
標高642mにある生駒山上遊園地(いこまさんじょうゆうえんち)。奈良盆地と大阪平野が眺められる心地よい山上で存分に遊べると、昔から親しまれている遊園地です。幼児から楽しめる遊具も充実していて、子どもの「遊園地デビュー」としても人気があります。そんな生駒山上遊園地の魅力を深掘りしてみましょう。
生駒山上遊園地ってこんなところ

奈良県生駒市の生駒山山頂に、1929年に開園した生駒山上遊園地。山頂ならではの澄み渡った空気に癒やされるのはもちろん、小さな子どもが楽しめるアトラクションもたくさん揃っており、関西一円から多くの家族連れが訪れています。
山の上の遊園地らしく、広々とした敷地内のあちらこちらに緩やかな斜面が。小さな子どもたちは駆け回りながら元気いっぱい遊んでいる姿が印象的です。
- アクセス:近鉄「生駒駅」から生駒ケーブル「鳥居前駅」へ。「宝山寺駅」で乗り換え、「生駒山上駅」で下車。徒歩すぐで到着。(生駒ケーブル所要16分、片道大人500円、子ども250円)
- 入園料:無料
※アトラクションの利用は別途有料。のりもの12回券の「とくとくチケット(3500円)」がお得です。
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人気のアトラクションをご紹介!
「ぷかぷかパンダ」で園内を優雅に空中散歩!

園内に入ると、上空には「ぷかぷかパンダ」がぐるっと空中散歩しています。0歳から乗れるので、赤ちゃんもお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に楽しめますよ(要付き添い)。

「ぷかぷかパンダ」からは、遊園地を上からぐるりと見渡すことができます。そして、最初は奈良盆地、次は京都方面、後半は大阪方面と、生駒山上ならではの絶景も堪能できます。

春の桜のシーズンには、満開の桜を上空から優雅に眺めることができます。
生駒山上遊園地のシンボル「飛行塔」

生駒山上遊園地でぜひ乗りたいのが「飛行塔」。1929年の遊園地開園時から現在も現役で動いているシンボル的な乗り物です。上空から360度のパノラマ絶景を楽しむことができます。

歴史のある「飛行塔」は、子どもたちはもちろん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんは懐かしさを感じながら、三世代で楽しむのにぴったりですよ。
ほかにもおすすめのアトラクションがたくさん!

スリルを味わいたいなら、「ミニパイレーツシップ」に乗ってみましょう。3歳から利用可能(要付き添い)なので、小さな子どもたちもちょっとした冒険とスリルが味わえます。

みんなが大好きな「SL列車」。生駒山上遊園地の「SL列車」には、なんと【秘密】があるのです。

出発してすぐの右側に、生駒山のてっぺん「一等三角点」があるのです。アトラクションの敷地内、それも線路に囲まれた中にあるなんて、珍しいですね。

「SL列車」の外には、記念撮影ができる案内板もありますよ。
水遊びも楽しめる「PLAY PEEK ITADAKI」

天空の遊び場「PLAY PEAK ITADAKI」
湖をイメージした浅瀬で水遊びが楽しめたりカラフルな遊具でたっぷり自然遊びができたりと、さまざまに楽しめる「PLAY PEAK ITADAKI(プレイ ピーク イタダキ)」。春から秋までの営業期間中はずっと水遊びも楽しめます。

受付は生駒ケーブルの生駒山上駅のすぐ近くにあります。生駒山上遊園地は入園無料ですが、「PLAY PEEK ITADAKI」は別途入園料が必要。営業日は遊園地と異なり、基本的に平日は休園となっているので注意してください。

詳しくは「PLAY PEEK ITADAKI」営業カレンダーを確認してくださいね。

総合受付がある棟では赤ちゃんのためのサービスも完備。キッズ用トイレやベビーキープを設置したトイレがあるのはもちろん、おむつ交換室や調乳室もあり、小さな子どもを連れていてものびのびと過ごせそうです。

調乳室。調乳専用の浄水給湯器もあります

授乳室はカーテン付き。中も広々として安心しておむつ替えができます
授乳室は「PLAY PEAK ITADAKI」のほかにも園内に2カ所「シューティングライド ビーム★スターズ」内と「キャッチ・ザ・フラッシュ」の隣に用意されています。詳しくは公式サイトの園内マップで確認できますよ。
水遊びは浅瀬や滝のある「アドベンチャー・レイク」で

ではさっそく“ITADAKI”を探索していきましょう。中は主に5つのゾーンに分けられています。まずは水遊びが堪能できる、「アドベンチャー・レイク」へGO!

ここでは、湖をイメージした浅瀬で水遊びや砂遊びが楽しめます。砂場の周りを囲むようにゆるやかに流れる湖の浅瀬は深さも5~20cmほどなので、じゃぶじゃぶ入っても大丈夫。真ん中には全長18mもある大型複合遊具「探索船」が設置され、中に入って遊ぶのも楽しいです。

探索船の上の様子。まるで船長になった気分です!

大きな滝もあります。冷たい水しぶきに子どもたちも大喜び

抜け感のある景色は山頂ならでは

広々としたサーキットも!
サーキット内にあるものは、すべて自由に使ってOK。子どもたちの想像力を自然に養えるようにと、遊び方も特に決まっていません。湖の水を砂場に運んで大きな山を作るもよし、芝生に寝転んでのんびりするもよし、サーキットにある三輪車でお友達と一緒に走るもよし、さまざまな楽しみ方ができます。
好奇心を引き出す遊具がずらり!「オープンスカイ・デッキ」

次に向かったのは「オープンスカイ・デッキ」。家族でゆったりと過ごせる憩いの場をイメージして作られています。木の質感を大切にした遊び場や、好奇心を引き出す遊具がずらり。見渡しやすいエリアなので、小さな子も見守りやすく、安心して遊ばせられます。

ぐるぐる体を動かしながら眺めていると立体に見えてくる!?

下から上へ、工夫しながら登ってみよう!
絶景!「スカイウォーク・ヒル」のおすすめ遊具
“ITADAKI”エリアで一番高いところにある「スカイウォーク・ヒル」では、全身を使って障害を乗り越える、アスレチック要素のある遊具も楽しめます。遊具からの絶景も楽しみ。
特におすすめの遊具を2つ紹介しましょう。
「スカイウォーク」

地上高8mを超える大型のネット遊具です。縦・横・斜めに入り組んだネットを上り切った時の達成感と、頂上からの絶景も楽しめます。

最後は滑り台を使ってゴール!
「カラフルポッド・ホップステップカラーズ」

乗って飛び跳ねて遊ぼう!クッション性のある特殊な地面で、転倒時にも配慮しています。
1歳の赤ちゃんから遊べる遊具もいっぱい!

ガーデンの隣にあるミストと噴水コーナーも小さな子に大人気
他にも注目の遊具がたっぷりそろう“ITADAKI”エリア。1歳未満から大きな子まで子どもの発達段階に合わせた遊具を選べるので、その子に応じた発見や経験が得られます。

色とりどりの遊具が並ぶ「トドラー・ガーデン」

ブランコが集まる「スウィング・バレー」
「トドラー・ガーデン」や「スウィング・バレー」には、歩き始めの1歳未満の赤ちゃんが自分のペースで遊べる乳幼児向け遊具もあるので、いろんな年齢の子どもが存分に楽しめますよ。

奈良盆地が一望できる展望台は絶景スポット!
ここまで紹介した「PLAY PEEK ITADAKI」は広大な生駒山上遊園地のほんの一部です。遊園地の大部分を占めるアトラクションエリアもぜひ堪能しましょう!
屋内で遊べる「シューティングライド ビーム★スターズ」

2024年3月オープンの屋内型アトラクション「シューティングライド ビーム★スターズ」。雨の日でも安心して楽しめます。

モンスターたちをレーザービームでやっつけよう!

最後は「ボス」との戦いです!
最高得点を目指して頑張ろう!君は何点とれるかな?
広々とした園内で思いっきり遊べる生駒山上遊園地。多彩なアトラクションや「PLAY PEEK ITADAKI」エリアなど、いろんな楽しみ方ができる魅力いっぱいの遊園地です。体を動かして、存分に楽しんでくださいね。
生駒山上遊園地
住所 | 奈良県生駒市菜畑2312-1 |
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問合先 | 0743-74-2173(代表) |
営業日 | 3月上旬から12月頃(詳しくは公式サイト確認) |
休園日 | 毎週木曜(詳しくは公式サイト確認) |
入園料 | 無料(アトラクションは有料) |
URL |
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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