ミミズは落ち葉を食べながら土を耕してくれるというけれど、実際どのように動いているのかな?ミミズの観察キットを自作して調べてみよう!

おすすめの年齢・制作時間
ミミズは土を良くしてくれる役割(土壌改良[どじょうかいりょう]というよ)をもつ生物といわれているよ。高学年の場合、土壌改良[どじょうかいりょう]についても考えられるといいね。
1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 実験 製作期間:2週間
準備
・土
園芸店やホームセンターに売っている、粒[つぶ]が細かくて色の薄[うす]い土や砂を使うと観察しやすいよ。
・落ち葉
ミミズのエサ。硬[かた]いものより少しボロボロになっているくらいのものがベスト。
・容器
薄[うす]くて縦長の容器がなければ、500mlペットボトルでも可。ペットボトルを使う場合は、なるべく凸凹[でこぼこ]が少ないものを使うと観察しやすいよ。
・小さな穴をいくつかあけたビニール袋[ぶくろ]やラップ&輪ゴム
飼育観察セットのフタとして使うよ。穴をあけたビニール袋やラップを使うことで、湿度[しつど]と通気性(空気を通す力)を保てるよ。
・黒い紙
飼育観察セットを覆[おお]って、土の中の暗さを再現するためのもの。
・カメラ
手順
1.飼育観察セットを作る

ケースに水がしたたらない程度に濡[ぬ]らした土を10㎝ほど入れて、その上に落ち葉の層を重ねる。
<ポイント>
- ペットボトルを使用する場合はカッターなどで上部を切り取り、その中に土と落ち葉を入れよう。
- ミミズが潜[もぐ]りやすいように、土は押[お]し固めないようにしよう。
2.ミミズを飼育観察セットに入れる
500mlのペットボトルで飼育観察セットを作った場合、5㎝程度のミミズ2~3匹[びき]を目安に投入する。
飼育観察セットの口に、キリなどで小さな穴をいくつかあけたビニール袋[ぶくろ]もしくはラップをかぶせ、輪ゴムで固定する。
その後、飼育観察セットを覆[おお]うように黒い紙をかぶせ、玄関[げんかん]など直射日光の当たらない涼しい場所に置く。
<ポイント>
- ミミズを飼育観察セットに入れる前(土だけ)の状態を写真に撮[と]って残しておくと、この後の変化の様子を後で見比べやすくなるよ。
3.ミミズの動きを観察する
数日おきに黒い紙を外してミミズの動きを観察し、カメラで撮影[さつえい]して記録に残す。
数日すると、土の中にミミズが通った後の細いトンネルや、落ち葉が細かく分解されて土と混ざり合った場所が見られるようになる。
<ポイント>
- 何度も黒い紙を外したり飼育観察セットを動かしたりすると、ミミズがびっくりして本来の動きを観察できなくなってしまうよ。黒い紙を外すのは2~3日に一度にして、用がない時は、飼育観察セットになるべく触[さわ]らないようにしよう。
- 観察の時に落ち葉の表面を確認して、乾[かわ]いていたら霧吹[きりふ]きで湿[しめ]らせてあげよう。
まとめ方のコツ
・日を追うごとに土や落ち葉の様子がどのように変わっていくか観察してみよう。
・植物に元気に育つ条件は、土に栄養分が含[ふk]まれていることと、土の中にある程度隙間[すきま]があって、水はけが良い状態になっていることなんだ。ミミズを入れる前と入れた後の土の様子を見比べて、どうしてミミズがいると土が良くなると言われているか考えてみよう。

