旭山動物園で動物の自然な姿が見られる！おすすめエリアを紹介

日本最北にある動物園「旭山動物園」。一時は閉園の危機に見舞われながら復活を成し遂げ、一気に人気の観光スポットになりました。独自の動物たちの見せ方やふれ合い方の提案で、今では国内のレジャー施設でトップクラスの人気を誇っています。動物たちの自然に近い行動を観察できる貴重な施設は、見応え抜群です。

それでは、旭山動物園のおすすめエリアをチェックしていきましょう。

旭山動物園にある動物施設の紹介

たくさんの施設がある旭山動物園。その中でも、子供から大人まで楽しめる人気の施設をご紹介します。

水中トンネルに驚く！「ぺんぎん館」

2000年9月にオープンした「ぺんぎん館」の魅力は、なんといっても水中トンネルです。水中トンネルは、360°見渡せる水槽となっていて、上に目を向ければ頭上に泳ぐペンギンの姿を見ることができます。ぺんぎん館では、キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンと4種類のペンギンを観賞できます。

そして、毎年、冬の雪の時期には「ペンギンの散歩」が催されます。ペンギンが園内をテクテクと歩く姿はとてもキュート！その距離は500mほどですが、時間は40分近くかけてゆっくりと歩いていきます。中には、雪の上を滑って移動するペンギンがいて、その様子は見ていて心がなごみますよ。

ペンギンの散歩は、ゲートを開けてペンギンが出てきたときのみ行われます。毎日決まって行われるわけではなく、かわいいペンギンの気分次第といったところもご愛嬌。

もふもふでかわいらしさ満点！「ほっきょくぐま館」

2002年9月にオープンした「ほっきょくぐま館」。特徴は、堀が造られた檻のない放飼場です。遮る物がなく、ホッキョクグマを存分に観賞することができますよ。間近で見ると迫力がありながらも、もふもふでかわいらしさ満点です！併せてチェックしたいのが「巨大プール」です。ホッキョクグマのダイナミックなダイブや、悠々と泳いでいる姿を観察することができます。

そして、ホッキョクグマの「もぐもぐタイム」は大人気！水中にエサがまかれるので、あまり見ることができないホッキョクグマの俊敏な動きが見られるでしょう。

縦横無尽に移動！「おらんうーたん館」

「おらんうーたん館」は屋内施設なので、天候に左右されずにいつでも楽しむことができます。7mの高さからロープやハンモックが吊るされていて、ロッククライミング用のホルダーが壁にあるため、縦横無尽に移動するオランウータンを見ることができますよ！

泳いでいる姿は必見！「かば館」

「かば館」で見応えがあるのが、カバの泳ぐ姿です。これは、動物本来の行動をうまく見せてくれる旭山動物園ならではの光景です。カバが泳いでいる様子は、まるで空中を飛んでいるようで、新たな一面を発見できるでしょう。

「もぐもぐタイム」で新しい発見ができる！

「もぐもぐタイム」は、飼育担当者がそれぞれの動物にエサをあげる時間のこと。動物ごとにエサのあげ方が違うので、新しい発見ができるイベントとなっています。そして、「なるほどガイド」の時間になると、飼育員が動物の特性などを解説してくれるので、知識が深まります。

もぐもぐタイム、なるほどガイドのスケジュールは当日発表となり、園内や公式サイトで確認ができますよ！

かわいい小動物にふれる！「こども牧場」

旭山動物園で、動物とふれ合うことができるのが「こども牧場」です。夏は屋外、冬は屋内と、一年を通して楽しめるアトラクションです。ウサギやモルモットにさわることができ、動物が持つ温もりを感じ、習性を観察できます。

夏限定の「夜の動物園」

毎年、夏のお盆の時期に開催されるのが「夜の動物園」です。開園時間が延長されて、21時まで楽しむことができます。期間中は屋台が出たり、飼育員によるガイド「ナイトウォッチング」があったりと、いつもと違う雰囲気になります。

冬限定の「雪あかりの動物園」

冬の時期には、旭山動物園は「雪あかりの動物園」になります。園内にはアイスキャンドルが飾られて、美しい雪景色とともに幻想的な雰囲気が広がります。

期間は毎年2月の上旬になりますので、公式サイトで最新の情報をご確認ください。

家族にうれしい貸出しもあり！

旭山動物園では、雨傘、ベビーカー、車いすの無料貸出しが行われます。数に限りはありますが、困ったときは利用してみてください。

家族で思う存分、旭山動物園の自然な姿の動物たちの魅力を味わってください！

旭川市旭山動物園