千葉・木更津でタケノコ掘り！野菜収穫体験とBBQが1年中できる空と大地の丘 森本農園

空と大地の丘 森本農園（千葉県木更津市）は、1年を通して野菜の収穫やバーベキューが楽しめる体験農園。春はこれにプラスしてタケノコ掘りが人気です。タケノコ掘りから野菜収穫、採れたてのタケノコと野菜をバーベキューで味わうまでを、詳しくレポートします！

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体験充実の農園！予約や服装は？雨でもOK？

「空と大地の丘　森本農園」は春のタケノコ掘りをはじめ、田植え体験、夏の流しそうめん、秋の芋掘り、冬の白菜や大根の収穫など、大自然のなかで四季を通じてさまざまな体験が楽しめる体験農園です。収穫したタケノコや野菜は農園内のバーベキュー場で、そのままサラダにしたり焼いたりして、新鮮なまま味わえるのも人気の理由！

予約は予約サイトなどオンラインでも可能ですが、基本的に電話がベター。前日までに電話で済ませておきましょう（食材持ち込みバーベキューは当日でもOK）。特にタケノコ掘りの時期などの繁忙期は体験案内しながらの電話対応になることが多く、早めの予約がおすすめです。

タケノコ掘りなど収穫体験の服装は、汚れてもよい長袖長ズボン、スニーカーもしくは長靴が基本。軍手も必須で、タオルや帽子も用意しておけば安心です。

バーベキュー場には屋根付きのカマドやテーブルもあり、雨の日でもOK！ 収穫体験も雨の日も実施されているので、参加する場合はカッパなどの雨具があればよいでしょう。

都内からも便利！アクセスや駐車場、周辺スポットは？

タケノコ掘りは農園から離れた会場に集合

東京湾アクアラインを利用すれば、都内からも1時間前後と便利な立地。タケノコ掘りの会場と体験農園・バーベキュー場は、車で30分ほど離れています。（タケノコ掘り以外の体験は、農園内で実施されるものがほとんどです）

タケノコ掘りから参加する場合、まずはそちらの会場へ。東京湾アクアラインからつながる首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の木更津東ICが最寄りです。タケノコ掘りは山の中で行うため、トイレや飲み物の調達は事前に済ませておくことが推奨されていて、おすすめは木更津東ICからすぐの場所にある「道の駅 木更津 うまくたの里」。2017年にオープンした比較的新しい道の駅で、トイレもきれい！ オムツ替えシートを備えた多目的トイレも設置されています。

» 道の駅 木更津 うまくたの里（るるぶ&more.のスポット詳細）

そして、木更津東ICや道の駅から車で10～15分ほど走った「森山神社」が、タケノコ掘りの駐車場兼集合場所。少し分かりづらいですが細い道を南下していく進行方向の右手にあるので、見落とさないようにしてくださいね。
（カーナビは住所「木更津市茅野七曲285」にセットして、細い道を最後に左折となっている直前に「森山神社」があります）

その他の体験やバーベキューは「空と大地の丘　森本農園」で

一方の体験農園・バーベキュー場は、タケノコ掘りが終わってから向かう場合、下道で30分ほど。駐車場は手前に第2、奥に第1と2カ所用意されていて、空いていれば第2駐車場は通過して、奥の第1駐車場に駐めたほうが近くて便利です。

体験農園・バーベキュー場の最寄りは東京湾アクアライン連絡道の袖ヶ浦IC。近くには「三井アウトレットパーク 木更津」をはじめ人気のスポットが集結していますので、帰りに立ち寄るのもおすすめですよ。

» 三井アウトレットパーク 木更津（るるぶ&more.のスポット詳細）

いざスタート！タケノコ掘り体験の流れ

準備バッチリで「森山神社」に集合したら、いよいよタケノコ掘りのスタートです。まずは里山風景を楽しみながら、5分ほど歩いて山の中へ。

＜体験情報：タケノコ掘り＞

• 収穫時期：4月上旬～5月中旬
• 種類：孟宗竹（4月中旬～5月初旬）、破竹・布袋竹（5月中旬）
• 持ち物：飲み物、汚れてもよい服（長袖、長ズボン）、靴、軍手
• 集合場所：森山神社
  ※山の中での体験のため、トイレは事前に済ませ、持ち物を準備して集合

右手に広がる竹林がタケノコ掘りの会場です。この他にも山の中に数カ所用意されていて、生育状況などによって最適な場所が選ばれるそう。

会場に着いたら料金などの説明と掘り方のレクチャーから。料金は4月20日まで大人1人4000円、4月21日からは大人1人3000円。中学生以下の子どもは無料です。掘ったタケノコは1人2kgまで体験料金内、2kg以上は500gごとに500円での追加買い取りとなります。

タケノコの見つけ方は2つ。遠くから目で探す方法に加え、草の間などに隠れている場合もあるので、足で踏んで見つける方法もあります。写真はそのために、足裏に感じるタケノコの感触を覚えているところ。

どのタケノコにするか決めたら、いざ掘り進めていきます。タケノコはよ～く見ると猫背の人のように微妙に曲がって生えていて、その背中側ではなくお腹側から掘っていくのがポイント。

クワを入れる角度にもポイントがあり、丁寧にレクチャーしてもらえます。

想像以上の重労働！ 小さな子どもは1人では危ないので、大人と一緒に掘ってくださいね。

ついに出てきたタケノコさん！ 顔より大きいタケノコですが、これでも重さは400g。1人あたりこの5本分は、追加料金なしで収穫できるということになります。

掘ったタケノコの重さを測って、一連の流れが完了！ 落とし穴になってしまって危険なのと、来年のタケノコの生育にも影響するため、掘った穴を埋め戻すのも忘れずに。

タケノコ掘り以上に！？子どもがハマったのがコレ！ 「私がタケノコさんを竹にしてあげるんだ！」と、まだ皮が残っている幼い竹の皮を次から次へと剥いでいきます。おかげですっかり周辺の竹林は、青々とした竹ばかりに。大人が思いもよらない遊びを作り出す、子どもの発想力のすごさを改めて思い知らされました。

1時間強のタケノコ掘りのラスト1本として、家族3人力を合わせて大物にも挑戦！ 巨大なタケノコに立ち向かい、汗びっしょりで悪戦苦闘するうちに、家族の絆が深まります。

ついに1.2kgの大物を掘り上げて、達成感と喜びもひとしお！

そして本日の成果がコチラ！ これでちょうど大人2人分、4kgです。その場でバーベキューでの使用分と持ち帰り分に分けてから、体験農園・バーベキュー場へ移動します。

通年OK！野菜収穫体験とバーベキュー

タケノコ掘り会場から移動した体験農園・バーベキュー場では、野菜収穫体験やバーベキューが1年を通して楽しめます。

まずは野菜の収穫体験から。常時5～7種類以上、だいたい10種類ぐらいの野菜が収穫でき、写真のようにどの場所に何が植えられているか分かるようになっています。

手ぶらバーベキューとセットで利用する場合は、バーベキューで食べる分だけ野菜の収穫も料金に含まれています。野菜に関するクイズや説明を聞きながら、用意された容器に収穫していきましょう。

採ってそのままつまみ食いもOK！ 野菜本来の甘みやおいしさを、思うがままに味わえます。

収まりきらないほどてんこ盛り！ 続いてバーベキューの準備を始めます。

収穫したばかりの野菜を洗っていきます。採れたて新鮮で、みずみずしい！

先ほど掘ったタケノコを洗うのも忘れずに。

カマドに入れる薪も自分たちで準備します。重いけどしっかりお手伝い！

無事火がついて、あとは食材を準備するのみです。

洗った野菜を焼く用とサラダ用に分け、サラダはお皿に盛り付けていきます。

タケノコは刺し身、素焼き、窯焼きの3つの食べ方でいただきます。ママにしっかり見てもらいながら、刺し身用に薄く切れるかな？

素焼き用（手前）も含め、バッチリ準備できました。窯焼き用は……？

そのままカマドの中へ！ ひと通り焦げ目がついたらアルミホイルを巻いて、焼き芋のように中までしっかり火を通していきます。

手ぶらバーベキューなら、もちろんお肉ややきそばもついています！ 農園で採ったサンチュなどで巻けば、新鮮野菜と一緒に味わえてサイコーですね！

えぐみが出ないうちにアク抜き不要でいただくタケノコに、みずみずしい旬の採れたて野菜……。食べ物を作る大変さやその大切さも学びながら、とっておきのバーベキューが楽しめます。

体験情報：野菜収穫とバーベキュー

子どもの遊具や、食育につながるレンタル農園もチェック

敷地内の小高い丘の上には、すべり台やブランゴがついた遊具も設置されていて、自由に遊ぶことができます。

また、農業体験にハマったら、年間を通じて約15種類の野菜が栽培できる1区画5坪のレンタル農園も行っています。種、苗、月2回前後の農業指導付きで食育にもつながり、ファミリーにぴったりですね！

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。