サンシャイン水族館では、現在海のSDGs課題に目を向けるイベント「サンシャイン水族館SDGsWeeK~生き物のつながり×食~」を開催しています。海に関する課題についてわかりやすく紹介しながら、子どもがSDGsを楽しく学ぶことができるような展示が満載です。親子でSDGsについて考える体験学習としてもおすすめです。
サンシャイン水族館SDGsWeekの見どころをチェック
アクアポニックス水槽の紹介
アクアポニックスとは、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた循環型の農法の一種で、環境配慮に優れた次世代の農法として注目を集めています。2023年5月からサンシャイン水族館内で展示しているアクアポニックス水槽では、数種類の淡水魚を飼育・展示しながら、水槽の上部でレタスなどの野菜を水耕栽培。野菜は飼育生物のエサなどに利用しています。
このアクアポニックス水槽前で、9月23日(土)・24日(日)の各日10~11時、16~17時に解説員が立ち、解説を実施。水の循環を通じて、自然の摂理や生き物同士の繋がりを視覚的に学ぶことができます。
「ウニとやさいクルプロジェクト」紹介
日本全国各地の海では、ウニなどが海藻を食べつくし漁場が荒れてしまう「磯焼け」という問題が起こっています。富山県氷見市では地元高校生が中心となり、富山湾で通常駆除されるウニに地元の廃棄野菜をエサとして与え、ウニを商品化する取り組み「ウニとやさいクルプロジェクト」活動を行っています。当イベントでは、地域の農家、学生、漁業組合などが連携し、一体となって課題に取り組む例を紹介、実際に駆除・畜養されたウニを展示します。
海の課題イラストの展示
海の課題を分かりやすく表現するため、海の生き物をモチーフにした作品製作&発信活動を行っているサイエンス・イラストレーター「ずかんくん」が描いた絵を用いて、解説とともに掲示します。
P-144(ピーイチヨンヨン)×富山湾コラボ
サンシャインシティが運営するまちのコミュニティ拠点「P-144」では、「ウニとやさいクルプロジェクト」で育てたウニを使用したメニューを提供します。さらに富山湾に面したシェアキッチン「みなとキッチン」とコラボし、フードロス削減を目的としたメニューのほか、富山湾産の海鮮や富山の地元野菜などを使ったメニューなども提供します。
※ウニの生育状況によって提供できない場合あり
※数量限定のため売切れ次第終了
- 開催日程:2023年9月30日(土)~10月22日(日)
- 場所:東京都豊島区東池袋1丁目4-4 PAPILLON BLDG.「P-144」 B1~2F
- 時間:11時30分〜23時(L.O 22時)
サンシャイン水族館SDGsWeek~生き物のつながり×食~
期間 | 2023年9月23日(土・祝)~9月30日(土) |
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時間 | 9月23日(土・祝)、24日(日):9時30分~18時 9月25日(月)~30日(土):10~18時 |
料金 | 無料(サンシャイン水族館入場料で参加可能) |
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