「リスの森~SquirrelForest~」が、2023年3月17日「神戸どうぶつ王国」にオープンしました。どんぐりが実るアラカシやシラカシ、紅葉が楽しめるモミジなどの木々で“日本の森”を再現。自由に駆け回るリスたちの愛らしい姿が見られる「リスの森〜SquirrelForest~」の楽しみ方を紹介します。
ニホンリスってどんな動物?
「リスの森~SquirrelForest~」では、現在9頭の二ホンリスが暮らしています。
二ホンリスは、その名のとおり日本固有種で、「ホンドリス」とも呼ばれることも。森林に生息しており、体長とほぼ同じ長さのフサフサした尻尾でバランスを取り、枝から枝へ俊敏に移動します。冬眠はせず、秋に木の実を地面に埋めたり、木の隙間などに隠す「貯食」を行い、冬を乗り切ります。中国・九州地方では絶滅したと考えられており、準絶滅危惧種に指定されています。
新エリア『リスの森~Squirrel Forest~』のここをチェック
「リスの森~SquirrelForest~」はコンパクトながらも、オニグルミやアラカシ等16種類 108本の植物で日本の森を再現。日本の四季を感じる展示場の中で、リスの行動を引き出す仕組みがいっぱい! 1年を通して野生に近い二ホンリスの姿を見ることができます。
まるで冒険!リスの住み家に忍び込んだ気分で探してみよう
展示場に入ったらまずリスの姿を探しましょう! ニホンリスは身を隠しながら生活しているので、すぐに見つからないかもしれません。頭上を見上げて生い茂る木々や、岩の隙間をそっと覗いてみてください。ツタの上を駆け回ったり、木の実を探したり、木から木へジャンプしたりと、リス達の身軽で俊敏な姿が見られるかも。生息地に迷い込んだ気分でリス達を探す楽しみを体験してみては。
生息するリスの暮らしを見てみよう
新緑、紅葉、実り、落葉と、1年を通して、植物と動物が共存する野生の世界を観察できるのも魅力。木の実がなる季節になれば、リスが自分たちでドングリなどを採って食べる姿も見られるかも?
ドングリなどの木の実を埋める習性があるので、そのドングリがいつか芽吹いたら…と、食物連鎖について考えるのも面白いですね。可愛らしいリスを眺めながら、親子で自然について考え学んでみる良い機会になるかもしれません。
神戸どうぶつ王国
住所 | 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9 |
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問合先 | 078-302-8899 |
営業時間 | シーズンにより異なる |
入場料 | 大人(中学生)2200円、小学生1200円、幼児(4、5歳)500円、シルバー(65歳以上)1600円 |
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