日本で初めて鉄道が開通した横浜に開館した「原鉄道模型博物館」。世界的に知られる鉄道模型の製作・収集家、原信太郎氏のコレクションの一端を見学できます。館内の「いちばんテツモパーク」は、一番ゲージの鉄道模型が走る室内ジオラマとしては世界最大級の面積を誇ります。
世界を旅し、鉄道やその技術革新を実際に目にした原氏の製作・所蔵した鉄道模型は、日本、アメリカ、ヨーロッパなど世界中の鉄道車両を対象に、本物の鉄道車両をそのまま再現していることが特長です。
本物の街を本物の車両が走る!巨大でリアルな「いちばんテツモパーク」
「いちばんテツモパーク」は、一番ゲージ(鉄道模型の縮尺と軌間を示す呼称のひとつ。縮尺約1/32)の蒸気・電気・トロリーの軌道が走る、巨大な空間。細部まで精巧に再現された街並みを走る鉄道模型も、本物と同じ構造で作られています。その鉄道模型が本物さながらの走行音を響かせ町を走る、臨場感あふれる情景は観覧席から一望できます。
かつての横浜駅(現在の桜木町駅)周辺の様子や馬車道、中華街など、横浜の今昔の街並みを再現した「横浜ジオラマ」も見どころです。
世界中の鉄道車両を忠実に再現した驚きのコレクション
博物館の創設者、原信太郎氏が製作・所蔵した膨大な数の鉄道模型やコレクションには圧倒されます。鉄道と技術を愛した信太郎氏は、実際に世界各地へと出向いて鉄道に乗車。その模様は当時まだ珍しかったカメラや16mmフィルムに収められました。そうした資料の一部や、自宅にある模型工房を再現した展示は見ごたえがあります。実際に使われている鉄道プレートやコントローラーなども展示され、鉄道好きにはたまらない博物館です。
ベビーキープ付きトイレや授乳室を完備
車いす対応の「だれでもトイレ」には、オムツ替えシートを設置。トイレには男女とも個室が3つあり、その1つにはベビーキープを設けています。授乳室はありませんが、簡易の授乳スペースがあるので、利用の際は、エントランスにいる赤いジャンパーを着たスタッフに声をかけましょう。
原鉄道模型博物館
住所 | 横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング2階 |
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電話番号 | 045-640-6699 |
料金 | <入館料>大人1000円/中・高校生700円/4歳以上500円/3歳以下無料 |
営業時間 | 10~17時(最終入場は16時30分) ※事前予約制。詳細は博物館公式サイトを要確認。 |
定休日 | 火曜・水曜(祝日の場合は営業し、翌営業日に振替休館)、年末年始、施設保守点検期間 |
アクセス | JR・私鉄各線「横浜駅」より徒歩5分 /横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」より徒歩2分 |
駐車場 | 横浜三井ビルディング地下1階「三井のリパーク」(博物館専用駐車場ではないので要注意) |
特徴 | キッズおすすめ
雨でもOK ベビーカー利用可 オムツ交換スペースあり 授乳スペースあり |
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