地内、遠くには東京都心のビル街が一面に広がるという、なかなか見られない絶景を堪能できますよ。

大観覧車から見える新観覧車/よみうりランド(東京都/稲城市)

少し下の目線に新観覧車「Sky-Go-LAND」が見えます

大観覧車から見える新観覧車と都心の風景/よみうりランド(東京都/稲城市)

新観覧車「Sky-Go-LAND」のゴンドラにズームすると、向こうに見える都心の風景とのコントラストが見事です

新観覧車とコースター「バンデット」/よみうりランド(東京都/稲城市)

新観覧車「Sky-Go-LAND」の向こうにはコースター「バンデット」のコースも見えます。乗車中、コースターが走っているシーンが見られる場合も多数

【夜の大観覧車から】新観覧車とジュエルミネーションを見る

夜になると手前の新観覧車「Sky-Go-LAND」とジュエルミネーション全景、そして遠くの街の灯りというコラボが幻想的です。なお、新観覧車「Sky-Go-LAND」は大観覧車から見える角度ではあかりは点灯しないようです。

「バンデット」全コースのレイアウトとジュエルミネーション/よみうりランド(東京都/稲城市)

「バンデット」全コースのレイアウトやジュエルミネーションが、より華やかに見えます。

ジュエルミネーションの光/よみうりランド(東京都/稲城市)

遠くの街の灯りとジュエルミネーションの光。これは必見です

【昼の新観覧車から】新ゴンドラと景色をチェック

では、新しい観覧車「Sky-Go-LAND」に乗ってみましょう。まずゴンドラの広さにビックリ。オープニングセレモニーで、よみうりランドの社長さんが「社長室にしようかと思った」というくらいの快適さです。車いすなどに対応したバリアフリー設計で、日本初の換気機能付きの冷暖房完備。なかなかの優れものなのです。景色としては、大観覧車と立っている角度がほぼ同じなので、遊園地内の風景と遠くに都心のビル街、という大観覧車の風景を踏襲しています。

新観覧車から大観覧車を見た景色/よみうりランド(東京都/稲城市)

新観覧車「Sky-Go-LAND」から大観覧車を見た景色

新観覧車の広いゴンドラ内/よみうりランド(東京都/稲城市)

広いゴンドラ内で子連れにも助かります。窓も広く景色を堪能できます

【夜の新観覧車から】ジュエルミネーションの全景を一望

夜の新観覧車「Sky-Go-LAND」から見るジュエルミネーションの景色は圧巻です。観覧車自体にも483灯のLED照明が装備され、ジュエルミネーションをはじめ、さまざまな季節のイベントに華をそえるでしょう。

ジュエルミネーションの全景/よみうりランド(東京都/稲城市)

ジュエルミネーションの全景を見渡すのは新観覧車「Sky-Go-LAND」がおすすめ

冬の風物詩「よみうりランド ジュエルミネーション2024」

恒例となったジュエルミネーション。今回のテーマや見どころ、おすすめの夜景やスポットをお届けします。

【イルミネーションデータ】開園60周年を祝って

ツイン観覧車も入ったジュエルミネーションの全景/よみうりランド(東京都/稲城市)

ツイン観覧車も入ったジュエルミネーションの全景

今回で15シーズン目となるジュエルミネーション。世界で活躍する照明デザイナー石井幹子(いしいもとこ)氏のプロデュースにより「LIGHT is LOVE ~ダイヤモンド60セレブレーション~」というテーマで春まで開催しています。やはり、期間限定のジュエルミネーションとツイン観覧車の共演が最大の目玉。開園60周年にちなみ“結婚60周年”を祝う“ダイヤモンド婚”からダイヤモンド・ジュエリーカラーが新登場しています。

●よみうりランド ジュエルミネーション2024

  • 【テーマ】LIGHT is LOVE ~ダイヤモンド60セレブレーション~
  • 【期間】2025年4月6日まで(休園日・非開催日あり)
  • 【時間】16時~20時30分(時期により異なる)※公式サイト参照
  • 【チケット】ワンデーパス、アフターパス、入園券で観賞可能
点灯式の様子/よみうりランド(東京都/稲城市)

点灯式には、タレントのおのののかさんと競泳 塩浦慎理選手夫妻と娘さんも登場。グッド&ラッキーとともに祝いました

【おすすめ夜景】ツイン観覧車とジュエルミネーション

今回の目玉であるツイン観覧車を含んだジュエルミネーションの風景をいくつか。背景に2つの観覧車があるイルミネーションはとても美しく感動的です。

ライトアップされた「メリーゴランドドッグ」/よみうりランド(東京都/稲城市)

ライトアップされた「メリーゴランドドッグ」の背景に2つの観覧車

ツリーとツイン観覧車/よみうりランド(東京都/稲城市)

ツリーの向こうにツイン観覧車。2つの観覧車とも「よみうりランド」のロゴがなるべく見えるように撮りたいですね

全長180mの光の並木道「セレブレーション・プロムナード」/よみうりランド(東京都/稲城市)

全長180mの光の並木道「セレブレーション・プロムナード」。ツイン観覧車の前を、上昇するコースター「バンデット」と京王よみうりランド駅と遊園地を結ぶゴンドラ「スカイシャトル」が過ぎていきます

新観覧車(手前)と大観覧車(奥)/よみうりランド(東京都/稲城市)

手前に新観覧車、奥に大観覧車。違ったイルミネーションの2基両方を撮れるのは「セレブレーション・プロムナード」の坂を上がりきったあたりです

【おすすめスポット】光のトンネルとキャンドルと噴水ショー

ツイン観覧車以外のジュエルミネーション、おすすめスポットは、光のトンネル「クリスタル・パサージュ」、60周年を記念したキャンドルに見立てた「60thセレブレーション」、幅60m高さ15m噴水238本の大迫力「噴水ショー」です。

トンネル「クリスタル・パサージュ」/よみうりランド(東京都/稲城市)

奥行きがあって「どこまでも続いてほしい」と思うような光のトンネル「クリスタル・パサージュ」

「60thセレブレーション」/よみうりランド(東京都/稲城市)

流れるプールに60本のキャンドルが登場。水面も美しく彩る「60thセレブレーション」

「噴水ショー」/よみうりランド(東京都/稲城市)

「噴水ショー」は、写真の「ラ・フォンテーヌ」と「ジュエル・フェスティバル」、1日2回限定で「光と影のダンスショー シルエット」を15分ごとに上演します

子連れにおすすめ!この冬の「よみうりランド」の回り方

最後に子ども連れにおすすめの、冬の「よみうりランド」の回り方、モデルコースをご紹介します。夜までいたいので、入園はお昼くらいからのほうがいいかもしれません。

【1】お昼に入園してすぐ2つの観覧車に乗る

午後一番くらいに入園し、最初に2つの観覧車に乗りましょう。そもそも、遊園地で最初に観覧車に乗るのはおすすめなんです。それは園内を見渡せるから、どのへんに何があって、というチェックや「あれ、おもしろそうだね~」のような、その日の準備にピッタリ。2つの観覧車はすぐ近くにあるので、ぜひ2つとも体験してみてください。

2つの観覧車とコースター「バンデット」/よみうりランド(東京都/稲城市)

2つの観覧車とコースター「バンデット」。正面入園口から入って左側を見ると、この光景が広がります

【2】午後は体感エリア「グッジョバ!!」で遊ぶ

観覧車を体験したあとは、ものづくり体感エリア「グッジョバ!!」のアトラクションを中心に遊ぶのがおすすめ。「スプラッシュU.F.O.」「ファイト イッパーツ!」など、日清食品、大正製薬、コクヨ、日産といった、見たこと聞いたことのある企業とコラボしたアトラクション17種を体験できますよ。

「グッジョバ!!」入口にあるオブジェ/よみうりランド(東京都/稲城市)

「グッジョバ!!」入口にあるオブジェ。ここだけで1日遊べるほどの充実度です

【3】夕方からは「ジュエルミネーション」

日が暮れてきたら「グッジョバ!!」にもイルミネーションが輝き始めます。隣のプールエリアでは17時から15分おきに噴水ショーを開催。まずはショーを見て、キャンドルのようなオブジェが並ぶ「60thセレブレーション」や光のトンネルなどを通り抜けて、光り輝く2つの観覧車方面へ向かいましょう。途中、夕食を食べるのもいいですね。

ランドドッグオブジェ/よみうりランド(東京都/稲城市)

「メリーゴーランドドッグ」の近くにあるランドドッグオブジェは記念撮影に最適です

「レストラン Goodday」のハートのチーズハンバーグ&オムライス /よみうりランド(東京都/稲城市)

「レストラン Goodday」のハートのチーズハンバーグ&オムライス 1250円。店の場所は「メリーゴーランドドッグ」近くです

【4】最後に夜の観覧車にも乗って帰ろう

ジュエルミネーションと夕食のあとは“夜の観覧車”に乗って、今日のファイナル。昼とは違う風景、しかもジュエルミネーションの全景を見渡せて感動しますよ。遠くに見える東京の夜景も素敵。最高の思い出になること間違いなしです。

夜のツイン観覧車/よみうりランド(東京都/稲城市)

ライティングの感じも異なるツイン観覧車。右が新観覧車「Sky-Go-LAND」、左が大観覧車です

ツイン観覧車、一生に何度も体験できるものではないので、ぜひとも、この冬に親子で体験してみてください。特に、大観覧車から新観覧車を見るのがおすすめです。そして、ジュエルミネーションもあわせて楽しんでくださいね。

よみうりランド

よみうりらんど

住所 東京都稲城市矢野口4015-1
問合先 044-966-1111
料金 【入園料】大人1800円/中学・高校生1500円/3歳~小学生1000円/65歳以上1000円【ワンデーパス(入園+アトラクション乗り放題)】大人5800円/中学・高校生4600円/小学生4000円/3歳以上幼児2400円/65歳以上4000円 ※3歳未満無料
営業時間 日により異なる(公式サイト参照)
休み 公式サイト参照
アクセス 【公共交通】京王線京王よみうりランド駅→ゴンドラで5~10分
【車】中央道稲城IC→都道124号経由で2km
駐車場 2000台(有料)
URL

https://www.yomiuriland.com/

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。