
天気予報では、「高気圧」や「低気圧」という言葉をよく聞くけれど、どういうことだろう?山の頂上でお菓子の袋が膨らむのと関係がある?容器の空気を抜いて、気圧が下がる状況を作ってみよう!
おすすめの年齢・制作時間
実験は簡単なので低学年からチャレンジOK!気圧の仕組みについても一緒に調べるなら、4年生くらいがおすすめです。
2年生 3年生 4年生 実験 製作期間:1日
用意するもの
・真空漬物容器と真空ポンプ
お漬物を作るときに早く漬けられる容器と空気を抜くポンプ。家に無い場合は、スーパーマーケットやネット通販で買えるよ。
・マシュマロ
たくさんあると楽しいよ。
・小さなスナック菓子などの袋
真空漬物容器に入るように、10cm以内の袋を選ぼう。実験中に開いてしまう場合があるので、すぐに食べてもいいものを選んでね。
手順
1.マシュマロを真空漬物容器に入れる

容器の半分くらいまで、マシュマロを入れる。最初の大きさを覚えておこう。
2.空気を抜く

フタを閉めたら、真空ポンプを使って容器の中の空気を抜く。すると中のマシュマロがどんどん大きくなる。
3.空気を戻す

このままフタを開けようとしても、固くて開けられません。容器のボタンを押し、フタを開けて容器の中に空気を戻す。マシュマロの大きさはどうなるかな?
<ポイント>
- 空気を抜いた容器のフタはとても固くなっているよ。無理に開けようとしないでね。
4.お菓子の袋でも試してみよう

中身を取り出した容器に、今度はお菓子の袋を入れる。同じように空気を抜いていくとどうなるかな。
<ポイント>

- ポンプで空気を抜く作業は、交代でやろう
まとめ方のコツ

・空気を抜く前と抜いた後で、マシュマロや、お菓子の袋はどう変わったかな?
・ほかのお菓子ではどうなるだろう。変わる?変わらない?試してみよう。
・写真やイラストを使って、実験のやり方をくわしくまとめよう。
動画でも実験を紹介
今回紹介した空気を抜く実験は、動画でも公開中!くわしいやり方を知りたい人はぜひ見てみてね。