長野市茶臼山動物園で、レッサーパンダなどの自然な姿を観察&小動物とのふれあい

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レッサーパンダやライオン、アジアゾウ、アムールトラ、オランウータン、キリンなど、78種 800点を超える動物たちが暮らす「茶臼山動物園」。茶臼山の斜面を利用して作られた敷地は自然豊かで、東京ドーム3個分の広さを誇ります。生息環境に近い展示方法を多くとりいれており、自然な姿を観察できるのも魅力です。

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15頭が暮らす森は、レッサーパンダ好きの“聖地”

園内で一番の見どころは、日本最大級の「レッサーパンダの森」。緑あふれる森の中で、15頭ものレッサーパンダがのびのびと暮らしています。

長野市の友好都市である中国・石家庄市から2頭のレッサーパンダがやってきたのは、1985年のこと。残念ながらオスのイーイは1990年に、メスのホアホアは2000年に亡くなってしまいましたが、彼らが残した多くの子孫は、茶臼山動物園をはじめ、全国の動物園で生活しています。

野生のレッサーパンダは朝夕に活動し、日中の暑い時間は枝の上で休んでいることが多いのですが、動物園では昼間でも食事をしたり歩き回ったりする姿が見られるので要チェック。土・日曜・祝日(ゴールデンウィークは除く)には、ガイド「レッサーパンダのおはなし」も開催されるので、ぜひ耳を傾けてみましょう(変更・中止の場合あり)。

つぶらな瞳のウォンバットにも注目!

こちらは、オーストラリアに生息しているウォンバット。ずんぐりとした体型とつぶらな瞳、小さな耳がチャームポイントです。夜行性で昼間は巣穴にもぐっていることが多いのですが、曇りの日には外を歩き回る姿が見られます。

ほかにも、キリンやシマウマなどサバンナに生息する草食動物たちが仲良く暮らす「アフリカ平原」や、リクガメやカミツキガメなど7種のカメに会える「カメ舎」など、テーマごとに分かれた展示は見応え十分。さまざまな動物の繁殖に力を入れているため、運が良ければかわいい赤ちゃんに会える可能性も!

夏は、夜間に動物園を開放する「サマーナイト ZOO in 茶臼山」が行われることもあり、普段見られない動物たちの生態を観察できます。夜間ならではのイベントも盛りだくさんで、多くの人々でにぎわいます。

小動物とのふれあいが楽しめる「子供動物園」

小さな子どもがいるファミリーならぜひ立ち寄りたいのが、「子供動物園」。ウサギやモルモット、ヤギ、アルパカなど、子どもたちに人気のかわいい動物がいっぱいです。抱っこしたりなでたりと、思い思いにふれあいが楽しめます。

園内には、「ピクニック広場」もあるので、お弁当を持ち込んで1日楽しむのもおすすめ。休憩がてら、のんびりとランチタイムを過ごしてみるのもいいですね。

乗り物好きの子どもにおすすめ「モノレール」

動物園の隠れた人気施設といえるのが、北口ゲートと北口駐車場を結ぶ全長約176mのモノレール。車内からは、長野市の街並みや雄大な山々が一望でき、約4分間の小旅行が楽しめます。片道100円(小学生以上)で気軽に利用できるうえ、モノレール駅舎内にはプラレールコーナーも用意されているので、乗り物好きの子どもにもおすすめです。

近くには、自然植物園や恐竜公園、マレットゴルフ場など、家族で楽しめる施設が充実。なかでも2017年3月にオープンした恐竜公園は、恐竜の模型を自由にさわったり中に入ったりできるユニークな展示で話題。動物園の帰りにぜひ、立ち寄ってみましょう。

茶臼山動物園

住所 長野県長野市篠ノ井有旅570-1
電話番号 026-293-5167
料金 入園料大人600円、小・中学生100円
営業時間

春~秋・3~11月は9時30分~16時30分(券売終了時間16時)

冬季・12~2月は10~16時(券売終了時間15時30分)

定休日 12~2月の月曜(祝日の場合は翌日)
アクセス JR「篠ノ井駅」より6km/上信越道「長野IC」から10km
駐車場 650台(無料)
特徴

キッズおすすめ

弁当持込可

ベビーカー利用可

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