サッカー文化創造拠点「blue-ing!(ブルーイング)」は、東京ドームシティ内にある、日本サッカー協会(JFA)が発信する新たなサッカー体験施設。従来のミュージアムという枠を超え、日本サッカーの歴史だけでなく、テクノロジーを通した新しいサッカー体験が楽しめます。サッカー初心者さんや親子でも楽しめる体験が盛りだくさん!るるぶKids編集部が現地取材してきました。
- JFA サッカー文化創造拠点「blue-ing!」とは
- └ チケットの購入方法は?
- └ 東京ドームシティへのアクセスは?
- DISCOVERYエリア│最先端のデジタル体験を楽しもう
- └ ROAD TO 2050で日本サッカーの道のりを振り返ろう
- └ VIRTUAL FIELDでエアサッカー対戦!
- └ DREAM THEATERでサッカーの未来に没入しよう
- └ VR EXPERIENCEでパスやシュートを疑似体験!
- └ そのほかの展示も盛りだくさん!
- PARKエリア│人工芝でゆったりタイム♪
- └ カフェ&バーはキッズメニューも充実
- └ ショップで日本代表グッズをゲットしよう!
- イベント│ボールと親しむ子ども向けプログラムも!
- └ JFA×ボーネルンド共同開発プログラム「ベビー&キッズ BALL TIME」
- └ 子ども向けサッカー体験プログラム「めざせクラッキ!」
JFA サッカー文化創造拠点「blue-ing!」とは
2023年12月、東京ドームシティ内にオープンしたJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」。日本サッカーを象徴する“青”をモチーフした館内には、次世代型の体験型コンテンツや最新のデジタル展示、カフェなども備えています。施設の目の前にはゆったりくつろげる芝生や木のベンチがあり、小さな子どもを連れたファミリーのお出かけにもぴったりですよ。
チケットの購入方法は?
施設内は、カフェ&バー、サッカーショップが並ぶ「PARKエリア」と、最先端のデジタル体験ができる「DISCOVERYエリア」の2つのエリアがあります。「DISCOVERYエリア」に入場する場合は、入場券が必要です。当日、入口カウンターの券売機で購入できますよ。ネット販売では2週間先までの日時指定券が購入可能。入場時に渡されるチケットには体験メニューで使用するQRコードもついているのでなくさないように気をつけましょう。
東京ドームシティへのアクセスは?
「blue-ing!」は東京ドームシティ内、「アトラクションズエリア」の1階にあり、クリスタルアベニューに面しています。
東京ドームシティへのアクセスは東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅など複数ありますが、「blue-ing!」に比較的アクセスしやすいのは都営三田線水道橋駅、JR水道橋駅になります。
DISCOVERYエリア│最先端のデジタル体験を楽しもう
DISCOVERYエリアは、日本のサッカー史に関する展示や、最新技術を駆使した体験コンテンツを楽しめるエリア。入場すると、早速サッカー日本代表チーム選手たちのパネルがお出迎え。好きな選手と一緒に記念撮影ができちゃいます!有料エリアにトイレはないので先に済ませておくのがおすすめです。
ROAD TO 2050で日本サッカーの道のりを振り返ろう
JFAでは、「2050年までにサッカーファミリーを1000万人にし、FIFA ワールドカップで優勝する」ことを目標としています。この「ROAD TO 2050」コーナーでは、過去から現在までの試合に関するアイテムや実際に着用したユニフォームなどを展示しています。
好きなように見て回るスタイルですが、受付スタッフに声をかければ説明を受けながらの見学も可能なのだとか!タイミングが合えば、日本代表に帯同した経験のあるスタッフから話が聞けるかも…。より詳しく日本のサッカー史を知ることができますよ。
こちらは、1993年にドーハ(カタール)で行われた日本代表対イラク代表戦にて、試合前のミーティングで当時のオフト監督が使用した作戦ボード。試合終了寸前にゴールを許したことで、日本サッカー初のFIFAワールドカップ本戦出場を逃し「ドーハの悲劇」と社会現象にもなりました。ほかにも歴史的な試合の貴重な資料がたくさん!
こちらは、2002年日本・韓国共催のFIFAワールドカップで実際に使用されたイエローカードとレッドカード。カードの記録まで間近に見ることができますよ。
2011年FIFA女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」こと日本女子代表。アジア勢で男女を通じて初めての優勝で、国民栄誉賞を受賞した際の盾を展示しています。キャプテンとして活躍した澤穂希選手が使用したサイン入りシューズなども展示していますよ。
VIRTUAL FIELDでエアサッカー対戦!
プロジェクションマッピングを活用した「エアサッカー」が楽しめるコーナーも!1人の場合はブロック崩し、2人の場合は対戦モードで遊べます。
対戦モードは、エアホッケーのように投影されたボールを足でタッチして相手側に跳ね返して遊びます。タッチライン(タテのサイドライン)にボールがぶつかるとビリヤードのように跳ねるので工夫が必要です。途中からはボールが2つや3つになって難易度アップ!サッカー未経験の方や小さな子どもも楽しめますよ。
DREAM THEATERでサッカーの未来に没入しよう
奥に進むと大きなモニターが!生成AIを駆使した映像と音楽で、サッカーの未来に没入体験することができるコーナーです。
自分の顔写真をその場で登録し、好きなシチュエーションを選択。すると、AIが自分の顔と選手とを組み合わせて、ムービーを自動生成!実際に行われた過去の試合をもとにしたムービーなので、まるで自分が日本代表選手になったかのよう!ぜひ親子で体験してみて。
VR EXPERIENCEでパスやシュートを疑似体験!
子どもに大人気なVRを活用した体験コーナー。VRゴーグルとセンサーを装着して、仮想のスタジアム空間でパスやシュートを体験することができます。VRゴーグルをつけると大歓声に包まれ、まるでフィールドに立っているような気分!飛んできたボールを狙った場所に足で蹴り返します。実際にボールが足に当たっているリアルな感覚や広いフィールド内の緊張感など、最先端技術をぜひ体感してみてください。
そのほかの展示も盛りだくさん!
ほかにも、2023年に閉館した日本サッカーミュージアムが収蔵していた大量のコレクションを、3D技術を活用したデジタルアーカイブとして展示しています。ユニフォームやペナント、シューズ、ボールなど、まるで目の前にあるかのような解像度ですみずみまで見ることができますよ。なかには、シューズの裏に選手のサインが入っているものも。
展示台は4台あり、うち2台は子どもの手の届く低い位置に設置されているので子ども自身で操作できるのが嬉しいポイント!
GALLERYでは、サッカーにまつわるアイテムや体験型のデジタルコンテンツを不定期に展示しています。上の写真は、サッカー日本代表選手の試合時の視線を解析した技術を実際に体験できるコンテンツ。モニターの前で実際の試合映像を見るだけで、自分の視線の動きがプロ選手によるデータをもとに解析され、4段階評価で結果が表示されます。サッカーを習っている子どもは、参考になること間違いなし!
こちらは記者会見風の写真が撮れる撮影ブース。森保監督の等身大パネルもあります。ぜひ、監督や選手の気分で記念撮影してみて。
※現在は別の展示を行っているため、撮影ブースは2025年1月19日まで休止中。1月20日からご利用いただけます。
PARKエリア│人工芝でゆったりタイム♪
PARKエリアは、公園感のある広々とした人工芝生エリア。大型ビジョンやカフェ&バー、ショップがあります。こちらは入場無料で自由に利用することができますよ。Wi-Fi&コンセント完備なので、東京ドームシティにお出かけした際の食事やお茶休憩にも便利です(※飲食物の持ち込みは不可)。施設内にはおむつ替えシートや授乳室はないので、東京ドームシティ内の設備を利用してください。
カフェ&バーはキッズメニューも充実
カフェ&バーではサッカーをコンセプトにしたオリジナルメニューがいっぱい!
「SAMURAI BLUEバーガー」(990円)は、サッカー日本代表のイメージカラーである“青”のバンズが特徴。濃厚なチーズにパティ、トマト、バーガーソースという王道のメニューで食べ応えばっちり!
「なでしこエビ勝つバーガー」(990円)は、なでしこジャパンのイメージカラーである“ピンク”のバンズがかわいい!サクサク&プリプリな大きなエビカツとタルタルソースで食が進みます。
ドリンクは「SAMURAI BLUEスカッシュ」「なでしこピンクスカッシュ」(各550円)など、種類豊富にそろっています。
ショップで日本代表グッズをゲットしよう!
日本代表のグッズや、「blue-ing!」オリジナルグッズなどを販売するショップも併設しています。
左)キッズ アディダス サッカー日本代表 2024 ホーム レプリカ ユニフォーム1万450円(写真は130㎝用)/右)キッズ アディダス サッカー日本代表 2024 ホーム レプリカ ミニキット8800円。
定番の日本代表ユニフォームは、子ども用のサイズ展開が豊富!憧れの選手とお揃いにできちゃいます♪ベビー用のミニキットは、ショーツと靴下もセットになっていてオトク!
子ども向け商品でおすすめなのは、JFAオフィシャルチームバスのトミカ(770円)やプレーヤーズベアキーホルダー(2000円)、防犯ブザー(1518円)など。レプリカのミニボールなどもインテリアにオススメです。
イベント│ボールと親しむ子ども向けプログラムも!
「blue-ing!」では、子どもがサッカーに親しむためのプログラムも定期的に開催しています。赤ちゃんから小学生まで、様々な年齢層に対応したプログラムがあるのでぜひ公式サイトをチェックしてみて。
JFA×ボーネルンド共同開発プログラム「ベビー&キッズ BALL TIME」
「ベビー&キッズ BALL TIME」は「blue-ing!」とボーネルンドが共同開発したプログラムで、6ヶ月~6歳を対象に、毎週水曜日と金曜日に実施。親子で楽しくボールで遊びながら、自然と体幹やバランス感覚を養うことを目指します。
6カ月~1歳頃の子どもを対象にした「親子で触れ合う ボールと感覚遊び」では、いろんな色や形のボールを触って遊びます。ボールを目で追ってみたり、転がしてみたり…。おうちでも実践できるよう、アドバイスも丁寧にしてくれますよ。
<イベント概要>
- 料金:子ども1名500円
- 日時:毎週水曜日・金曜日に以下の日時で開催
① 11:15-12:00(受付 11:05~)<6カ月~1 歳頃>
② 13:15-14:00(受付 13:05~)<1 歳~2 歳>
③ 15:15-16:00(受付 15:05~)<3~6歳>
④ 16:15-17:00(受付 16:05~)<3~6歳> - 予約:サイトから要予約
- URL:https://blueing.jfa.jp/balltime202406
参加無料!子ども向けサッカー体験プログラム「めざせクラッキ!」
「JFAチャレンジゲーム めざせクラッキ!」は年中~小学2年生を対象にしたサッカー体験プログラム。足でボールを扱う動作だけでなく、いろいろな体の動かし方を身につけることができるように、全身運動や手でボールを扱う動作なども鍛えることができます。こちらはなんと参加費無料!サッカーを習っていなくても気軽に参加することができますよ。
<イベント概要>
- 料金:無料
- 日時:グループ1(4歳~6歳):火曜・木曜 11時~12時、
グループ2(6歳~8歳):土曜・日曜 10時~12時 の各回約20分 - 予約:サイトから要予約
- URL:https://blueing.jfa.jp/soccer-children
●JFA サッカー文化創造拠点「blue-ing!」
住所 | 東京都文京区後楽1-3-61 |
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問合先 | 050-3850-9580 |
営業時間 | 【平日】11~21時(金曜日/祝前日は22時まで) 【土日祝】10~22時(日曜日/祝日は21時まで) ※CAFE&BARのラストオーダーは閉館時間の30分前 ※DISCOVERYの最終入場受付は19時30分(20時閉館) ※SHOPは20時閉店 ※年末年始、イベント開催時は開館時間及び閉館時間が変わる場合がございます。 |
定休日 | なし |
料金 | DISCOVERY(体験施設)大人800円、中高生600円、小学生500円、未就学児無料 |
アクセス | 電車:JR「水道橋駅」東口から徒歩5分 都営地下鉄三田線「水道橋駅」A3出口から徒歩1分 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口から徒歩6分 都営地下鉄大江戸線「春日駅」A1出口から徒歩8分 |
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