「鬼平江戸処」として江戸の町並みが再現され、さながら歴史テーマパークのよう! 池波正太郎氏の人気小説『鬼平犯科帳』の世界が施設全体で演出されていて、劇中に登場した店名を冠した店が軒を連ねています。ドライブ中に突然訪れるタイムトリップ体験に、子どもたちも興味津々!
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※各施設の営業時間などは通常時のものです。新型コロナウイルスの感染拡大防止などにより変更となる場合がありますので、おでかけ前に各施設にご確認ください。
鬼平が闊歩した町がここに!
池波正太郎氏の時代小説『鬼平犯科帳』の世界観を表現した「鬼平江戸処」。日本橋大通りをイメージした町並みや本染めののれんなど、まるで江戸時代にタイムトリップしたかのようです。食事処や売店では、江戸の味を今に伝える老舗の食事品や、江戸を感じさせる数々の土産品をチェック。
小説にまつわるグルメがズラリ!
物語の中心となる本所深川界隈の下町の様子を再現したフードコートには、小説に登場する店名の店が並んでいます。もちろん店名だけでなく、店のルーツやメニューなども物語や池波正太郎氏と関係するものばかり。たとえば「五鉄」の奥にある密偵たちが集まった2階へと続く階段など、細かな演出にも注目です。
一本うどん 850円
(五鉄)
小説の中で鬼平や同心、密偵たちが集う重要な場所であった軍鶏鍋屋「五鉄」を再現。実際に店のモデルになったとされている、日本橋人形町で宝暦10年(1760)から続く老舗軍鶏鍋専門店「玉ひで」が監修しています。名物の「一本うどん」も小説に登場するメニュー。長さ55cm、幅2.5cm、厚さ1cmの特大うどんがまるっと一本、お椀に入ったダイナミックなビジュアルで、江戸時代に実際に存在していた料理だそうです。
五鉄
電話 | 048-598-3300 |
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時間 | 10時~20時30分LO |
休み | 無休 |
青ネギうな丼 1950円
(忠八)
道ばたに小さな店を出して商売する「辻売り」のうなぎ屋として小説に登場する「忠八」のうなぎは、本所深川の町人に親しまれ、評判の味だったと描かれています。「うな丼」1750円、「うな重」2500円などで味わえるうなぎは、創業から120年以上、川魚一筋で商ってきた卸問屋「鯉平」が提供。特にふっくら香ばしいうなぎの蒲焼きとたっぷり青ネギをのせた「青ネギうな丼」が、お好みでだしをかけてひつまぶし風にもできる人気メニューです。
忠八
電話 | 048-565-2522 |
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時間 | 10時~20時30分LO |
休み | 無休 |
中華そば(味噌) 780円
(弁多津)
佐嶋与力ごひいきののっぺい汁がおいしい店で、鬼平も足を運んだと描かれている料理屋が「弁多津」です。ここでは「冬になると恋しくなる」のっぺい汁に変え、同様に体が温まる中華そばを提供。池波正太郎氏が足しげく通った名店「日本橋たいめいけん」が監修しています。「中華そば(味噌)」はコクのある味噌味のスープにもやしのシャキシャキがよく合い、特製チャーシューやメンマとの相性も抜群です。
弁多津
電話 | 048-565-2410 |
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時間 | 9時30分~21時30分LO |
休み | 無休 |
「鬼平江戸処」限定のお土産をチェック
お土産がそろうショッピングゾーンは、江戸でもっとも賑わっていたといわれる両国広小路を再現した「みやげ処 屋台連」。老舗の食品や和雑貨、菓子類が並びます。また、元祖くず餅の店として江戸時代から親しまれていた、「船橋屋」の鬼平江戸処限定商品も注目です。
鬼平江戸処 かすてら焼き 8個入り756円
(みやげ処 屋台連)
「火付盗賊改方(火盗)」の提灯に見立てたパッケージが印象的な、鬼平江戸処のオリジナル商品。埼玉県三芳町産の川越芋を使ったさつまいもペーストを練り込み「鬼平江戸処」などの焼印が押された生地が、中のカスタードの甘みとよく合う小判型かすてら焼きです。
濃厚しっとりチーズケーキ 1500円
(みやげ処 屋台連)
地元の羽生チーズケーキファクトリーから直送される、スタッフおすすめNo.1商品です。羽生PAでしか売られていない限定商品で、ナチュラルチーズを使ったケーキは、しっとり濃厚な味わい。チーズの心地よい香りが鼻をくすぐる、ここならではの人気スイーツ土産です。
みやげ処 屋台連
電話 | 048-598-5115 |
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時間 | 7~22時 |
休み | 無休 |
串くず餅 1本294円~
(船橋屋)
江戸の下町・亀戸で文化2年(1805)に創業した老舗和菓子舗「船橋屋」。明治初頭のかわら版で、江戸甘いもの屋番付の横綱に認定された「くず餅」の元祖として知られています。「串くず餅」はくず餅にあんをトッピングした鬼平江戸処限定商品。定番のこしあんのほか、旬に合わせた季節限定味も販売されています。
船橋屋 羽生PA(上り線)鬼平江戸処店
電話 | 048-577-6550 |
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時間 | 9~20時 |
休み | 無休 |
江戸を楽しむ仕掛けに注目。一般道からも入れる
建物中央に設けられた「かわら版コーナー」では、鬼平江戸処の見どころや、浮世絵で読み解く江戸の人々の暮らしぶりなど、映像やiPadでさまざまなコンテンツを閲覧できます。館内外各所に隠されている「つなぎ」探し(後述)のヒントもここでゲットできます。
屋根上にかけられた火の見櫓や奉行所の高札など、細部までこだわって江戸時代の町並みが演出されているのも大きなポイント。大八車や編み笠なども置かれていて、「あれはなに?」「これはなに?」と子どもたちの興味を引くこと間違いなしです。
敷地内奥側にある「弥勒寺界隈」と呼ばれるエリアにも、「お熊婆の茶屋 笹や」や「弥勒寺(みろくじ)」など小説に出てくる場所が登場。「大見世物」ののれんが掛かっているように見世物が行われる広場、つまりイベントスペースになっています。江戸の植栽を眺められる広場には屋根付きのベンチも置かれているので、イベントがないときは屋外の休憩スポットとしても利用できます。
高速に乗っていなくても、『鬼平犯科帳』の世界にふれられるのも大きな魅力。「弥勒寺界隈」の広場に江戸時代の関所を模した一般道出入口が設けられており、こちらの出入口は7~22時に利用が可能です。もちろん一般道駐車場も用意されています。
子どもと熱中「つなぎ」探し。赤ちゃんの設備も充実
敷地内には、小説内にも登場する役人と密偵が内密に連絡する際に用いられた、「つなぎ」(合図)という小物があちこちに隠されているので、宝探し気分で探してみましょう。「つなぎ」の種類とどこにあるのかは「かわら版コーナー」のiPadで調べられるので、それを頼りに探すことができます。楽しく探せて江戸時代の歴史にもふれられるので、学びもあって一石二鳥ですね。
フードコート側にあるベビーケアルームも、入り口ののれんや木板の床、扉が配され、館内の雰囲気と合わせた造りです。鍵付きの個室にオムツ交換台が2台、調乳用温水器があって十分な設備。子どもも楽しめてパパママも楽ちんなパーキングエリアなので、ぜひ遊びスポット感覚で立ち寄ってみてくださいね。
羽生PA【上り】(鬼平江戸処)(はにゅうぱーきんぐえりあ のぼり おにへいえどどころ)
住所 埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
TEL 048-566-1215(鬼平江戸処マネジメントオフィス)
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