草津市ロクハ公園のプールや遊具で1日遊ぼう！バーベキューやピクニックもおすすめ

滋賀県の「草津市立ロクハ公園」は、ロクハ池と川原池を中心に整備された総合公園です。豊富な遊具があり、バーベキューやデイキャンプ、ピクニックが楽しめるほか、生き物とふれあったり観察ができる広大な施設。夏には多くの子どもでにぎわうプールを中心に、自然の中でいろんな体験ができる草津市立ロクハ公園をまるごと紹介しましょう。

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「草津市立ロクハ公園」とは？

「草津市立ロクハ公園」は、JR南草津駅から南東に車で20分ほど行った丘の上にあります。「ロクハ」は、もともと漢字では「緑波」と記され、木々の緑を映した水面が静かに波打つイメージで、「緑波池（りょくはいけ）と呼ばれていました。それが転じて「ロクハいけ」となったそうです。この池は上水道の水源池であるため、釣りなどは禁止されており、池のそばに行くこともできません。が、1万5000㎡ある多目的広場やアスレチック遊具、デイキャンプの森、小さな子どもも遊べるくるくるランド（複合遊具）、スポーツの森、遊歩道などが無料で開放されており、夏には１周200mの流水プールやスライダープールなど4種類のプールがオープン（有料）します。

プールは屋内と屋外の２つ

正面ゲートをまっすぐ進むと、左側に屋内と屋外、2つのプールがあります。2021年の開催期間は、屋外が8月31日まで、屋内は9月30日までとなっています。

屋内プールには幼児プールも

小さな滑り台のある幼児プールは、長さ13ｍ×幅6ｍ×水深40～50cmです。ガラス張りの天井からやさしい日差しが入り、明るくてとても開放感があります。
まだオムツがとれていない幼児は、水遊び用のオムツの上に水着を着て遊ぶことができます。

長さ25ｍ×幅13ｍ×水深110～130cmのプール。深さがあるので小学3年生くらいからがよいでしょう。足が届く場所で泳いでくださいね。パパやママは子どもから目を離さないようしましょう。

この25ｍプールは、7月からの屋外プール営業時は天井が半分スライドし開放されるため、青空の下で遊ぶことができます。

スライダーもある屋外プール

反時計回りに流れる人気の流水プールは、幅8ｍで1周200ｍ。水深100cmなので小学校低学年でも足が届く深さです。

スライダープールには、8ｍの高さから全長66ｍを一気にすべり降りることができるウォータースライダーがあります。着水面の水深は85ｃｍ。1人乗りで入園料金のみで遊べますが身長120cm以下は利用できないのでご注意ください。

プールサイドには日よけがある休憩所があるので、飲食や休憩におすすめです。またレジャーシートを持参すると便利です。

2021年は新型コロナウイルス感染防止対策のため、プール横芝生広場でのテントやパラソル、サンシェードの持ち込み・設置はできません。また密を避けるため、屋外に通気性の良い臨時更衣室を設けたり、前売券購入者は別に設けた優先入場ゲートを利用していただくなどの対策をしています。

プールはいつまで？料金やコロナ対策は？

プールは屋内と屋外で開催期間が異なるので注意しましょう。屋外プール開催時は屋内プールとの出入りは自由です。

• ＜期間・時間＞
  2021年7月1日～8月31日：屋外、屋内とも9時30分～12時30分（14～17時の2部入替制・各800人定員）
  2021年9月1～30日：屋内のみ13～20時30分
  ※変更の場合あり、要問合せ
• ＜休み＞
  月曜（祝祭日の場合は翌日）、7月21日～8月31日は無休

チケットは自動販売機で購入し、入場ゲートへ。日付指定の前売券も販売しています（プール受付窓口で前日までに購入）。

• ＜入場料＞
  大人600円、高・大学生500円、小・中学生300円、幼児100円、3歳未満無料
  ※小学3年生以下の子どもだけの利用や、17時以降の小・中学生だけの利用は不可
  ※プールに入らない付き添いの場合でも入場料が必要

[新型コロナウイルス感染拡大防止対策]

※入場券売り場手前に、手洗い場があるのでしっかり消毒のうえ、検温機で検温してから入場しましょう。プール利用時以外はマスク着用・咳エチケットなど新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の徹底に協力しましょう。またプールサイドにおける飲食については、掲示されているポスターや場内アナウンスに従いましょう。

ランチは売店やレストランを利用

屋内プールに入場して左側に進むと男女別更衣室があり、その手前に売店とレストランがあります（屋外プール営業期間のみ営業）。売店では水着やビーチサンダル、浮き輪などを販売、レストランではカレーライスやうどんなどの軽食が楽しめます。

• ＜メニュー＞
  きつねうどん　600円、カレーうどん　700円、カレーライス 600円　ほか

屋外プールサイドにも売店があり、ビーチボールなど水遊びグッズの購入や軽食、ドリンクが楽しめます。

• ＜メニュー＞
  コロッケカレー　700円、唐揚げカレー 800円、かけうどん 400円、ホットドッグ 300円、かき氷300円　ほか

屋外プールそばに、授乳・おむつ替えテント

更衣室からプールに出る手前にコインロッカーがあります。使用料は1回100円（返却式ではありません）。

更衣室から屋外プールに出たところに、仮設の授乳・おむつ替え用テントがあります。スタッフにひと声かけてから利用してください。

水遊び、うさぎの餌やりなども体験できる

ジャブジャブ小川

正面ゲート近くの「ジャブジャブ小川」でも水遊びができます（2021年の期間は7～8月、無料、水深約10cm）。人が乗るとぐらりと動く石もある浮石わたりが人気です。動く石は4つ。ちょっとドキドキですが、ヒントは少し色が違う石に注目することです。小さな子どもはパパやママの手をしっかり握って渡りましょう。着替えやタオルを持っておくと安心ですよ。

うさぎ、鯉の餌やり

正面ゲートの突き当りには、３羽のうさぎが住んでいる「うさぎのおうち」があり、餌やり体験ができます。

管理事務所前の川原池にいる鯉にも餌やり体験ができます。池にはアヒルも５羽住んでいます。

うさぎと鯉の餌は、管理事務所入口を入ったところにあるガチャガチャにて100円で販売しています。

「くるくるランド」は年齢別に楽しめる遊具が豊富

ジャブジャブ小川の隣にある「くるくるランド」は、多目的広場の一角。ここは、子どもたちに人気の遊具がいっぱいそろっています。対象年齢ごとに遊具の一部をご紹介します。
※3～6歳の幼児には必ず大人が付き添ってください。

3歳から遊べる遊具

人気のすべり台（対象：3～12歳）

前後に体重移動することでゆったりと動く動物型の乗り物「Lookin Rockin」（対象：3～6歳）

スパイラル状のうんてい遊具「ヒネリン」（対象：3～12歳）

6～12歳が対象の遊具

クライミング遊具「アドベンチャー」。順序を守ってみんなで仲よく遊びましょう。

ゆっくり渡りの「アドベンチャー」。押したり走ったりせずに落ち着いて渡りましょう。

ターザンロープをしっかりつかんで一気に進む人気の「スカイロープ」。

ぴょんぴょん飛び跳ねるトランポリン遊びができる「ザイルネット」。

持ち込みのお弁当は「ピクニック広場」で

多目的広場

プール営業期間中はプール施設内での売店で食事をすることはできますが、プールを利用しない場合はお弁当を持参しましょう。公園中央には広大な多目的広場があり、そこに隣接するピクニック広場でランチを楽しんで。更にその先のエリアでは、日帰りバーベキューやデイキャンプができますよ。

日帰りバーベキュー、デイキャンプを楽しもう！

※「お盆など夏休みシーズンにおける都道府県境をまたぐ旅行・帰省等は原則中止・延長すること」の提言を受け、8月7日～31日のロクハ公園ディキャンプの森およびバーベキュー広場の利用は中止となっています

デイキャンプの森には、キャンプ広場とバーベキュー広場があり無料で利用できますが、利用日の6カ月前～7日前までの事前申し込みが必要です。100名定員制で、公式サイトから利用日を選んで直接申し込むか、ダウンロードした使用届でFAXにて申し込み、受付が正式に受理されれば申し込み完了です（電話やメールでの申し込みは不可）。
» デイキャンプの森予約サイト

キャンプ広場

キャンプ広場内のブースは指定ではないので、好きな場所を利用できます（キャンプ広場では火気の利用はできません）。ここでのデイキャンプが目的なら、南ゲートの駐車場が近くて便利です。また、第1駐車場には事前申し込み制で荷物運搬用のリヤカーがあり（16時30分までに要返却）、無料で使うことができます。

炊事棟

バーベキュー広場隣には炊事棟があり、食材の下ごしらえや飯盒炊飯をすることができます。水道の利用は16時まで。

釜戸を使った飯盒炊飯

炊事棟には釜戸があり飯盒炊飯ができます。使用済みの灰は清掃のうえ所定の場所へ。薪や飯盒など必要なものはすべて各人で持参してください。

バーベキュー広場

火気の利用はバーベキュー広場のみになります。バーベキューコンロ・炭をはじめ、食器などの貸し出しは一切ないのですべて持ち込みのうえ、ゴミも持ち帰るなどルールとマナーを守って利用しましょう。火気の利用は15時30分まで。

バーベキュー広場の近くには、多目的トイレもあるログハウス風の広いトイレ棟があるので小さな子ども連れでも安心です。

■デイキャンプの森

森林浴や野鳥観察などもできる

さえずりの道

バーベキュー広場からロクハ池方面に向かう「さえずりの道」では、野鳥の鳴き声を聞きながら森林浴が楽しめます。夏でも森の中は涼しいですよ。

野鳥観察小屋

さえずりの道沿いには野鳥観察小屋があり、メジロやカワセミ、イカル、コゲラなどロクハ公園に生息する野鳥を自然な状態で観察することができます。双眼鏡を持っていくのがおすすめです。

園内の花壇

正面ゲート突き当りの花壇をはじめ、園内の花壇には四季折々の花々が咲き季節を感じさせます。また梅や桜、紅葉など季節ごとに楽しめる樹々も豊富なので、散策するだけでも楽しめます。

多目的広場とデイキャンプの森入り口の間にある広場です。ストレッチや運動に使える健康器具が10種類ほど設置されており、それぞれの使い方も個別パネルで案内されています。運動不足のパパやママは上手にできるかな？

お花見広場

南ゲートの近くにはお花見広場があり、ここでもレジャーシートを広げてピクニックを楽しむことができます。

大型複合遊具も備える「スポーツ広場」

スポーツ広場

ロクハ池をはさんだ南西部には、スポーツ広場があります。多目的広場のあるエリアとは別の独立した公園で、専用駐車場（36台・無料・９～17時）があります。

スポーツ広場にはストリートバスケットコート２面と子ども用の低いタイプのコートが１面あり、誰でも自由に使えます。

ほかにも小さな子どもが遊べる大型複合遊具「ふぉれすぽ」やブランコなどがあるちびっこ広場と、ゲートボールなどができる芝生が広がっている多目的広場があります。

赤ちゃんや小さな子連れにも優しい公園

草津市立ロクハ公園の公園事務所には、「赤ちゃんの駅」があります。「赤ちゃんの駅」とは、草津市が乳幼児を抱える家庭の子育てを支援する取り組みの一環として設置した、外出中に気軽に立ち寄り、授乳やおむつの交換ができる施設のことです。子育て情報などのチラシ設置もあります。利用の際にはスタッフに声をかけてください。

多目的トイレ

園内には子どもと一緒に入れる多目的トイレがあるトイレが、６カ所設置されています。

アクセス、駐車場は？

公共交通機関を利用する場合は、JR草津駅東口より帝産バス「ロクハ荘　青地西」行きで20分、バス停「ロクハ荘（終点）」下車、徒歩1分。
車の場合は、国道1号線から草津３丁目「草津電気」の交差点を東へ道なりに進みます。橋を渡り、新幹線の高架をくぐり、１つ目の信号「青地町」を右折、道なりに約1ｋｍ坂を上がっていくと「ロクハ公園」正面ゲート前駐車場に到着です。

駐車場は420台駐車可能で、基本は無料ですが、7月1日～8月31日は有料（17時以降は無料）になります。

• ＜駐車場料金・1日＞
  大型車700円、普通車300円、自動二輪車100円、原付バイク無料

有料駐車期間は、入場時に係員より駐車整理票を受け取り、出るときに料金を支払うシステムです。無くさないように注意しましょう。

正面ゲート横には駐輪場（無料）もあります。

夏のプールをはじめ、無料で利用できるデイキャンプなど１年中リーズナブルに遊べる「草津市ロクハ公園」。自然や遊具がいっぱいの公園で１日のびのびと遊べます。天気のよい日は気軽にお弁当をもっておでかけしてみてはいかがですか？

■草津市ロクハ公園

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