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京都御苑の小川で水遊び!子どもの遊び場や散策路、お弁当OKの休憩所なども紹介

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京都御苑(京都府/京都市上京区)

京都の中心エリアに位置する京都御苑は、京都御所や京都迎賓館などを含めて約100ヘクタールもある広大な敷地。そのうち約65ヘクタールを国民公園として開放しています。広場や散策路、休憩所、児童公園など、広々とした苑内には緑があふれています。なかでも、夏は水遊びができる「出水の小川」がおすすめ。アクセスも便利な都心にもかかわらず、子どもと一緒に自然を感じることができる京都御苑の楽しみ方を紹介します。

» 京都府の水遊びスポット

目次(index)

京都御苑ってどんなところ?

清和院御門

東西約700メートル、南北約1300メートルの整った長方形の敷地を有する「京都御苑」。かつて天皇の住まいであった京都御所や京都迎賓館などを取り囲むように樹木を植え、歴史に触れられる公園として整備されました。苑内では、桜や梅、桃などの季節の花や紅葉を楽しむことができます。

南北に長い敷地の北西側は京都市営地下鉄烏丸線今出川駅、南西側は同じく烏丸線丸太町駅に隣接。南北に地下鉄ひと駅分の距離があります。広い苑内各所には案内板があるので、迷うことはありませんが、目的の場所が決まっている場合は、事前に公式サイトの苑内マップで下車する駅やバス停を事前にチェックしておくと、スムーズに向かうことが出来ます。

「出水の小川」で水遊び

敷地内南西に位置する「出水の小川」は、かつて防火などのために引かれていた専用水路「御所水道」から導水して作られ、現在は井戸からの地下水を循環濾過しています。

木々の間を流れる長さ約110メートル、深さ約20センチのせせらぎは、子どもたちの水遊びスポットとして人気。川底には苑路と同じ石が敷かれています。

「出水の小川」のまわりや、すぐ横の「出水広場」にはベンチもあるので、水遊びのあとには、芝生でのんびり。パパやママは、木陰で子どもたちの水遊びを見守ることができますよ。
最寄りの出入り口は、「出水口」と京都市バス烏丸下立売バス停すぐの「下立売御門」です。

■出水の小川の水遊び

  • 期間:通年
  • 時間:終日
  • 料金:無料
  • 定休日:無休
  • 水深:約5cm

緑あふれる「母と子の森」

北東にある「母と子の森」。苑内はどこも緑いっぱいですが、ここは京都近郊の里山をモデルとして作られた森。小鳥が集まる「バードバス」や「森の文庫」があります。

森の中に見える三角屋根が「森の文庫」。動植物の本や図鑑などがあり、ベンチに座って自由に読むことができます。子どもたちが森の中で見つけた花や虫など、すぐに調べてみることができるので、子どもたちも夢中になっています。読み終わったら元の場所に戻しましょう。最寄りの出入り口は、「石薬師御門」と京都市バス同志社前バス停すぐの「今出川口」です。

■森の文庫

  • 4~11月の9時頃~16時頃、雨天時は閉鎖

年齢別遊具で楽しめる「児童公園」

子どもたちに人気の児童公園は、苑内北西角にあります。最寄りの出入り口は、京都市営地下鉄今出川駅に隣接する「今出川御門」と「乾御門(いぬいごもん)」。幼児用と小学生用に分けて遊具が設置され、ブランコやすべり台など、年齢にあわせた遊具で遊ぶことができます。

幼児向けのブランコは補助イスにしっかり座れるようになっていて、カラフルなシーソーや砂場もあります。

児童公園のすぐ横にある児童公園休憩所は、座ってひと休みできるスペースになっていて、ベビーシート設置トイレや自動販売機もあります。

植物や生き物がいっぱいで散策も楽しい

どこを歩いても緑がいっぱいですが、苑内ほぼ中央の東側、清和院御門から近い京都迎賓館東側に「コオロギの里」や「バッタが原」などがある散策路があります。

わかりやすい解説標識

苑内にはたくさんの植物や、約100種の鳥類、50種以上のチョウ類、20数種のトンボ類など、数多くの生き物が生息していて、「森の博物館」といわれています。花や草木、生き物の解説標識があるので、一つひとつ見ながら歩くと、子どもたちも興味津々ですね。

■浮出絵を完成させよう

駒札型の歴史解説板に設置された台板の凸凹部分を探してね!

また、苑内20カ所に駒札型の歴史解説版が設置されていて、そのうち18基で浮出絵が楽しめます。解説版の手前に付けられた台板の凸凹部分に紙をのせて、鉛筆でこすると絵が浮き出てきます。全部回ると1つの絵ができ上がり、どの駒札からはじめても完成します。台板に浮出絵付き駒札の順路と使い方が表示されているので、A4サイズの紙と鉛筆を持参して探してみてくださいね。

ランチにはお弁当の持ち込みもOK

苑内北西、児童公園の南に、2019年にできた中立売休憩所があります(「中立売御門」近く)。休憩所内にはレストランやお土産ショップがあり、無料休憩スペースとしても利用可能。持参したお弁当なども、ここで食べることができます。授乳に利用できる多目的室やコインロッカーも完備しています。

東側のテラス席は段差のないバリアフリー設計なので、ベビーカーのまま利用できて便利です。京都御所を眺めながら、お弁当を食べたり休憩したり、ゆっくりできます。

■中立売休憩所

  • 時間:9時~16時30分(喫茶10~15時30分LO)※現在、食事メニューは休止中、平日:喫茶のみ、土・日曜 祝日:喫茶・軽食のみ

富小路休憩所

堺町休憩所

そのほか、苑内南東に富小路休憩所(9~16時30分)、南西に堺町休憩所、北西に児童公園休憩所があり、お弁当スポットとしても利用可能です。各休憩所には、ベビーシート設置トイレや自動販売機もあります。

休憩所以外にも各所にトイレが点在していて安心です。トイレの前には案内板があるので、設備内容がわかって便利です。

苑路にはベンチがたくさん設置されていますが、日影が少ないので、帽子持参や水分補給などを忘れずに。

アクセス&駐車場、ベビーカーの利用は?

丸太町駅近くの椹木口

京都御苑の最寄り駅は二つあります。北西側は地下鉄烏丸線今出川駅。3番出口と6番出口から近く、3番出口にはエレベーターが設置されています。最寄りの門は北側の今出川御門と西側の乾御門で、ここから入るとすぐ「児童公園」です。

南西側は地下鉄烏丸線丸太町駅で、1番出口が最寄り。向かい側の5番出口にエレベーターがあります。1番出口から丸太町通りを東に進むと間之町口があります。1番出口から烏丸通りを北に進むと椹木口(さわらきぐち)、さらに進むと下立売御門があり、ここが「出水の小川」に近い出入口です。

公式サイトに各駅からのバリアフリーアクセスルートが掲載されているので、ベビーカーでの移動時の参考にしてくださいね。

駐車場は、烏丸通り側の中立売駐車場と寺町通り側の清和院駐車場があります。乗用車7~20時(24時間出庫可)、3時間まで800円、以降30分100円

苑路は砂利道なので、ベビーカーを押して長い距離を歩くのが難しい方は、目的地近くの門から入ると便利です。

京都の中心部にあり、アクセス便利な京都御苑。苑内を歩いているだけで、都心にいることを忘れてしまうほどリフレッシュできます。四季折々の自然を満喫しながら、子どもたちと楽しい1日を過ごしてくださいね。

  • 新型コロナウイルス感染症予防対策として
    来園の際は、マスク着用、咳エチケット、手洗い・手指の消毒は頻繁に行いましょう。身体的距離を確保しましょう。密集回避のため、レジャーシート使用時は、人との距離を保ちましょう。

京都御苑

住所 京都府京都市上京区京都御苑3
問合先 075-211-6348/京都御苑管理事務所
料金 入苑無料、拾翠亭は100円
時間 入苑自由
休み 入苑自由(管理事務所は土・日曜、祝日)
URL

https://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/index.html

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