昨年大好評だった、るるぶKids体験便「てっぱくナイト」の第2弾が、2025年12月5日(金)に開催されました。夜の鉄道博物館を貸し切りで遊び尽くせるこのイベントに、300組の鉄道好き親子が大集合!この日だけの特別体験の数々に、子鉄たちのテンションもマックス!昨年よりパワーアップした当日の様子をレポートします。

子鉄大喜び!るるぶKids体験便「てっぱくナイト」って?

るるぶKids体験便「てっぱくナイト」は、閉館後の鉄道博物館を貸し切りにして行われる鉄道好き親子に向けた特別イベント。館内の展示やシミュレータはもちろん、その日だけの特別な参加型クエストなどが思う存分楽しめるイベントです。いつもより混雑がない館内をゆっくりと巡れるうえ、るるぶKidsオリジナルの子どもの好奇心を刺激し、親子の会話が増える仕掛けがいっぱい!

今年は、るるぶKids×J-Basketのコラボ開催で、昨年よりもさらにパワーアップ。J-Basketのブースでは親子で楽しめるワークショップをはじめ、JR四国の車両シールの配布や鉄道グッズが当たる抽選会、子ども用制服を着て撮影できるコーナー、旅行クーポンプレゼントなど、見どころが盛りだくさんなイベントとなりました。
■『J-Basket』とは?
『J-Basket』は、旅行やエンタメ・グルメなど特典が満載のJCBカードの登録制サービス(年会費3,575円/税込)です。ファミリーのおでかけに嬉しい会員だけのおトクなサービスが盛りだくさん!「電子版るるぶ」も無料でダウンロードできます。» J-Basketの公式サイトはこちら!
体験① 難易度別で楽しめる鉄道ミッションをクリアしよう

受付で渡されたのは、「るるぶKidsからの挑戦状」と題された特別クエスト。鉄道博物館内をすみずみまで歩き回りながらミッションに挑戦する参加型企画です。4つの鉄道に関するミッションをクリアしてキーワードを集め、合言葉を完成させます。
ミッションの内容は、「OYACONET-QUEST(オヤコネットクエスト)」が監修。子どもの主体性や好奇心を引き出すミッションチャレンジ様式で、楽しみながら学べる体験型教材を提供しています。

今回は幼児から小学生まで幅広い子どもが楽しめるように、4つのミッションのほか、難易度の高い追加ミッションをご用意しました。ミッション内容は、子どもの好奇心をくすぐる工夫がたくさん!
館内にいる駅員さんを探し出し、乗車券を見せてキーワードを教えてもらうミッションは、実際の乗車券チェックと同じような手順を踏むため、子どもの「やりたい!」をかなえる内容に。
初めは恥ずかしそうにしていた5歳の男の子も、勇気を出して駅員さんに声をかけ、無事にキーワードをゲット。家族以外の大人に自らコミュニケーションをとり、応えてもらうという機会は、子どもにとって小さな成功体験・自信につながります。

大人でもなかなか読めない難読駅名がキーワードになったミッションもありました。小学生の女の子2人は、車両ステーション内でヒントを発見。「なんて読むのかママも知らかなったよ、よく見つけたね」、「どこの路線なんだろう」と、親子で会話している様子も見られました。

なかには旅行ガイドブック『るるぶ』ならではのミッションも!旅行先を決めている家族の会話内容から、どこの都道府県がおすすめか探し当てます。
<会話内容>※ミッションより抜粋
- N700S系で行くのはどう?
- 路面電車に乗ってみたい!
- せっかくだから世界遺産も見てみたいなあ
- これから旬のカキ、食べに行こうよ!

会話内容をよく読んで、たくさん並べられた『るるぶ』の中から正解の都道府県を探します。「カキの写真があるからこれかな?」「表紙に世界遺産の文字があるよ!」と、都道府県や鉄道にくわしくない子どもたちでも、実際に『るるぶ』を手に取りながら正解を導く様子が印象的でした。
正解の『るるぶ広島宮島』を開くと、キーワードを発見!自分の力で探し当てると達成感もひとしおです。『るるぶ』に載っている名物グルメや絶景の写真を見て、「ここ行ってみたいね!」と旅行への興味にもつながりました。

さらに難しいミッションに挑戦したい子には、クロスワード形式の追加ミッションも。「電車の上についている、電流を集めるシステムをなんという?」、「京終駅の読み方は?」など、鉄道好きキッズが知識をフル活用できる問題や、大人でもわからない難問までありやりごたえ十分!親子で相談したり、教えあったりしながら熱心に取り組む様子が見られました。

4つのミッションをクリアし、キーワードを集めたら合言葉が完成!合言葉をるるぶKidsスタッフに伝えることができたらミッションクリアです。ゴールした子どもたちには、るるぶKids鉄道マスターの認定証と、るるぶKidsオリジナル駅員さん風サンバイザーをプレゼント!誇らしげにサンバイザーをかぶって帰路に着く子どもたちの姿がたくさん見られました。
体験② 本格的なシミュレータで運転士なりきり体験!

「てっぱくナイト」では、「運転士体験教室」や「ミニ運転列車」などの運転シミュレータも楽しめます。てっぱく抽選アプリで当選した人だけが体験できるため、通常営業時は高倍率ですが、るるぶKids読者限定の「てっぱくナイト」では比較的当選しやすいのも嬉しいポイント。

講師の先生から教えてもらいながら、ディスプレイ付きの運転台を使って、運転士体験に挑戦。乗降扉が閉じたことを知らせるランプが付いたら「点灯!」、出発信号機が青になったら「出発進行!」と指差し確認して、ハンドルを手前に引きます。
体験した小学3年生の男の子は「ホームの決められた位置にぴったり停めるのって難しいんだよ。1.6m前に停めちゃったけど、楽しかった!」と、運転士さんへのリスペクトの気持ちも高まった様子でした。
体験③ 館内をゆったり巡って、親子の会話も盛り上がる

幅約23m、線路の総延長約1200mの「鉄道ジオラマ」も大賑わい。15分ほどの解説プログラムでは、始発列車から夜間点検まで、鉄道の1日をわかりやすく解説してくれます。リアルな模型車両を前に「旅行した時に乗った新幹線だ」、「パパがお仕事に行くのに乗っている電車はあれだね!」と、親子の会話も弾みます。

通常営業時より混雑が少ないので、記念写真も人混みを気にせずに撮り放題!
大好きな車両の前でパシャリ!独り占めできた気分でご満悦。

映画に出てきそうなノスタルジックな車内で記念の一枚をぱちり!

東北新幹線「はやぶさ」で知られる「E514形新幹線」も、こんなに間近に

初めて見る蒸気機関車に、小さな子どもも興味津々!

「0系新幹線とはやぶさがかっこよかったよー。ジオラマも見たんだよ」と教えてくれた4歳の男の子。「鉄道博物館は今までに3回来ていますが、夜のてっぱくも面白そうだと思って」と、るるぶKidsのInstagramで今回のイベントを知り、お母さんが申し込んでくれたそうです。

こちらはミッションクリアのサンバイザーをかぶり、敬礼ポーズがかっこいい小学2年生の男の子&お母さん。「運転士体験をやったよ。停止線よりはみ出ちゃったけど楽しかった。ミニ運転列車では夜の屋外を走ったんだよ」と、「てっぱくナイト」ならではの体験ができたそうです。
鉄道クエストや運転シミュレータ、展示、記念写真など、皆さん思い思いに「てっぱくナイト」を満喫されたようです。夜の鉄道博物館という特別な場所での体験は、親子の思い出に刻まれ、子どもの新しい発見や学びにもつながったのではないでしょうか。
ラストは蒸気機関車と記念撮影!たくさんの笑顔が並ぶ集合写真

イベント最後は、鉄道博物館の中央にあるC57形蒸気機関車の前で、参加者の皆さんと写真撮影。ミッションをクリアするとわかる合言葉「出発、進行!」を揃って唱えて、イベントは終了。今年も大盛況で終えることができました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!るるぶKidsでは今後も親子で楽しめる体験イベントを開催していきますので、お楽しみに♪

