日本のまんなかだった日本橋!?江戸の町を水の上から見てみよう

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日本橋周辺に張り巡(めぐ)らされた河川や水路は、江戸時代は防衛や物流の要(かなめ)だったんだ。そんな江戸時代の面影(おもかげ)を川の上からたどってみよう。

おすすめの年齢・制作時間

歴史の授業を習い始める高学年や、歴史好きのキッズにおすすめ。おでかけ感覚でおうちの人と取り組んでみよう。

5年生6年生調べる製作期間:3日

用意するもの

・筆記用具(メモ帳、ノート、色えんぴつなど)

・スマートフォンやカメラ

・クルーズの予約チケット
日本橋クルーズという、日本橋船着場から出航するクルージングがあるよ。おうちの人と一緒(しょ)に出掛(か)けてみよう。

・『るるぶ江戸』や江戸時代の史料
江戸時代の交通や町のしくみについて知ることができるよ。書店や図書館に行ってみよう。

手順

1.江戸時代の日本橋について調べる。

江戸時代、「日本橋」という地域がどのような場所だったか、インターネットや本屋・図書館の資料などで調べる。

2.日本橋クルーズに乗る

クルーズ船に乗り、実際に日本橋の下をくぐる体験をする。船から見えた景色をスケッチしたり、写真を撮(と)ったり、気づいたことをメモする。

永代橋。現在の橋は、大正15年(1926)竣(しゅん)工の5代目なんだ。

<ポイント>

  • 日本橋川には、江戸城の石垣が残っているよ。よく見て、写真に撮(と)っておこう!
  • 隅(すみ)田川に出てから見られる永代橋は、交通の要所だけでなく名所のひとつ。複数の浮(うき)世絵にも描(えが)かれているので、どんな作品に登場しているか調べてみよう。

3.まとめる

撮影(さつえい)した写真や自分で描(か)いたイラストなどをつかってまとめる。

まとめ方のコツ

・クルーズに乗って見たものや感じたこと、驚(おどろ)いたことを自分の言葉で書いてみよう。
・地図や航路と共に、そには昔どんな「江戸時代の景色」があったのか、写真などを貼(は)りつけてオリジナルマップを作ってみよう。昔の人のくらしや、町づくりの工夫が見えてくるはず。資料やインターネットから使う時は、きちんと引用元を書いておこう。
・日本橋には江戸時代から営業しているお店もあるよ。時間があったら訪れて、自由研究のまとめに加えてみるのがおすすめ!

参考にした本・資料

るるぶ江戸

『るるぶ江戸』

この1冊で、江戸時代へタイムスリップ!東京に残る江戸文化やグルメ・アートなどを楽しめる本です。江戸時代のおもな出来事や歴史などもビジュアルでわかりやすく紹介(しょうかい)しているので、小学校高学年の学習にもぴったり♪

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