お正月遊びの定番、福笑いの遊び方と作り方を紹介します。2025年の干支「巳(蛇)」と子どもの福笑いを作って、家族で盛り上がってみませんか。完成した面白い顔を見てみんなで大笑いすれば、「笑う門には福来る」でよい1年が過ごせそうです。
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福笑いとは?遊び方は?
手ぬぐいなどで目隠しをされた人が、目、鼻、口などの顔の一部となるパーツを、顔の輪郭が描かれた紙の上に並べて遊びます。手探りで目当てのパーツをみつけるのも難しい!まわりの人がヒントを言ってあげたり、「もっと右」などと誘導してあげるのも盛り上がります。
整った顔ができた人が勝ち、たくさん笑いを取った人が勝ち、などルールを決めてもよいですが、勝ち負けを決めなくても、完成した面白い顔を見てみんなで笑い合うことがこのゲームの醍醐味です!
伝統的なお正月遊びとしては、おかめ、ひょっとこなど縁起物の顔が定番ですが、親しみやすい子どもや動物、2025年の干支である「へび」、キャラクターなどを題材にした福笑いもおすすめです。
子どもの福笑いの作り方
用意するもの
遊びやすいA4サイズの画用紙を使って子どもの福笑いを作ります。
白い画用紙のほか、台紙にするお正月らしい赤の色画用紙と、顔と髪の毛に使う色画用紙を用意しましょう。材料と道具は百均でも揃えられます。
<材料と道具>
- 白い画用紙
- 色画用紙:台紙・髪・顔用
- マジック:黒・赤・青など
- 鉛筆:下書き用
- はさみ
- のり
作り方とコツ
顔の部分を切り抜いて台紙に貼ります
顔の輪郭はできるだけ色画用紙いっぱいに大きく下描きして、はさみで切り抜きます。
台紙に貼るのは顔だけでもOKですが、首から下と、その上に洋服も貼るとかわいらしくなります。服には、色画用紙や折り紙など好きなものを使いましょう。
髪の毛と顔のパーツを用意します
目・眉毛・口は白い画用紙にマジックで描きます。鼻は顔と同じ色画用紙に描くと自然です。それぞれ4種類ほど描いて切り抜きましょう。髪の毛は、男の子にも女の子にも使えるデザインがおすすめ。余裕があれば髪型も何種類か用意すると、雰囲気をガラッと変えて楽しめます。
パーツができたら完成。福笑いで色々な顔を楽しみましょう!
へび(巳)の福笑いの作り方
2025年の干支「へび(巳)」の福笑いも作ってみましょう。
作り方は子どもの福笑いとだいたい同じですが、長い舌や丸い頬などを作るとカラフルで楽しい雰囲気になります。
かわいい目と少し怖い目などいくつかバリエーションを用意しておくと、ユニークな表情が生まれそうです。
福笑いについてよくある質問
福笑いのやり方は?
福笑いは顔の輪郭が描かれた台紙、目・鼻・口などのパーツ、目隠し用の布さえあればすぐに遊ぶことができます。遊ぶ人は目隠しをした状態で、自分のカンを頼りに目・鼻・口などのパーツを輪郭の台紙の上に置いていきます。周りで見ている人は位置のアドバイスをしてあげましょう。全てのパーツを置き終わったら、目隠しを外して完成した顔を見ます。それぞれのパーツが正しい位置に置かれてたら大成功!おかしな位置になっていても、面白い顔で思わず笑ってしまったらそれでOK!勝ち負けを気にせず、みんなで大笑いできるお正月にピッタリの遊びです。
福笑いはどういう意味の遊び?
「笑う門には福来る」ということわざがあるように、みんなで笑い合い福を呼び込むことが目的の遊びです。ルールも簡単で、手軽に遊ぶことができるので小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い年代で楽しむことができるのも特徴です。
福笑いはなぜ正月にやるの?
先述したとおり、笑うことは福を呼び込むとされており、新年を笑顔でスタートすることで一年の幸せを願う意味があります。また、お正月は家族みんなが集まる機会。誰でも楽しめる福笑いは家族みんなで笑い合える、お正月にピッタリの遊びです。
福笑いは、親子で手作りするところから楽しむのもおすすめ!
2025年は福笑いで、家族の笑顔がいっぱいの思い出深いお正月にしてみませんか。