
子育て中のママパパにとって、毎日の買い物やレジャー、旅行などで活躍するクレジットカードは、家計管理の強い味方です。とはいえ、「子育て世帯におすすめのクレジットカード」はどれなのか、年会費やポイント還元率、優待特典、セキュリティ面など比較ポイントが多くて迷ってしまいがち。
本記事では、子育て支援が充実したクレジットカードの選び方から、実際におすすめのカード6選まで詳しく解説しています。あなたの家庭にぴったりの1枚がきっと見つかります。
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金子 賢司(ファイナンシャルプランナー)
東証一部上場企業(現在は東証スタンダード市場)で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち社会保障の勉強を始め、CFP資格を取得。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
» 家計の相談・マネーセミナー講師 FP金子 賢司
子育て家庭向けクレジットカードの選び方

おむつやミルク、子どもの洋服にレジャー費用など、日々の支出がかさむ子育て中のご家庭にとって、家計を少しでもお得にできる工夫はとても大切です。
そんな中で注目したいのが、子育て中に役立つクレジットカードの上手な活用です。ポイントの貯まりやすさや優待特典の有無、セキュリティ面など、選ぶ視点によって家計負担や安心感も大きく変わってきます。
子育て中のママパパにおすすめのクレジットカードの選び方は以下のとおりです。
<子育て層のクレジットカード選びのポイント>
- 子育てサポート特典や優待で選ぶ
- セキュリティ面で選ぶ
- ポイント還元率・使い道で選ぶ
- 発行可能ブランドで選ぶ
- 旅行保険の手厚さ・条件で選ぶ
- 年会費・家族カード・ETCカード発行手数料で選ぶ
まずは、子育て家庭向けのクレジットカードの選び方について詳しく解説します。
子育てサポート特典や優待で選ぶ

子育て中のママパパは、子ども関連の出費が多いため、子育てサポート特典や優待が多いクレジットカードがおすすめです。
実際、総務省の「家計調査(2023年)」によると、共働き世帯で子どもが1人いる3人家族の月間支出は約35万円にのぼり、そのうち食費や教育費、衣服費、保健医療費など、子どもに関わる出費が大きな割合を占めています。特に教育費は月2万円以上、食費も8万円台と家計への影響は大きく、日々の支払いでポイントが貯まりやすいカードを活用することで、家計の節約にもつながります。
そこで、たとえば、子ども用品店が優待店になっているクレジットカードを選ぶことで、普段の買い物でもお得にポイントを貯められます。通常還元率1%のクレジットカードでも、優待店で買い物をすることで、ポイント還元率が2倍〜3倍、もしくはそれ以上の倍率のものがあります。
ほかにも、子育て世帯に嬉しい優待サービスを提供しているクレジットカードがあります。レジャースポットやレンタカー、ホテルや旅館の利用料の優待を受けられる場合があります。
子育て中のママパパは家族でおでかけする機会も多いでしょう。家族で出かけると、出費も大きくなります。発行するクレジットカードに優待サービスが付いていれば、お得に旅行やおでかけをできるため、子育て世帯は「優待サービスの有無」もカード選びの基準になってくるでしょう。
【優待サービスとは?】
優待サービスとは、クレジットカード会社が提供する、会員限定のお得な特典のことです。特定の店舗での割引やポイントアップ、旅行関連のサービス、グルメ情報など、多岐にわたります。
参照:» 総務省「家計調査年報2023 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」
セキュリティ面で選ぶ

子育て中のママパパがクレジットカードを選ぶ際は、セキュリティ面も重要な選定基準になるでしょう。よく問題となるのは、子どもの課金トラブルです。クレジットカードに関する知識が乏しい子どもが、クレジットカードを利用してゲーム等に課金をしてしまうトラブルです。
そういったトラブルを回避するためにも、クレジットカードのセキュリティは非常に重要です。そのため、クレジットカードを選ぶ際に以下のセキュリティポイントをチェックしておくと安心です。
<セキュリティ面のチェックポイント>
- 利用通知の有無
- ナンバーレスカード
- ワンタイムパスワード
クレジットカード利用時に即時利用通知が届くクレジットカードは、セキュリティ面で安心です。たとえば、自身で決済をした記憶がないにも関わらず、利用通知が届いた場合は不正利用や課金トラブルが発生している可能性が高いでしょう。それらを防止するために不自然な決済があった場合は本人確認のSMSや、利用店舗やサイト、金額などが記載された確認メールが届きます。それによって不正利用にすぐに気付くことができ、トラブルの回避や返金対応がスムーズにいくケースが多いです。
ナンバーレスカードは、カード券面にカード番号が記載されていません。子どもによる課金トラブルのみならず、カード情報を盗み見られることがなくなるため、店舗決済時でも安心です。
また、ネットショッピングでの決済時にワンタイムパスワードの発行を行うクレジットカードも増えています。ワンタイムパスワードとは、決済時にカード利用者が登録しているメールアドレス等宛に、その時だけ利用できるパスワードが発行・送信されます。
カード利用者が発行されたワンタイムパスワードを入力することで、決済が完了する仕組みです。不正利用を防止するために有効なセキュリティです。
ポイント還元率・使い道で選ぶ

子育て中のママパパは、普段の買い物やおでかけ時など何かと出費が多いです。そのため、クレジットカードのポイント還元率やポイントの使い道で選ぶのもよいでしょう。
通常のクレジットカードのポイント還元率は0.5%〜1%が相場です。しかし、クレジットカードごとに優待店があるため、普段利用する店舗が優待店となっているカードを選ぶとお得にポイントを貯められます。
たとえば、子育て中のママパパは普段からスーパーで買い物をする機会も多いでしょう。普段行くスーパーが優待店になっているクレジットカードを選ぶことで、普段の買い物でお得にポイントを貯められるようになります。
ただし、注意すべきは「ポイントを使える場所」です。クレジットカードの利用でお得に貯めたポイントを「どこで利用できるのか?」「何と交換できるのか?」も選定ポイントです。
利用店舗が限定されていて、子育て世帯にとってポイントを利用する場所が少ない場合は、別のクレジットカードを選ぶべきです。一方で、使い道が多種多様で、お得に活用できる場合は、そのクレジットカードを選ぶべきでしょう。
発行可能ブランドで選ぶ
子育て世帯がクレジットカードを発行する際は、発行可能ブランドの種類も大事な選定ポイントです。基本的には3大ブランドと呼ばれる「JCB」「Visa」「Mastercard®」のいずれかを選んだほうが良いでしょう。
なぜなら、店舗によっては利用できないブランドがあるためです。クレジットカードを利用できる店舗であれば、基本的に3大ブランドは利用できます。
ただし、海外旅行に出かける機会が多いのであれば、「Visa」もしくは「Mastercard®」がおすすめです。JCBは日本で生まれた唯一の国際ブランドです。国際ブランドではあるものの、利用できない国や店舗も多くあります。
また、日本国内ではMastercard®を利用できる店舗も比較的少ないです。日本国内・海外で見てもVisaの利用可能店舗が多いため、発行ブランドで悩まれている人は、Visaブランドの発行を検討されてみてはいかがでしょうか。
旅行保険の手厚さ・条件で選ぶ

子育て世帯は、家族で旅行へ出かける機会も多いでしょう。そのため、クレジットカードの旅行保険の手厚さや条件も重要な選定ポイントです。
旅行保険の手厚さ・条件は大きく分けて、以下のとおりです。
<旅行保険のチェックポイント>
- 海外旅行保険・国内旅行保険の有無
- 自動付帯・利用付帯
- 保険上限額
- 保険の範囲
クレジットカードの種類によって、国内旅行保険・海外旅行保険の有無が異なります。そもそも、旅行保険が付いていないクレジットカードもあります。また、海外旅行保険のみしか付いていないカードもあるため、旅行に出かける機会の多い子育て世帯は、標準的に付いている保険の有無を確認しておくことが大切です。
そして、クレジットカードの旅行保険を利用する際に注意すべきなのが「自動付帯」と「利用付帯」がある点です。自動付帯とは、クレジットカードを所持しているだけで自動的に保険の適用を受けられます。一方で、利用付帯とは、旅行費用などを当該カードで支払うことで、そのカードに付帯する保険が適用されるタイプです。
▼自動付帯と利用付帯の主な違い
付帯名/項目 | 自動付帯 | 利用付帯 |
---|---|---|
保険の 適用条件 |
クレジットカードを所持しているだけで適用される | 旅行代金などを当該カードで支払うことが条件 |
利用の 手間 |
なし(支払いなどのアクション不要) | 対象の支払いが必要(例:航空券やツアー代金など) |
適用の 確実性 |
高い(カードを持っていれば自動で適用) | 条件を満たさなければ適用されない可能性がある |
代表的な 活用例 |
緊急時の備えとしてカードを持っているだけで安心できるケース | 海外旅行の支払いをクレカで行う際に、あわせて保険もカバーしたい場合 |
また、所有しているクレジットカードの種類によって、保険の上限額や範囲が異なります。保険の上限額は数千万円〜1億円程度であることが多いです。
利用できる範囲は、基本的には「本会員のみ」ですが、家族カードを所有している場合は範囲の幅が広がるカードもあります。また、家族特約が付いている場合は、子どもまで範囲が広がるため、クレジットカードを選ぶ際の参考にしてください。
なお、一般的にはクレジットカードのグレードが上がるごとに補償が手厚くなる傾向があります。しかし、グレードが上がると年会費が発生するため、旅行へ行く頻度と年会費とのバランスを考慮しながら検討しましょう。
年会費・家族カード・ETCカード発行手数料で選ぶ
子育て世帯がクレジットカードを選ぶ際は、年会費や家族カード、ETCカードの発行手数料で選びましょう。
一般的に年会費が無料、家族カードの発行手数料が無料のカードはグレードが低く(いわゆる一般カード)、利用限度額や旅行保険等の補償グレードが劣ります。一方で、年会費が有料、家族カード発行手数料が有料のカードはグレードが高く(ゴールドカード以上)、一般カードと比較すると手厚い補償を受けられます。
とくに、グレードの高いカードは、サポート面でも充実しています。海外旅行時のサポートや空港ラウンジの利用など、多くのサポート・サービスが用意されています。費用面のみで判断するのではなく、受けられるサポートやサービスの利用頻度等を考慮したうえで、判断してみると良いでしょう。
【専門家のコメント】
海外旅行先で病気やケガなどで病院にかかった場合、自由診療となるため、医療費が想像以上に高額になる可能性があります。そのため、万が一の事態に備えることは必須と言えるでしょう。
クレジットカードに付帯する旅行保険は、カードのグレードが高いほど補償内容が手厚くなる傾向にありますが、必ずしもそれだけで十分な補償を受けられるとは限りません。利用付帯の場合は、特定の条件を満たさないと保険が適用されない点も注意が必要です。
家族で海外旅行に行く機会が多い場合は、クレジットカードの補償内容をしっかり確認し、不足していると感じるようであれば、別途、損害保険会社の海外旅行傷害保険への加入を強くお勧めします。特に、治療・救援費用が無制限のプランや、家族全員をカバーできる特約のある保険を検討することで、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。年会費とのバランスも考慮しつつ、ご自身の旅行スタイルに合わせた最適な保険を選んでください。
利用可能上限額で選ぶ
子育て世帯でクレジットカードの発行を検討している場合、同時に家族カードの発行も検討していることでしょう。そのため、利用可能上限額も大事な選定ポイントになり得ます。
利用可能上限額は、本会員が所有するカードと家族カードの合算で計算されます。たとえば、利用可能上限額が100万円である場合、家族カードも合わせて100万円までとなるため、注意が必要です。
それぞれのカードの上限額が100万円となるわけではないため、設定されている金額次第では利用可能額が不足する可能性があるため注意しましょう。
子育て家庭におすすめのクレジットカード6選
子育て家庭におすすめのクレジットカードは以下のとおりです。
▼子育て層におすすめのクレジットカード
クレジット カード |
JCBカードW | JCBカードS | 三井住友カード(NL) | ビューカード スタンダード | エポスカード | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード |
---|---|---|---|---|---|---|
子育てサポート ・優待 |
あり | あり | なし | あり | あり | あり |
セキュリティ | ・不正検知システム ・J/Secure™ ・My安心設定 ・なりすましメール対策 |
・不正検知システム ・J/Secure™ ・My安心設定 ・なりすましメール対策 |
・利用通知サービス ・利用制限サービス ・ナンバーレス |
・ご利用通知サービス ・不正検知システム ・本人認証サービス |
・カード利用通知 ・不正検知システム ・海外利用停止サービス ・エポスNetログイン通知サービス |
・利用通知 ・ナンバーレス ・不正検知システム ・本人認証サービス |
ポイント 還元率 |
通常1.0%(優待店あり) | 通常0.5%(優待店あり) | 通常0.5%(優待店あり) | 通常0.5%(優待店あり) | 通常0.5%(優待店あり) | 通常0.5%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
JCB | JCB | ・Visa ・Mastercard® |
・Visa ・Mastercard® ・JCB |
Visa | American Express |
旅行保険 | 海外旅行保険(利用付帯) | 海外旅行保険(利用付帯) | 海外旅行保険(利用付帯) | 国内・海外旅行保険(利用付帯) | 海外旅行保険(利用付帯) | 国内旅行保険(自動付帯)・海外旅行保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
いずれも無料 | いずれも無料 | いずれも無料 | 年会費:524円 (本会員・家族会員・ETCカード) |
いずれも無料 | ・初年度無料(2年目以降33,000円) ・家族カード:3,300円(年会費) ・ETC:無料 |
利用可能 上限額 |
100万円 | 100万円 | ~100万円 | 100万円 | 不明 | 不明 |
JCBカードW:子育て世帯に嬉しい特典が豊富
子育てサポート ・優待 |
あり |
---|---|
セキュリティ | ・不正検知システム ・J/Secure™ ・My安心設定 ・なりすましメール対策 |
ポイント 還元率 |
通常1.0%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
JCB |
旅行保険 | 海外旅行保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
いずれも無料 |
利用可能 上限額 |
100万円 |
JCBカードWの特徴は以下のとおりです。
- ポイント還元率が高い
- 専業主婦(主夫)でも申し込み可能
JCBカードWは、通常ポイント還元率が1.0%であり一般的なクレジットカードと比較して高還元率である点が魅力です。通常のJCBカードのポイント還元率も0.5%であるため、JCBカードWは2倍の高還元率。さらに、特定の条件を満たすことで最大10.5%のポイント還元を受けられます。
そして、JCBカードWは専業主婦(主夫)でも、配偶者に安定した収入がある場合は申し込み可能です。現在、子育て中で働くことが難しいママパパもカード発行が可能です。
【注意】
JCBカードWに申込をできる人は18歳〜39歳に限定されています。JCBカードWを所有したまま40歳を迎えた場合、引き続き年会費無料で利用できます。
JCBカードS:充実の優待サービスが魅力
子育てサポート ・優待 |
あり |
---|---|
セキュリティ | ・不正検知システム ・J/Secure™ ・My安心設定 ・なりすましメール対策 |
ポイント 還元率 |
通常0.5%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
JCB |
旅行保険 | 海外旅行保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
いずれも無料 |
利用可能 上限額 |
100万円 |
JCBカードSの特徴は、以下のとおりです。
- 優待特典が豊富
- 専業主婦(主夫)でも申し込み可能
JCBカードSは、「JCBカード S 優待クラブオフ」というお得な優待サービスを提供しています。JCBカードSを所有されている人限定で、最大80%オフの優待を受けられます。例えば、TOHOシネマズ、横浜・八景島シーパラダイス、PIZZA-LA、ホテル京阪ユニバーサル・タワーなど国内外20万カ所以上の施設で利用可能です。
子育て家庭に嬉しいレジャー施設や温泉、ホテルなどさまざまな施設で利用できるため、家族でのおでかけを楽しみたい人におすすめの1枚です。
また、JCBカードSも配偶者に安定した収入がある場合は、専業主婦(主夫)の人でも申し込み可能です。
三井住友カード(NL):タッチ決済でポイント還元率最大10%
子育てサポート ・優待 |
なし |
---|---|
セキュリティ | ・利用通知サービス ・利用制限サービス ・ナンバーレス |
ポイント 還元率 |
通常0.5%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
・Visa ・Mastercard® |
旅行保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
いずれも無料 |
利用可能 上限額 |
~100万円 |
三井住友カード(NL)の特徴は以下のとおりです。
- ポイント還元率が高い
- セキュリティ面で強い
三井住友カード(NL)の通常ポイント還元率は0.5%。しかし、対象のコンビニやファミレス、チェーン回転寿司店など多くの店舗が優待店となっており、タッチ決済で最大ポイント還元率が7.0%(※)になります。子ども連れで外食へ行く機会の多い家庭はお得にポイントを貯められるでしょう。
また、三井住友カード(NL)の「NL」は「ナンバーレス」の略称です。その名の通り、カード券面にカード番号の記載がないため、セキュリティ面で強い点も特徴です。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
ビューカード スタンダード:旅行保険・ポイント還元率が高い
子育てサポート ・優待 |
あり |
---|---|
セキュリティ | ・ご利用通知サービス ・不正検知システム ・本人認証サービス |
ポイント 還元率 |
通常0.5%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
・Visa ・Mastercard® ・JCB |
旅行保険 | 国内・海外旅行保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
年会費:524円(本会員・家族会員・ETCカード) |
利用可能 上限額 |
100万円 ※入会時のご利用可能枠の上限となります。 |
ビューカード スタンダードの特徴は以下のとおりです。
- 旅行保険が手厚い
- Suica(※)との連携が強い
ビューカード スタンダードは、国内・海外旅行保険が利用付帯で付いているため、国内外問わず、旅行に出かける機会の多い子育て家庭におすすめです。
ビューカード スタンダードはSuica(※)との連携が強く、Suica(※)へチャージする機会の多い人にもおすすめの1枚です。家族旅行時に鉄道、バスなどを頻繁に利用される家庭であれば、検討されてみてはいかがでしょうか。
※Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
エポスカード:旅行時の特典が豊富
子育てサポート ・優待 |
あり |
---|---|
セキュリティ | ・カード利用通知 ・不正検知システム ・海外利用停止サービス ・エポスNetログイン通知サービス |
ポイント 還元率 |
通常0.5%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
Visa |
旅行保険 | 海外旅行保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
いずれも無料 |
利用可能 上限額 |
不明 |
エポスカードの特徴は以下のとおりです。
- 旅行時の特典が豊富
- 優待サービスが充実
エポスカードは、旅行時に利用する機会の多いレンタカーやホテル、温泉宿などの優待サービスが充実しています。旅行予約時にエポスカードの利用を伝えることで、ポイントアップや割引などのさまざまなサービスを受けられるのが特徴です。
そのため、旅行へ行く機会の多い子育て家庭にとてもおすすめの1枚です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード:プライオリティ・パスが付帯(※別途要登録)
子育てサポート ・優待 |
あり |
---|---|
セキュリティ | ・利用通知 ・ナンバーレス ・不正検知システム ・本人認証サービス |
ポイント 還元率 |
通常0.5%(優待店あり) |
発行可能 ブランド |
American Express |
旅行保険 | 国内(自動付帯)・海外旅行保険(利用付帯) |
年会費・ 家族カード・ ETC発行手数料 |
・初年度無料(2年目以降33,000円税込) ・家族カード:年会費 3,300円(税込) ・ETC:無料 |
利用可能 上限額 |
不明 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードの特徴は以下のとおりです。
- 空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が魅力
- 手厚い旅行保険が魅力
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは「プライオリティ・パス」というサービスを提供しています。プライオリティ・パスでは、約145の国、地域にある1,700カ所以上の空港ラウンジなどを利用できます。
年会費は2年目以降33,000円(税込)と高めですが、旅行の出発前にゆっくりと空港ランジを利用できる点は魅力です。
そして、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは国内外問わず、旅行保険が付いています。国内旅行は自動付帯(海外旅行の場合は利用付帯)で一般的なクレジットカードと比較して手厚い補償を受けられるため、旅行を検討されている子育て家庭におすすめのカードです。
よくある質問
子育てママパパにおすすめのクレジットカードに関するよくある質問を紹介します。
Q.クレジットカードは複数枚所持して使い分けるべきですか?
A.子育て世帯の場合、利用シーンに合わせて複数枚使い分けても良いでしょう。
クレジットカードの種類によって優待店が異なります。たとえば、スーパー等での普段の買い物はよく行く店舗が優待店となっているクレジットカードを利用することで、お得にポイントを貯められます。
一方で、旅行やその他おでかけするとき用に、優待サービス・優待割引のあるクレジットカードを所持・利用しておくと、お得に楽しめます。多くのクレジットカードを所持すると、管理が大変となるため、2枚〜3枚程度所持したうえで上手に使い分けましょう。
Q.セキュリティ面で強いカードは何ですか?
A.ナンバーレスカードはセキュリティ面で強いカードです。
クレジットカードの多くは、セキュリティ面でさまざまな対策を行っています。中でも、三井住友(NL)のようにナンバーレスカードは券面にカード番号の記載がないため、券面にカード番号表示があるカードと比べて番号の盗み見を回避できるなど、リスクが低いといえます。
Q.カードブランドで悩んだらどこがおすすめですか?
A.Visaが一番おすすめです。
Visaは世界トップシェアを誇るため、カードブランドで悩まれた場合は、Visaがおすすめです。また、日本国内ではJCBを利用できる店舗も多いため、2枚目の発行を検討されている人はJCBの発行を検討されてみてはいかがでしょうか。
【専門家コメント】
クレジットカードはポイント還元や優待など魅力的な特典が多い一方で、「利用代金を後で支払う」という特性を理解しておくことが非常に重要です。特に子育て世帯では出費が多くなりがちなので、つい使い過ぎてしまうリスクがあるため注意が必要です。
ポイント還元があるからといってクレジットカードでの買い物が増えると、手元にお金があるように錯覚し、口座残高以上の支出をしてしまう可能性があります。常に銀行口座の残高とクレジットカードの利用状況を照らし合わせながら、無理のない範囲で利用するよう心がけましょう。
また、家族カードを利用している場合は、誰がいつ、いくら使ったのかを把握していないと、いざ請求が来た時に「こんなに使った覚えはない」と戸惑うことになりかねません。最近ではアプリでリアルタイムに利用状況を確認できるカードも増えていますが、それだけに頼らず、家族間で支出について定期的に話し合うことが何よりも大切です。
まとめ
子育て世帯がクレジットカードを選ぶ際は、日々の支出を少しでもお得にする工夫が大切です。ポイント還元率や年会費の有無はもちろん、子育て支援サービスの有無やセキュリティ面、旅行保険の充実度など、さまざまな点で比較検討してみましょう。
本記事では、子育て世帯に特におすすめのクレジットカードを厳選して紹介し、それぞれのメリットをわかりやすく解説しました。家族のライフスタイルに合った1枚を見つけ、賢く活用しましょう。