クラゲの種類や生態を解説!おすすめ水族館10選では幻想的な水槽やラボにも注目

クラゲの種類や生態を解説!おすすめ水族館10選では幻想的な水槽やラボにも注目
鶴岡市立加茂水族館の「クラゲドリームシアター」

佐々木隆のアイコン佐々木隆

いまや日本の水族館の人気者となったクラゲ。各水族館で展示方法の工夫が見られ「そこにいるだけで癒される~」という空間もいっぱいです。今回は、そんなクラゲの生態やカラダ、その一生や種類などに焦点をあててみました。後半に、クラゲの展示がステキな日本の水族館ベスト10も紹介します。親子でクラゲについて学び、水族館で観察してみましょう。

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目次(index)

クラゲってどんな生きもの

クラゲはどんな生きものなのか、クラゲのカラダ、生態、その一生について紹介します。

クラゲのキホン

クラゲはプランクトンの一種です。分類上、刺胞動物門に属しており、海中や淡水で浮遊生活している種の総称を和名「クラゲ」、英名「Jellyfish」といいます。クラゲのほとんどは傘のような形状で水中に浮かんでおり、触手によって捕食生活をしています。

3種のクラゲが観察できる、すみだ水族館のドラム型水槽

3種のクラゲが観察できる、すみだ水族館のドラム型水槽。どのクラゲも傘のような形状で、水中をゆ~らゆらしています

クラゲのカラダは水分が95%!!

クラゲはゼラチン質で、色は透明のものが多いです。そして、実にカラダの約95%が水分です。ちなみに、残りは塩分と有機物でできています。実は、人間も赤ちゃんのときの水分量は約80%ですが、その後、成長すると減少し、高齢者で約50%といわれています。しかし、クラゲは一生同じで、ほどんどが水分なのです。

水中を浮遊しているミズクラゲ

画像提供:新江ノ島水族館

水中を浮遊しているミズクラゲ。確かに、カラダ中が水分というのも納得できる見た目です

クラゲには脳も心臓もない!?

クラゲには脳がありません。つまり何も考えていない!? ということでしょうか。では、どうやって動けるのか。脳の代わりにカラダ中に神経が張り巡らされており、これによって、モノに当たったときや水の流れなどに反射的に動いているんです。

さらに、脳だけでなく心臓も血管もありません。いったい、どうやって生きているのか、と思いますが、クラゲには血管の代わりに水管といわれる管があり、これによってカラダに栄養を運んでいます。そして心臓の代わりは“クラゲのカラダ自身”。傘を開閉させたりカラダを動かすことが、人間の心臓と同じポンプの役割となっているようです。

透明なミズクラゲ

透明なミズクラゲ。確かに脳も心臓もなさそうです

クラゲには目と口と腕はある

ただ、クラゲには目と口はあります。目は、人間のような形状でなく、傘の縁に10数個の目がついており、映像を映すわけではなく、光を感じる器官として存在しています。口は、おおむね傘の真下にあり、足のように見える口腕(こうわん)を使って、獲物を口に持っていきます。

クラゲには目と口と腕はある

画像提供:サンシャイン水族館

クラゲの目は人間の目とは形状も役割も違うようです

クラゲの毒とハリについて

よく、クラゲに刺されるという話を聞きますが、これは、クラゲは触手にハリがあって、それが毒針なのです。捕食のために、ハリで獲物を刺して毒を注入、動けないようにして口腕で口へ持っていくわけです。なお、クラゲに刺されたら命に関わることもあるので、すぐに病院へ行きましょう。毒針がなく刺さないクラゲもいます。

触手に毒針があります

画像提供:新江ノ島水族館

触手に毒針があります。クラゲにはふれないようご注意を

クラゲは一生のうちに何度も名前が変わる

多くのクラゲは、次のミズクラゲのような一生を送ります。まず卵で生まれ「プラヌラ」という幼生になり岩や貝殻に付着します。次に「ポリプ」というイソギンチャクのような形になり、プランクトンを捕食して成長します。その後、カラダにクビレが出始め「ストロビラ」になり、分裂をして「エフィラ」となり「ストロビラ」から離れて水中を泳ぎ、やがて、よく知られるクラゲの姿になっていきます。

ミズクラゲの「エフィラ」はこんな形をしています

ミズクラゲの「エフィラ」はこんな形をしています

クラゲの寿命は?不老不死のクラゲも!?

ミズクラゲの寿命は約1年ですが、クラゲ全体では、種類によって数カ月のもの、約半年のもの、約7カ月のものなどがいます。また、ベニクラゲは不老不死といわれています。

“不老不死”といわれるベニクラゲ

“不老不死”といわれるベニクラゲ

クラゲは泳いでる?流れてる?

ときどき泳ぎますが、ほぼ泳がず、潮の流れに身をまかせて浮遊していることがほとんどです。傘を開閉して浮き上がったりというのが“ときどき泳いでる”動きで、そのほかは、ただ流されるだけのようですね。

ときどき泳ぎますが、ほぼ泳がず、潮の流れに身をまかせて浮遊しているクラゲ

水族館の水槽も流れをつくっており、クラゲはそれに乗っているのです

クラゲは何を食べてるの?

主に動物プランクトンを捕食して食べます。ほかにも、甲殻類や小さな魚なども食べます。クラゲの食事シーンを見られる水族館もあります。

京都水族館の小さなクラゲたちにスタッフが食事をあげています

京都水族館の小さなクラゲたちにスタッフが食事をあげています

日本の水族館にいる主なクラゲの種類

クラゲは全部で約3000種くらいいるといわれています。そのなかで、日本の水族館によくいるクラゲをいくつか紹介しましょう。

ミズクラゲ

日本の水族館でもっとも多く見られる中型のクラゲ。約40カ所の水族館にいます。その数の多さを上手に利用して、ミズクラゲ水槽を幻想的に神秘的に演出している水族館がたくさんあります。

  • 【和名】ミズクラゲ
  • 【英名】Moon Jelly
  • 【学名】Aurelia sp
  • 【分類】旗口クラゲ目 ミズクラゲ科 メズクラゲ属
  • 【生息地】日本近海など世界中の海
  • 【サイズ】傘の直径約15~30cm
  • 【寿命】約1年
4つの丸い模様が特徴的な「ミズクラゲ」

画像提供:サンシャイン水族館

4つの丸い模様が特徴的。これは生殖腺ですが、目のように見えるのでヨツメクラゲと呼ばれることもあります

アカクラゲ

約20の水族館で見られる中型のクラゲ。その名のとおり、赤色の模様が入っているのが大きな特徴です。毒が強く、戦国武将の真田幸村が利用したという逸話もありサナダクラゲと呼ばれることもあるそうです。

  • 【和名】アカクラゲ
  • 【英名】Japanese sea nettle
  • 【学名】Chrysaora pacifica
  • 【分類】旗口クラゲ目 オキクラゲ科 ヤナギクラゲ属
  • 【生息地】日本近海の北海道より南の海
  • 【サイズ】傘の直径約9~15cm
  • 【寿命】約7カ月
傘部分はまるで雨傘のようで、長くて赤い触手が印象的な「アカクラゲ」

画像提供:新江ノ島水族館

傘部分はまるで雨傘のようで、長くて赤い触手が印象的です

タコクラゲ

20以上の水族館で見られる中型のクラゲ。8本の足のような口腕があることから、この和名がついています。英名の「Spotted jelly」は“斑点のあるクラゲ”の意味。

  • 【和名】タコクラゲ
  • 【英名】Spotted jelly
  • 【学名】Mastigias papua
  • 【分類】根口クラゲ目 タコクラゲ科 タコクラゲ属
  • 【生息地】日本近海の関東より南の海
  • 【サイズ】傘の直径約10~20cm
  • 【寿命】約1年
8本の足(口腕)から和名がついている「タコクラゲ」

傘にある斑点から英名が、8本の足(口腕)から和名がついています

カラージェリーフィッシュ

約15の水族館で見られる中型のクラゲ。さまざまな色があるのが特徴で水族館に展示している様子はとてもカラフルでキレイです。カラージェリーフィッシュはクラゲですが毒は持っていないといわれています。

  • 【和名】カラージェリーフィッシュ
  • 【英名】Color Jellyfish
  • 【学名】Catostylus mosaicus
  • 【分類】根口クラゲ目 ビゼンクラゲ科 カトスティラス属
  • 【生息地】東南アジア周辺の海
  • 【サイズ】傘の直径約30cm以下
  • 【寿命】約半年
水槽の中を浮遊する「カラージェリーフィッシュ」

白や黒、赤などのカラージェリーフィッシュが水槽の中を浮遊する様子は必見

カブトクラゲ

約15の水族館で見られる小型のクラゲ。武将の兜のような形状が特徴で、英名にも学名にも“mikado”が入っている日本の固有種です。普通のクラゲは刺胞動物、つまり“刺す”生きものですが、カブトクラゲは有櫛動物といい、ハリもなく刺しません。

  • 【和名】カブトクラゲ
  • 【英名】Mikado jellyfish
  • 【学名】Bolinopsis mikado
  • 【分類】カブトクラゲ目 カブトクラゲ科 カブトクラゲ属
  • 【生息地】日本近海
  • 【サイズ】傘の直径約5cm
光っているように見えるのは発光しているのではなく光を反射している「カブトクラゲ」

光っているように見えるのは発光しているのではなく光を反射しているためです

オワンクラゲ

約10の水族館にいる中型のクラゲ。まさに、お椀のような形をしているクラゲで日本近海でよく見られます。オワンクラゲは光ることでも有名で、刺激を受けると傘の縁が緑色の光を放ちます。

  • 【和名】オワンクラゲ
  • 【英名】なし
  • 【学名】Aequorea coerulescens
  • 【分類】軟クラゲ目 オワンクラゲ科 オワンクラゲ属
  • 【生息地】日本近海など
  • 【サイズ】傘の直径約20cm以下
お椀のような形をしている「オワンクラゲ」

オワンクラゲは、緑色蛍光タンパク(GFP)で下村脩氏などがノーベル化学賞を受賞した際に話題になりました

ハナガサクラゲ

5カ所程度の水族館で見られる中型のクラゲ。ただ、寿命が短く夏限定で展示されることが多い種類です。和名は、傘が花笠に見えることが由来。強力な毒を持っているそうです。

  • 【和名】ハナガサクラゲ
  • 【英名】Flower hat jelly
  • 【学名】Olindias formosa
  • 【分類】淡水水母目 ハナガサクラゲ科 ハナガサクラゲ属
  • 【生息地】日本近海や南米近くの海など
  • 【サイズ】傘の直径約10~15cm
  • 【寿命】約半年
見た目がかなり派手な「ハナガサクラゲ」

見た目がかなり派手なハナガサクラゲ

パシフィックシーネットル

約5カ所でしか見られない世界最大級の大型クラゲ。多くは約50cm以下ですが、なかには、1・2m以上にもなる個体もいたとか。長い口腕が特徴で、アカクラゲとは属まで一緒です。

  • 【和名】パシフィックシーネットル
  • 【英名】Pacific sea nettle
  • 【学名】Chrysaora fuscescens
  • 【分類】旗口クラゲ目 オキクラゲ科 ヤナギクラゲ属
  • 【生息地】北米海岸沿いの海
  • 【サイズ】傘の直径約50cm以下~1m以上
  • 【寿命】約半年
アカクラゲとよく似ている「パシフィックシーネットル」

画像提供:新江ノ島水族館

確かにアカクラゲとよく似ています。パシフィック、つまり太平洋に生息する種類です

ユウレイクラゲ

約5カ所の水族館でしか見られない大型のクラゲ。ほかのヤナギクラゲ属は細いクラゲが多いですが、このクラゲは丸っこくてずんぐりしています。また、ユウレイクラゲの主食は、ほかのクラゲだとか…。

  • 【和名】ユウレイクラゲ
  • 【英名】なし
  • 【学名】Cyanea nozakii
  • 【分類】旗口クラゲ目 オキクラゲ科 ヤナギクラゲ属
  • 【生息地】日本近海や中国沿岸の海
  • 【サイズ】傘の直径約50cm以上
  • 【寿命】約1年
丸っこくてずんぐりしている「ユウレイクラゲ」

名前にピッタリの姿をみせるユウレイクラゲ

ベニクラゲ

数カ所でしか展示のない小型のクラゲ。寿命が尽きると、一度死んだようになってから「ポリプ」にかえって、また成長していくため“不老不死”といわれています。

  • 【和名】ベニクラゲ
  • 【英名】Immortal jellyfish
  • 【学名】Turritopsis sp
  • 【分類】花クラゲ目 ベニクラゲモドキ科 ベニクラゲ属
  • 【生息地】世界中の熱帯・温帯の海
  • 【サイズ】傘の直径約4mm~1cm
  • 【寿命】不老不死
カラダの中心部が赤い「ベニクラゲ」

カラダの中心部が赤いためベニクラゲの和名がついています

クラゲ展示がステキな日本の水族館10選

クラゲを展示している水族館は多数ありますが、なかでも展示方法が魅力的な10施設をピックアップしました。なお「ココで見られる主なクラゲ」は、季節によって入れ替わるものも多いので、あくまで参考にしてください。

エリアメニュー:東北関東東海関西九州

東北のクラゲがおすすめの水族館

鶴岡市立加茂水族館(山形県/鶴岡市)

つるおかしりつかもすいぞくかん

直径約5mのクラゲドームシアター/鶴岡市立加茂水族館(山形県/鶴岡市)

ミズクラゲ約1万匹がいる直径約5mのクラゲドームシアター

“クラゲの水族館”といっていいほど有名な水族館で、クラゲの展示種類約80種は世界一。クラゲ専門の展示エリア「クラネタリウム」に、クラゲドリームシアターをはじめクラゲチューブ、クラゲ栽培コーナーなどがあります。1日数回、クラゲ解説コーナーでの「クラゲのおはなし」も見逃せません。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/タコクラゲ/カラージェリーフィッシュ/カブトクラゲ/オワンクラゲ/ハナガサクラゲ/パシフィックシーネットル/ユウレイクラゲ/ベニクラゲ/ほか
円柱型の水槽が並ぶクラゲチューブ/鶴岡市立加茂水族館(山形県/鶴岡市)

円柱型の水槽が並ぶクラゲチューブ

クラゲ栽培コーナー/鶴岡市立加茂水族館(山形県/鶴岡市)

クラゲの一生についてもよく分かるクラゲ栽培コーナー

問合先 0235-33-3036
住所 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
料金 【入館料】大人1000円/小・中学生500円/未就学児無料

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関東のクラゲがおすすめの水族館

サンシャイン水族館(東京都/豊島区)

さんしゃいんすいぞくかん

海月空感(くらげくうかん)/サンシャイン水族館(東京都/豊島区)

画像提供:サンシャイン水族館

クラゲが間近に迫ってくるクラゲルーぺ

本館1階「大海の旅」エリアに「海月空感(くらげくうかん)」があります。水槽の形状や水流、照明、音などにこだわった空間で、クラゲの浮遊感&ゆったり感を楽しめます。ココで見られるクラゲは約5種。季節によって変わります。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/タコクラゲ/カラージェリーフィッシュ/パシフィックシーネットル/ほか
クラゲトンネル/サンシャイン水族館(東京都/豊島区)

画像提供:サンシャイン水族館

クラゲトンネルは床や壁など360度クラゲに囲まれる空間

横幅約14mの水槽にミズクラゲが漂うクラゲパノラマ/サンシャイン水族館(東京都/豊島区)

画像提供:サンシャイン水族館

横幅約14mの水槽にミズクラゲが漂うクラゲパノラマ

問合先 03-3989-3466
住所 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上
料金 【入館料】大人2600~2800円/小・中学生1300~1400円/4歳以上幼児800~900円/3歳以下無料

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すみだ水族館(東京都/墨田区)

すみだすいぞくかん

足元にミズクラゲがいっぱいのビッグジャーレ/すみだ水族館(東京都/墨田区)

足元にミズクラゲがいっぱいのビッグジャーレ

常時約14種のクラゲを見ることができます。ミズクラゲが漂う水盤型水槽のビッグシャーレは、まるで水面に立っているような浮遊感が魅力。飼育作業が間近で見られるラボではクラゲの赤ちゃんを観察できます。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/タコクラゲ/カラージェリーフィッシュ/カブトクラゲ/パシフィックシーネットル/ビゼンクラゲ/ほか
幻想的な万華鏡トンネル/すみだ水族館(東京都/墨田区)

幻想的な万華鏡トンネルにもクラゲがいます

クラゲを飼育している様子などを見られるアクアベースのラボ/すみだ水族館(東京都/墨田区)

クラゲを飼育している様子などを見られるアクアベースのラボ

問合先 03-5619-1821
住所 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5~6階
料金 【入館料】大人2500円/高校生1800円/小・中学生1200円/3歳以上幼児800円/2歳以下無料

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鴨川シーワールド(千葉県/鴨川市)

かもがわしーわーるど

約10種のクラゲを展示している「Kurage Life」/鴨川シーワールド(千葉県/鴨川市)

照明暗めで神秘的な空間「Kurage Life」

約10種のクラゲを展示している「Kurage Life」。生体展示ゾーンのほかに、デジタル映像技術でクラゲの生活を再現した映像水槽ゾーンもあります。映像水槽ゾーンには子どもたちは大喜び。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/タコクラゲ/アマクサクラゲ/ほか
生体展示ゾーンのミズクラゲ水槽/鴨川シーワールド(千葉県/鴨川市)

生体展示ゾーンのミズクラゲ水槽

参加体験型の映像水槽ゾーン/鴨川シーワールド(千葉県/鴨川市)

動くと床にクラゲが映ったり、手押しポンプを押すとクラゲの赤ちゃんが現れ成長していく過程を映像で見られたり、参加体験型の映像水槽ゾーン

問合先 04-7093-4803
住所 千葉県鴨川市東町1464-18
料金 【入館料】大人3300円/小・中学生2000円/4歳以上幼児1300円/3歳以下無料/60歳以上2700円

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横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県/横浜市)

よこはま・はっけいじましーぱらだいす

まるで海中にいるかのような空間を演出している「くらげりうむ」/横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県/横浜市)

まるで海中にいるかのような空間を演出している「くらげりうむ」

アクアミュージアム内のLABO9「くらげりうむ」に10種以上のクラゲを展示しています。海中のような空間にクラゲ水槽があるほか、クラゲについて学べる体感LAB.も。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アマクサクラゲ/アカクラゲ/ほか
クラゲの赤ちゃんについてなどを解説してくれる「体感LAB.」/横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県/横浜市)

体感LAB.ではクラゲの赤ちゃんについてなどを解説してくれます

問合先 045-788-8888
住所 神奈川県横浜市金沢区八景島
料金 【アクアリゾーツパス(水族館4施設のパス)】大人3300円/小・中学生2000円/4歳以上幼児1000円/3歳以下無料/65歳以上2800円 ほか

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新江ノ島水族館(神奈川県/藤沢市)

しんえのしますいぞくかん

クラゲファンタジーホール/新江ノ島水族館(神奈川県/藤沢市)

半ドーム式の空間で、中央に球型水槽のクラゲプラネット(海月の惑星)、壁に13の水槽がある「クラゲファンタジーホール」

クラゲの飼育・展示のパイオニアともいえる“えのすい”。約70年の飼育研究と展示手法を活かした「クラゲファンタジーホール」は圧巻です。常時約14種のクラゲを楽しめる展示空間だけでも魅力的ですが、季節により投影される照明演出も必見。クラゲの研究コーナー「クラゲサイエンス」では、常時30種以上のクラゲを観察できます。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/カラージェリー/パシフィックシーネットル/キャノンボールジェリー/インドネシアンシーネットル/ほか
クラゲプラネット(海月の惑星)/新江ノ島水族館(神奈川県/藤沢市)

クラゲを美しく展示するために考えられた球型の水槽、クラゲプラネット(海月の惑星)

クラゲサイエンス/新江ノ島水族館(神奈川県/藤沢市)

クラゲのカラダのつくりや生活史、クラゲの飼育・研究の歴史などを紹介している「クラゲサイエンス」

問合先 0466-29-9960
住所 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
料金 【入館料】大人2500円/高校生1700円/小・中学生1200円/3歳以上幼児800円/2歳以下無料

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東海のクラゲがおすすめの水族館

名古屋港水族館(愛知県/名古屋市)

なごやこうすいぞくかん

鏡を使った演出で幻想的な空間をつくりだしているミズクラゲ水槽/名古屋港水族館(愛知県/名古屋市)

鏡を使った演出で幻想的な空間をつくりだしているミズクラゲ水槽

約11種のクラゲを展示しているのは、南館1階の「くらげなごりうむ」。鏡や照明による演出でクラゲの美しさをいっそう際立たせています。クラゲラボコーナーも人気です。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/タコクラゲ/カブトクラゲ/サカサクラゲ/ほか
クラゲが赤ちゃんから大人になるまでの成長過程を観察できるクラゲラボコーナー/名古屋港水族館(愛知県/名古屋市)

クラゲが赤ちゃんから大人になるまでの成長過程を観察できるクラゲラボコーナー

問合先 052-654-7080
住所 愛知県名古屋市港区港町1-3
料金 【入館料】大人2030円/小・中学生1010円/4歳以上幼児500円/3歳以下無料

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関西のクラゲがおすすめの水族館

海遊館(大阪府/大阪市)

かいゆうかん

空間を贅沢に使った展示スタイルの「海月銀河」/海遊館(大阪府/大阪市)

空間を贅沢に使った展示スタイルの「海月銀河」

まるで宇宙空間をクラゲが浮遊しているかのような「海月銀河」。ココには約10種のクラゲがいます。展示方法の工夫で、生きものがより魅力的に見えますよ。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/カブトクラゲ/オワンクラゲ/パシフィックシーネットル/アトランティックシーネットル/ほか
鏡を使った水槽はどこか神秘的です/海遊館(大阪府/大阪市)

鏡を使った水槽はどこか神秘的です

問合先 06-6576-5501
住所 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
料金 【入館料】大人2700円/小・中学生1400円/3歳以上幼児700円/2歳以下無料 ※変動あり

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京都水族館(京都府/京都市)

きょうとすいぞくかん

クラゲが海の中を漂っている様子を海中から見るような360度パノラマ水槽「GURURI」/京都水族館(京都府/京都市)

クラゲが海の中を漂っている様子を海中から見るような360度パノラマ水槽「GURURI」

約30種ものクラゲがいる「クラゲワンダー」があります。多くのミズクラゲが頭上と目の前に広がる「GURURI」をはじめ、さまざまなクラゲ展示は見応え十分。「京都クラゲ研究部」にも注目です。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/タコクラゲ/カラージェリーフィッシュ/カブトクラゲ/オワンクラゲ/ほか
飼育スタッフがクラゲの繁殖・育成・研究といった作業を行うオープンスペース「京都クラゲ研究部」/京都水族館(京都府/京都市)

飼育スタッフがクラゲの繁殖・育成・研究といった作業を行うオープンスペース「京都クラゲ研究部」

問合先 075-354-3130
住所 京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内
料金 【入館料】大人2400円/高校生1800円/小・中学生1200円/3歳以上幼児800円/2歳以下無料

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九州のクラゲがおすすめの水族館

九十九島水族館海きらら(長崎県/佐世保市)

くじゅうくしますいぞくかんうみきらら

神秘的なクラゲの空間を演出した「クラゲシンフォニードーム」/九十九島水族館海きらら(長崎県/佐世保市)

神秘的なクラゲの空間を演出した「クラゲシンフォニードーム」

1階の「クラゲシンフォニードーム」で常時11種のクラゲに会えます。九十九島周辺で確認されている100種以上のクラゲを、随時入れ替えながら展示しているので、行くたびに違うクラゲが見られるかも。地下1階の「クラゲ研究室」も興味深い場所です。

  • ココで見られる主なクラゲ
    ミズクラゲ/アカクラゲ/カブトクラゲ/オワンクラゲ/ウリクラゲ/ワタゲクラゲ/ホシヤスジクラゲ/ほか
さまざまな水槽があり幻想的な演出も/九十九島水族館海きらら(長崎県/佐世保市)

さまざまな水槽があり幻想的な演出も

クラゲの調査・研究・繁殖に取り組んでいる「クラゲ研修室」/九十九島水族館海きらら(長崎県/佐世保市)

クラゲの一生や、九十九島にはどんなクラゲがいるのかなど、調査・研究・繁殖に取り組んでいる「クラゲ研究室」

問合先 0956-28-4187
住所 長崎県佐世保市鹿子前町1008
料金 【入館料】大人1470円/4歳~中学生730円/3歳以下無料/70歳以上1250円

スポット詳細・MAPはるるぶ&more.へ

クラゲが漂っている様子を見ていると、とてもゆったりした気持ちになれる人も多いのではないでしょうか。それは大人に限らず、子どもたちもそうかもしれません。ぜひ、親子で神秘的なクラゲがいる水族館へ出かけてみてください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。