レゴランド・ジャパン・リゾートを家族で楽しむ方法を徹底研究!【現地レポート】

さいとうよしかずのアイコンさいとうよしかず

「レゴランド・ジャパン・リゾート」は、世界中で愛されているレゴブロックのテーマパーク!レゴランド・ジャパン・リゾートに実際に足を運び、レゴブロックが作り出す魅力的な世界を探訪します。

ここでは、家族でレゴランドを楽しむ方法をご紹介していきます。

目次(index)

まずは入場前の準備が大切!

レゴランド・ジャパン・リゾート(以下、レゴランド)の開園時間は10時ですが、入園してからどうするか決めていては効率的ではありません。

まずは、入場前の事前の準備と、スタート時にやりたいことを決めましょう。

ショースケジュールをチェック!

看板のQRコードを読み込んでダウンロードすれば、公式アプリをゲットできる。

ウェブサイトか公式アプリで、ショースケジュールをチェック!レゴランドには、「レゴ ニンジャゴー・ライブ」や「パレス・シネマ」という、2つのショーアトラクションがあり、これらは上映時間が決まっています。ですから、事前に見たい作品の上映時間を確認し、その時間に入場できるようにプランニングしておきましょう。

なお、公式アプリでは、各アトラクションの待ち時間や、目的までの順路がマップ上で確認できる機能があります。レゴランドを徹底的に楽しむためには必須のアプリです!

オープニングセレモニーを見逃すな!

レゴのキャラクターたちがダンス!

開園時間になると、レゴのキャラクターたちによる、オープニングセレモニーが始まります。セレモニーを見るためには、開園時間までに正門に到着していないといけないのでご注意ください。

オープニングセレモニーでは、レゴランドの公式キャラクターであるバディやレベッカ、アニメ「レゴ ニンジャゴー」に登場する熱血忍者のカイが手を振りながら登場します。熱い声援を送っている子供たちもいて、入場前からテンションが上がりますね。セレモニー終了後は、好きなキャラクターたちと記念撮影!

時期によって登場キャラクターが異なるそうなので、来園するたびにワクワクできますよ。

地上50mからの景色を一望できる「オブザベーション・タワー」

レゴランド内は高い建物がないので、オブザベーション・タワーはひと際目立つ。

初めてのレゴランドで、最初に乗るべきアトラクションとしておすすめなのが、入り口から直進してほぼ正面にある「オブザベーション・タワー」です。このアトラクションは、オブザベーション・デッキが回転しながら頂上へと向かい、地上60mから名古屋市の景観を一望できます。

回転といっても、酔うような動きではないので、子供も安心して乗ることができますよ。絶叫マシン系に慣れていると急降下するんじゃないかと不安になりますが、そんな心配は一切不要です。

オブザベーション・タワーの看板はポップでかわいい。

てっぺんには、「LEGO」の旗が立っていることにも注目!

なお、園内は「ファクトリー」「ブリックトピア」「アドベンチャー」「ナイト・キングダム」「パイレーツ・ショア」「ミニランド」「レゴ・シティ」といったエリアに分かれています。オブザベーション・タワーの頂上からレゴランド全体を見ることができますので、次に行きたい場所を確認しておけば、園内の行動がスムーズになりますね。

レゴブロックになった日本の名所を観光しよう!「ミニランド」

ミニランドは、まさにレゴブロックでできた小さな世界。

絶対に見逃せないのが、レゴブロックで日本の名所を再現した「ミニランド」です。世界各国にあるレゴランドにもミニランドはありますが、国ごとに展示作品が異なっているのがポイント。ここ日本では、東京の高層ビル、京都の金閣寺、大阪の道頓堀、神戸の異人館、名古屋の名古屋城など、全国各地の名所を見ることができます。

ミニランドで使用されているレゴブロックの数は、1,000万個以上というから驚きですね。レゴブロックで作られた名所の数々に、家族そろって目を奪われること間違いなし!

ミニランドの看板に虫眼鏡がついているのは、中をしっかり細かく見てねという合図!?

個人的に気になったのは、広島の厳島神社。ブロックを緻密に組み合わせて作り込んだ鳥居と、屋根瓦の曲線美は必見です。しかも、ちゃんと潮の満ち引きまで行われるので、時間を変えて見に行くと2度、楽しめますよ!

厳島神社を再現。満潮になると大鳥居が海に浮かんでいるように見えます。

動き出す仕掛けも楽しもう!

レゴブロックでできたビル群の中を、新幹線が颯爽と駆け抜ける。

ミニランドのジオラマの前に設置されているボタンを押すと、さまざまなアクションが起きます。新幹線や鉄道、船などが動き出しますよ!

セグウェイに乗った警察官がぐるぐる回り出すなど、「こんな動きをするんだ!」と思わず驚いてしまうアクションもあります。片っ端からボタンを押して、全部のアクションをチェックしてみてください。

ボタンを押すとセグウェイに乗った警察官がぐるぐる回り出す!

動かない…と思っていたモデルが突然、変形することもあるので、ぜひ探してみてください。ヒントは、別名「白鷺城」です。動く時間は不定期なので、辛抱強く待ちましょう。

ミニランドではストーリーも想像できる!

女の子同士で恋の相談かな?とストーリーを想像するのも楽しい。

ミニランドの魅力は、大きなジオラマだけではありません。細部をじっくり見てみると、「ミニランダー」といわれるレゴブロックで作られたキャラクターたちの物語を感じることができます。若いカップル、犬を散歩させる人、アイドルを応援する人、修行する人など、どんなことをしているのか、子供に質問してみてもいいでしょう。

潜水艦に乗って深海を探検!「サブマリン・アドベンチャー」

サブマリン・アドベンチャーの入り口には潜水艦がある。

潜水艦に乗って深海を冒険する「サブマリン・アドベンチャー」は、なんと本物の魚たちが泳いでいます。一台に乗れる定員も多いので、親子だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんを含めた、家族全員で乗ることもできるアトラクションです。

潜水艦に乗り込み深海を探索し始めると、レゴブロックでできた古代遺跡が出現!しかも、カラフルな魚や大きなサメもいるので、ちょっとドキドキします。最後のほうには、あの「海の神様」が登場するので、絶対に見逃さないように!

海底に眠っているピラミッド。

サメなどもいて、水族館としても楽しめるアトラクションです。

なお、潜水艦に乗る前に写真を撮ってくれますので、帰りに記念写真を購入できますよ!

潜水艦を降りてからもお楽しみが!

ドームから顔を出して眺めると、スキューバダイビングしている気分!

潜水艦を降りた後にも、魚たちがたくさんいます。ぜひ、体験してほしいのが、水槽内にあるドーム型のビューポイント。水槽の中に顔を入れる形になりますので、小さな魚たちを目の前に見ることができますよ!

ドーム内からは、かなり近距離で魚を観察できます。

ドライバーズを取得できる「ドライビング・スクール」

レゴブロックの製品が、そのまま大きくなったような車を運転できる!

「ドライビング・スクール」は、6~13歳のお子様が車の運転を体験できるアトラクションです。映像で交通安全についてレクチャーを受けたら、実際に運転開始!信号機や交差点がある道路を運転できちゃいます。

運転を思いっきり楽しんでいるお子様の姿を、写真撮影するのがおすすめです。カッコいい一瞬を切り取ってくださいね。

街並みはとってもリアル!ガソリンスタンドもある。

「Octan」とは、レゴブロックの世界で、シェアNo.1の石油メーカーのこと。

終了後は、特製のドライバーズライセンスをゲットできます!なお、3~5歳向けには、「ジュニア・ドライビング・スクール」がありますよ。

4Dムービーを体験できる!「パレス・シネマ」

パレス・シネマの2階が劇場になっています。

「パレス・シネマ」は、レゴの映像作品を4Dで見られる映画館です。上映作品は「レゴムービー」「レゴニンジャゴー」「レゴネックスナイツ」などがありました。

※2019年1月25日より、新しく「OFFICER IN PERSUIT!」が追加されています。

時間によって上映作品が異なるので注意。

ポイントは、4Dムービーということ。「レゴニンジャゴー」は、投げられた手裏剣が、目の前まで飛んできて、思わず「おっ!」と体がのけぞりました。そして、水の技を使うシーンは圧巻!実際に水がかかってきますので、通常の映像だけではない楽しみがありますね。

園内を回って、「ちょっと疲れたな」というタイミングで、観賞するのがおすすめです!

レゴブロックを体験!「レゴ・クリエイティブ・ワークショップ」

先生の話が聞こえやすいように、テーブルは円形になっている。

「レゴ・クリエイティブ・ワークショップ」は、レゴブロックを知り尽くしている先生が、レゴの作り方を教えてくれる体験エリアです。参加年齢ごとにプログラムがあり、3~6歳向けや、小学生以上向けなど、たくさんのプログラムが用意されています。

小学生以上が参加できる「ビルディングクラス」は、大人も参加できますので、親子そろって体験が可能です。例えば、「鍋」をテーマにしたワークショップでは、お子様が「ネギ」や「春菊」といったシンプルな作品、お父さんが「エビ」や「カニ」など複雑な作品を担当し、最後に「いっしょの鍋でグツグツ煮込まれて完成」といった、ストーリー仕立てになっているのです。

プログラムを見て、参加したいワークショップを探そう。

レゴブロックのプロが教える作品の完成度は高い!

完成品を持ち帰ることはできませんが、「Jr.モデルビルダー認定証」が発行されます。この認定証の裏面にはハンコを押すところがあり、1回講習を受けると1つハンコが押されます。全部埋まると、特別なワークショップにも参加できますよ。

なお、2、3個で受けられる特別なワークショップもあるそうです。

発行された「Jr.モデルビルダー認定証」は、次回来たときに忘れずに!

季節ごとに体験作品が変わるので、何度訪れても楽しい場所です。なお、こちらは当日の予約制になっているので、開園時の早めの時間帯にレゴ・クリエイティブ・ワークショップの受付で、体験したいワークショップを予約しましょう。

レゴランドを絶叫マシンで駆け抜けろ!「ザ・ドラゴン」

子供向けと思ったら、遠心力で振り回されるので大人でも楽しめる。

「ザ・ドラゴン」は、レゴブロックのお城シリーズでおなじみの、ドラゴンをモチーフにしたローラーコースター。子供も大人も楽しめるローラーコースターですが、なかなかの迫力です!

どちらのコースターなら乗れるのか、ちゃんと確認しよう。

また、さらに子供向けの「ドラゴン・アプレンティス」というミニ・ローラーコースターもあります。こちらは、身長90cm以上130cm未満の子供でも、付き添いがあれば乗れますので、コースターデビューとしても最適です!

海賊船に乗ってウォーターガンで戦おう!「スプラッシュ・バトル」

いきなり滝の洗礼が搭乗者を襲う!?

びしょ濡れ覚悟のアトラクションが、「スプラッシュ・バトル」です!こちらは、海賊船に乗って海軍が駐留するエリアを通り抜けるというストーリーで、船内にあるウォーターガンを使って、水兵たちを狙い打ちできます。

コースの各所にも、レゴブロックでできた人形が!

ただし、アトラクションの外に設置されているウォーターガンを、ほかの子供たちが使って攻撃してくることも…!びしょ濡れになる覚悟が必要なのでご注意ください。

乗っている人たちに水を浴びせられる、ウォーターガンを撃つのも楽しい!

レゴブロックができるまでを見学!「レゴ・ファクトリー・ツアー」

乗り物系アトラクションではないけど、レゴブロックのファンなら絶対に見るべき!

レゴブロックができるまでを見学できるのが、「レゴ・ファクトリー・ツアー」です。入場してからシアタールームまでの壁には、レゴブロック製品の歴史が紹介されています。

ムービーが終われば、実際にレゴブロックが作られている工場を見学できます。日本国内でレゴブロックが実際に作られているのは、この場所だけ!とてもレアな見学ツアーなのです。

さらに、見学が終われば、この工場で作られたレゴランド限定のプリントブロックがもらえますよ!

レゴブロックの歴史も学べる。

入場時にもらえる「レゴブロック引き換えカード」は、記念品と引き換えになるのでなくさないこと。

どのようにブロックができていくのが、楽しみながら学べます。

ここで作られているのは、レゴランド限定のブロックです。

園内の隠れたお楽しみを見逃すな!

たくさんのアトラクションがあるレゴランドには、園内の随所にもお楽しみが隠されています。

ここでは、そのお楽しみの一部をご紹介しましょう。

顔ハメ看板で記念撮影!

レゴランド唯一の顔ハメ看板。

観光地によくある顔ハメ看板が、ブリックトピアエリアにあります。実際には看板ではなく、ミニフィグ(レゴの商品に入っている、人間をデフォルメした人形のこと)の着ぐるみに入るイメージ。お子様と記念撮影できる人気スポットです。

自分自身がミニフィグになるというのは、本当の意味でレゴブロックの世界の住人になったような気がして楽しいですよ!

ライオンの鳴き声をする猫にビックリ!

かわいい顔した猫に油断して近づくと…驚かされることに!

園内にある猫のモデルがかわいいので、写真を撮ろうと前に立ったら…。何とライオンの雄たけびが聞こえてびっくり!実は、反対側にある雄ライオンの前に立つと猫の鳴き声が聞こえるという、ちょっとしたドッキリなんですね。

ミニフィグがデザインされたマンホール

缶バッジにしてほしいデザインのマンホール。ここは撮影チャンス!

レゴ・シティエリアのマンホールには、ミニフィグの工事作業者がデザインされたマンホールがあります。それにしても、足元までレゴの世界が表現されているのはおもしろいですね。

レゴランドにある特殊な象形文字で謎解きしよう!

アドベンチャーエリアにあるオリベスクは要チェック。

アドベンチャーエリアにある、古代エジプトの記念碑を再現したオリベスクには、象形文字が彫られています。この象形文字はただのデザインかと思いきや、きちんとA~Zに対応しており、同じアドベンチャーエリアにあるアトラクションに刻まれた象形文字の意味を読み解くことができるのです。

どのアトラクションに象形文字があるのか、ぜひ探してみてください!

記念品を買ったり、限定のおやつを食べたりしよう

見て、乗って、遊んでと、さまざまな楽しみ方があるレゴランドですが、買い物や食事も気になりますよね。ここでは、レゴランド内で買ったり、食べたりできるスポットをご紹介しましょう。

レゴブロックを詰め放題!「ピック・ア・ブリック」

欲しかったあのパーツが見つかるかも!

レゴブロックをパーツで購入できるのが、「ピック・ア・ブリック」です。レゴファンの中には、このピック・ア・ブリックが目当てでレゴランドに来る人もいるようです。システムは簡単で、欲しいパーツをプラスチックの容器にいっぱい詰め込むだけ。蓋が閉まるだけ詰め込めるので、「こんなモデルを作ろう」と頭に思い描きながら、必要なパーツを選びましょう。

また、「ピック・ア・ブリック」では、レゴロックのキーホルダーに名前を刻むサービスもありますので、記念に購入してもいいかも!

限定品やアイテムがそろう「ビッグ・ショップ」

首から下げられるケースは、ミニフィグトレードするなら絶対に買いたいアイテム。

レゴランド内最大級のお店が、「ビッグ・ショップ」です。この店では、レゴブロックの限定品や、レゴランドならではのアイテムなどを含め、園内各所で売られている、ほとんどの商品を購入できます。レゴランドを後にする前に、買い逃した商品を最後にチェックするのにピッタリな場所ですね。

なお、おすすめ商品としては、ミニフィグトレードのケースがあります。ミニフィグトレードとは、園内のスタッフが胸につけているミニフィグと、自分の持っているミニフィグを交換できるシステムです。このアイテムがあれば、手やポケットに入れて持ち歩かなくても、首から下げて運べますよ。

ブロックの形をしたポテトはいかが?「オアシス・スナック」

レゴブロックをモチーフにした「レゴポテト」も食べておきたい。

小腹が空いたときに食べたいのが、「オアシス・スナック」のレゴブロックをモチーフにした「レゴポテト」です。プレーンとチーズの2種類があります。なお、この店では、ビールが販売されています。お子様のポテトを少しいただいて、お父さんはビールという楽しみ方もできますよ!

ファンでなくても一度は行きたいレゴランド!

いかがでしたでしょうか?レゴランドは、レゴファンではなくても十分楽しめるテーマパークです。

2018年にはレゴランドホテルも併設され、丸一日レゴブロックに囲まれて過ごせるようになりました。家族みんなで、レゴランドを目一杯楽しんでみてください!

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

レゴランド・ジャパン・リゾート

住所 愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2-1
電話番号 050-5840-0505
料金 <1DAYパスポート(オフピーク時)>

大人(13歳以上)4,500~5,000円/子供(3歳~12歳)3,300~3,700円

※チケット予約日によって変動

<1DAYパスポート(ピーク時)>

大人(13歳以上)5,200~6,900円/子供(3歳~12歳)3,400~4,500円

※チケット予約日によって変動

営業時間 10:00~17:00(19:00までの日もあり要確認)
定休日 不定休
アクセス 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「金城ふ頭駅」より徒歩すぐ

/伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」からすぐ

駐車場 名古屋市営金城ふ頭駐車場5,000台(平日1,000円、休日1,500円)
特徴 ベビーおすすめ

キッズおすすめ

飲食施設あり

ベビーカー利用可

オムツ交換スペースあり

授乳スペースあり