
「百人一首」は、昔の人たちが読んだ和歌集。昔の人の気持ちや、美しい言葉の表現を知ることができるんだ。意味を知ることで、日本の歴史や文化にもふれることができるよ。
おすすめの年齢・制作時間
百人一首は少し難しい古語も出てくるけれど、昔の言葉にふれるきっかけとして低学年からでもおすすめ!
2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 調べる 製作期間:3日
用意するもの

・百人一首のかるたや本
歌の意味や背景を調べるときに便利。初心者向けの解説がついているものを選ぶと分かりやすいよ。百人一首のかるたは、遊びながら覚えやすくなるのでおうちにあると良いね。
・国語辞典
難しい言葉や古語の意味を調べるときに使うよ。
手順
1.好きな歌や覚えたい歌を選ぶ
まずは自分が興味を持った歌を5~10首ほど選ぶ。「季節の歌」「自然の歌」などテーマをしぼると選びやすい。
2.選んだ歌の意味を調べる

本やインターネット、辞書を使って、現代語の訳を確認する。作者のことや歌に込[こ]められた気持ちも一緒[いっしょ]に調べると、より理解が深まる。
<ポイント>
- 難しい語句や背景にこだわりすぎず、「調べてわかったこと」を自分なりの言葉でまとめることが大切。一人で調べきれない場合は、おうちの人と進めてみよう。
3.意味をノートにまとめる
4つの項目[こうもく]ごとにまとめる。
- 原文
- よみがな
- 現代語訳
- 自分なりの歌の感想やイメージイラスト
4.かるた遊びをしてみる
かるたで家族と遊んでみると、覚えやすくおすすめ。
まとめ方のコツ
・ノートにまとめる場合は、1ページにつき歌1首をまとめると整理しやすいよ。
・調べた内容に加えて、「この歌を詠[よ]んで思い浮[う]かべた景色」や「この歌を詠んだ作者ってどんな気持ち?」を自分の言葉で書くと、オリジナリティのあるレポートになるよ。
・簡単なイラストや写真、シールなどを使って、見た目も楽しく工夫してみよう。
画像:PIXTA