那須千本松牧場(栃木県那須塩原市)について、子ども連れの楽しみ方から牧場グルメ、季節の体験、お土産まで徹底紹介!広大な敷地内では、動物とのふれあいや乗馬、サイクリング、手作り体験、キッズパークの遊具、温泉など1日たっぷりと楽しめます。入場料・駐車料ともに無料で、西那須野塩原ICから約2分と近いので、短時間の立ち寄りにも便利ですよ。

那須千本松牧場ってどんなところ?所要時間は?

那須千本松牧場の始まりは明治26年(1893)。明治の元勲・松方正義公が欧米式の農場を開いて以来、130年以上にわたって那須の自然とともに歩んできました。東京ドーム176個分という広大な敷地では約500頭の乳牛を育て、現在も土づくりから牧草づくり、牛の飼育、乳製品づくりまで一貫して取り組んでいます。

入場料も駐車料も無料なので、ソフトクリームや食事だけが目的の立ち寄りもOK。動物とのふれあいや乗馬、サイクリングなど気になる体験を組み合わせて自由に過ごせます。所要時間は、足早に回って1~2時間、普通に回れば3時間~半日、動物ふれあいや乗馬、サイクリング、温泉なども楽しむなら丸1日滞在しても十分遊べます。

牧場が大切にしているのが「循環型酪農」。牧場で育てた牧草やデントコーンなどを牛の飼料にし、牛の排泄物を堆肥の原料として再び土づくりや牧草づくりへ生かすサステナブルな循環型酪農を続けています。さらに、生乳の生産から乳製品の加工・販売、観光までを牧場内でつなぐ、酪農・加工・観光が一体となった「6次産業化」に取り組んでいます。

2024年10月にはファームショップとファームレストランを先行リニューアル、2025年4月には「千本松テラス」や「温泉じゃぶじゃぶ池」、「千本松オープンカフェ」などを加えてグランドオープンし、約40年ぶりとなる大規模リニューアルが完成しました。地域の生産者やアーティストとの連携も進め、牧場と地域の魅力を一緒に発信する情報発信拠点を目指しています。

雨の日は、屋内のバター作りやジェルキャンドル作り、ファームレストラン、ファームショップ、千本松温泉などを中心に楽しむのがおすすめ。屋外アクティビティは天候により休止する場合があるため、当日の施設状況を確認してから回りましょう。
アクセスは?ICからすぐ&駐車場無料

車なら東北自動車道西那須野塩原ICから約2分とアクセス良好。普通車1200台以上を収容できる大型駐車場があり、駐車料金は無料です。那須高原や塩原温泉と組み合わせて立ち寄りやすいのも魅力です。
電車の場合はJR那須塩原駅から車で約20分。JR西那須野駅からはJRバス関東「塩原温泉バスターミナル」行きで約15分、「千本松」下車でアクセスできます。
7種類、約100頭が暮らす「どうぶつふれあい広場」へ

牧場内の「どうぶつふれあい広場」は、有料エリア。ウサギやモルモット、ヤギ、ヒツジ、子牛、アルパカ、エミューの7種類・約100匹の動物たちが暮らしています。

入場料は小学生以上500円、3歳~未就学児200円、3歳未満無料。入口横の券売機で入場券を購入してから広場へ入ります。

まずは入口すぐにある販売所で、動物のエサを購入しましょう。エサは1個100円で、牧草とペレット(アルファルファという牧草を細かくして固めた動物のおやつ)が用意されています。それぞれ食べてくれる動物が説明してあるので、よく読んでから買いましょう。

まずは子牛から。千本松牧場ではホルスタイン種を約500頭も飼育していて、1日約7~9トンもの生乳を搾乳しているそう!

ウサギやモルモットが住む小屋は屋内なので、雨の日でも楽しめます。ウサギはたれみみうさぎ、ジャンボうさぎ、ミニウサギなど約20羽。エサやりのほか、そっと撫でてあげてふれあいもOKです。

奥のスペースにはかわいらしいモルモットたちが待っています。こちらもエサをあげたり撫でてあげたり、小さいので幼い子どもでも安心してふれあいできますね。

ヤギやヒツジにもエサやり可能。かわいい姿を間近で観察することができるほか、ヤギはエサを持っていなければ、柵の中に入ってふれあうこともできます。

さらにユニークなのが、ヒツジやヤギと一緒に広場内を歩ける「場内おさんぽ」。料金は15分500円で、リードを持って芝生の上をお散歩できます。リードは2本用意されているので、どちらかは必ず大人が持ちましょう。大きなヒツジを自分で連れて歩く体験は、子どもにとっても印象に残りそうですね。
※動物の体調などによって休止する場合あり

広場の中央付近には、屋根付きの休憩スペースもあります。動物たちを眺めながらベンチでひと休みできるので、小さな子ども連れでも自分たちのペースで楽しめますよ。
子どもも楽しめる乗馬体験

乗馬は子ども向けから経験者向けまでプランが充実。入場・駐車場無料なので、乗馬体験目当ての訪問も可能です。パドックを1周する乗馬一周(引き馬)のほか、牧場内を馬に乗って散歩する外周1kmコースもおすすめです。ほかには、牧場の広大な自然を楽しめる外乗コース3km(1万円)、5km(1万2000円)、7km(1万4000円)まで、豊富に揃っています。

乗馬一周は1人乗り1000円に加え、5歳未満の子どもとその親が対象の2人乗り1500円も用意されているので、小さな子どもでも安心です。さらに、千本松牧場の馬はよくテレビドラマや映画にも出演するなど、経験豊富なベテラン揃い。人間によく慣れています。初心者向けの体験乗馬もあるので、乗馬デビューにおすすめです。
雨の日にも!牧場ならではの手作り体験

手作り体験は桜並木中央にある「わくわく体験工房」で。屋内なので、もちろん雨の日も体験できます。

注目は、2026年10月から本格スタートする新体験「千本松牧場 光の透かし絵」。背景となる透明シートに、環境にやさしい絵具「キットパス」で自由に色を付け、光に透かして楽しむ牧場のアート体験です。自然や野生動物を題材に制作する切り絵作家・早川鉄兵氏が、那須千本松牧場のために制作した完全オリジナル作品で、栃木県初登場となります。

小さな子どもから大人まで楽しめ、料金は1作品1000円。5種類の動物シートから好きな1種類を選んで色を塗ります。完成した作品はステンドグラスのように光を通して色が浮かび上がり幻想的。そのまま持ち帰れます。また、5種類揃えると一つのつながる作品として楽しむこともできます。

牧場らしい手作り体験として、牧場の牛乳を使った「バター手作り体験」もおすすめ。牛乳と生クリームが入ったビンを約10分振り続けると、少しずつバターができてきます。完成したバターはクラッカーにつけてその場で味わえます。料金は800円です。

ほかにも、カラーサンドやガラス細工などを組み合わせて作る「ジェルキャンドル作り」も実施。作成に約30分、ジェルが固まるまでさらに約30分が目安です。世界にひとつだけのオリジナルキャンドルは、旅の記念にもなりますね。料金は1500円~です。
サイクリングやキッズパークなど遊びも豊富

広大な牧場を満喫するならサイクリングもおすすめ。1周約4kmのコースで、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉を眺めながら走れます。4~11月ごろには牛の放牧風景が見られることも。1人乗り自転車(900円)や子ども乗せ自転車(1200円)、キッズ用自転車(700円/8歳まで)のほか、2人乗り・3人乗り自転車(1400~1800円)も用意されています。

ロードトレインは金~月曜、祝日、春・夏休みなどの繁忙期に運行。牧場の森の中を車掌さんによるガイドを聞きながらゆっくり進む約15分間の旅で、1周1人900円、2歳以下は無料です。

子ども向けの遊具や乗り物が集まる「キッズパーク」も大人気!水上を大きなボールに入って進む「水上ハムスター」は、1人1000円(8分)。ハムスターの回し車のように水の上を歩いたり転がったり、今回体験したなかでは、これが一番楽しかったそう!

カラフルな列車に乗ってコースをぐるり。自分でハンドルを握って運転気分も楽しめる「ちびっこトレイン」は、1人500円。1人乗りですが2歳以下なら保護者と同乗OKです。

射的(7発400円)や輪投げ(11投400円)、ボール入れ(11投400円)やアーチェリー(11射800円)などは屋内なので、雨の日でも遊べます。遊びによってはクリアすれば、パーク内で使えるソフトクリーム無料券のプレゼントも!
千本松テラスや季節のイベントもチェック

2025年4月のグランドオープンで新設された「千本松テラス」では、那須野が原の雄大な景観を楽しめます。源泉かけ流しの温泉を活用した「温泉じゃぶじゃぶ池」とあわせて、リニューアルを象徴するエリアのひとつです。

約1万1000㎡の芝生広場から桜並木や那須野が原の自然を望み、四季折々の景色の中でのんびり過ごせます。

子ども向けのすべり台やツリーハウスなどもあって、広々とした緑のフィールドで走り回ったり、自由に楽しく遊べますよ。

季節限定の体験も充実。夏の目玉は「とうもろこし巨大迷路(小学生以上800円、未就学児無料)」で、ゴールまでの平均所要時間は約40分の本格派。牛のエサとなるトウモロコシ・デントコーンでつくられた迷路の中はあっと驚く仕掛けがたくさん。

隠された3つのスタンプを揃えると、売店やレストランなどが割引になったり、挑戦者にはもれなく千本松温泉が割引になる特典があったり、毎年リピーター続出の千本松牧場の夏の風物詩です!
※天候やトウモロコシの育成状況によって開催期間の変更や休園になる場合あり

冬から春に訪れるなら、牧場内の「いちご園」もチェック。牧場内に湧く温泉の熱を利用したハウスで、とちおとめ、とちあいか、スカイベリー、ミルキーベリーなど栃木県産のイチゴを栽培しています。高設栽培なので立ったまま摘み取りやすく、ベビーカーや車いすでも利用しやすいのがポイント。時期や生育状況によっては、複数品種の食べ比べも楽しめます。
※12月上旬~5月中旬、予約優先、大人(小学生以上)2600円、3歳~小学生未満1300円など料金は時期により異なる。気象条件やいちごの生育状況により変動あり、要問合せ
ランチ&ソフトクリームを味わおう

ランチは「ファームレストラン」へ。名物のジンギスカンをはじめ、「千本松牧場牛100%のちぎりハンバーグ(サラダ・ライス・スープバー付き160g 2120円、200g 2420円)」や、カレー、麺類などが揃います。子ども向けのカレーライスやオムライス(ドリンク付き各700円)も用意。屋外にはテラス席やペット同伴可能なパラソル席もあります。

昭和39年(1964)から提供し続けるジンギスカンは、本州最古といわれています。焼き肉スタイルの鉄板でラム肉を焼き、肉のうま味をまとった野菜も一緒に味わえます。長年親しまれてきた牧場の定番メニューで、「ジンギスカン 特選ラムセット」はライス・スープバー付き2100円(1人前150g)です。

デザートには牧場名物のソフトクリーム(500円)を!牧場内でとれた生乳を使った「千本松ミルク」を中心に、牧場ならではの味を楽しめます。散策途中の休憩にもぴったりです。
牧場のおいしさをお土産に。限定カプセルトイも!

ファームショップには、牧場の牛乳を使った乳製品やスイーツ、お菓子などが豊富に並びます。なかでも、96頭から絞った特に乳質の優れた生乳を使ったアイスクリーム「96撰(1080円)」や、牛乳本来の風味を生かした「PURE MILK プリン(490円)」、「焼いて食べる牧場手作りミルクチーズ(1150円)」など、牧場ならではの商品も充実しています。

千本松牧場オリジナルのカプセルトイも人気。牧場のモチーフをデザインしたアクリルキーホルダー(全6種、1回300円)と、千本松牧場公式キャラクター「セボン」の牧場にまつわるクイズも楽しめるミニクイズ&アクリルキーホルダー(全7種、1回400円)で、何が出るかは回してからのお楽しみ。旅の記念にもぴったりです。
温泉やベビールームなど、家族にうれしい施設も充実

たっぷり遊んだあとは敷地内の「千本松温泉」でひと休み。源泉かけ流しの天然温泉で、日本庭園風の露天風呂を楽しめます。料金は大人700円、小学生250円(土・日曜、祝日は大人800円、小学生300円)、未就学児は無料。営業時間は13~23時(最終受付22時30分)と遅くまでやっていて、西那須野塩原ICからもすぐなので、那須観光の帰りに立ち寄るのもおすすめです。

牧場内には授乳室やおむつ交換台などを備えたベビールームも完備しています。

動物とのふれあいはもちろん、体験やアトラクションも充実。グルメにショップに温泉まで揃ってファミリーにぴったりな牧場へ、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
那須千本松牧場
| 住所 | 栃木県那須塩原市千本松799 Googleマップ |
|---|---|
| 問合先 | 0287-36-1025 |
| 料金 | 入場無料(一部有料エリアあり、ほか施設・体験により異なる) |
| 営業時間 | 9~17時(季節、施設により異なる) |
| 定休日 | 無休(施設により異なる) |
| アクセス | 公共交通:JR西那須野駅→JRバス塩原温泉バスターミナル行き15分、バス停:千本松下車すぐ 車:東北道西那須野塩原ICから国道400号経由1km2分 |
| 駐車場 | あり/1263台/無料 |
| URL |

