運動能力がぐんぐん伸びる公園!
花博記念公園 鶴見緑地(はなはくきねんこうえん つるみりょくち)は、花と緑に彩られた大阪屈指の都市公園。かつて「花の万博(国際花と緑の博覧会)」が開催された広大な園内には、植物園やプール、バーベキュー&キャンプ場、日帰り温泉などの施設が充実し、1日では遊び尽くせないほど楽しみがいっぱいです。その中でも今回は、2021年に新しくオープンした遊具広場「つるみっこパーク」に注目!日本初上陸の大型遊具「ジャイアント・ドーム」をはじめ、ユニークな遊具でたっぷり遊んで運動能力を高めましょう。
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運動能力のベースになる「基本動作」は公園遊びで身に付ける!
子どもの運動能力を伸ばすのに最適な公園あそび。運動能力のベースとなるのは「基本動作」です。スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動する遠山健太先生が、12の動作に区分けして公園をご紹介します。
監修:遠山健太先生
スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動。
公園で経験できる12の「運動能力を伸ばす基本動作」
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花博記念公園 鶴見緑地で遊べば、こんな運動能力が伸びる!
花博記念公園 鶴見緑地では、多彩なプレイスポットで遊びながら、運動能力を伸ばすためのあらゆる基本動作を楽しく身につけることができます。その中でも「つるみっこパーク」や「子どもの森」には、子どもが夢中になる遊具がいっぱい!甲子園球場のグラウンドの約4個分の広さを有する「大芝生」や、植物や生き物を観察しながら探検気分で散策できる「緑のせせらぎ」などで、自然とのふれあいも楽しむことができます。
花博記念公園 鶴見緑地ってこんなところ!
おすすめの遊び方は?
新しく誕生した「つるみっこパーク」に行くなら、公園の北西口から園内へGO!通り沿いには、複合遊具がいくつも設置された「子どもの森」もあり、子どもたちもさっそくテンションが上がります。1日中たっぷり遊ぶなら、お弁当を持参してピクニックをするも良し、青空の下でバーベキュー(要予約)を楽しむも良し。お昼を食べた後は、世界中の植物を展示している「咲くやこの花館」など、子どもの興味関心に合わせて園内施設に立ち寄るのもおすすめです。大阪屈指の規模を誇る大型公園だけに、楽しみ方は自由自在!事前に園内の遊び場や位置関係などをチェックして、計画的にお出かけしましょう。
おすすめのアクセス方法は?
【車で行く場合】
駐車場は全部で5カ所あります。「つるみっこパーク」に一番近いのは西駐車場ですが、駐車台数が69台と少なめなので、休日には満車になることも。その場合は、「子どもの森」の近くにある北西駐車場や、「大芝生」の近くにある中央第二駐車場を利用しましょう。
【電車で行く場合】
最寄り駅は、地下鉄「鶴見緑地駅」です。駅の南側には、通年利用できる「鶴見緑地プール」や、日帰り温泉施設の「鶴見緑地湯元 水春」もあるので要チェック。そして駅の北側に向かえば、公園の中央口があります。ここから「つるみっこパーク」へは徒歩15分ほど距離があるので、小さな子ども連れの場合は途中で休憩も挟みつつ、時間に余裕を持って行動しましょう。
【バスで行く場合】
地下鉄「都島駅」から、大阪シティバスの45系統に乗車すれば、約25分で「鶴見緑地西」バス停に到着。こちらのバス停は、「つるみっこパーク」や「子どもの森」にほど近い場所にあるので、公共交通機関で行く場合はバスもおすすめです。
所要:4時間
おすすめの年齢:1~12歳
住所 | 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163 |
---|---|
料金 | 入園無料 ※一部施設は有料、時間・定休日など別途確認 |
時間 | 24時間 |
電話 | 06-6911-8787(鶴見緑地パークセンター) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 1103台(1時間300円※19~翌7時は120分100円、24時間最大700円※土・日曜、祝日は1000円) |
面積 | 1,218,000㎡(大型公園) |
<パークデータ>
- ボール遊び:✕
- スケボー:✕
- 花火:✕
- ペット:〇
- トイレ:〇
- おむつ替え:〇
- 授乳室:✕
- 園内売店:〇
- 園内飲食店:〇
- 周辺コンビニ:徒歩すぐ
見た目も遊び方もユニーク!10種類の遊具を新設した「つるみっこパーク」に注目
2021年にオープンした「つるみっこパーク」には、日本初上陸の大型遊具「ジャイアント・ドーム」をはじめ、10種類の遊具が新設されています。見た目も遊び方もユニークな最新型の遊具は、子どもたちが夢中になること間違いなし!
ジャイアント・ドーム
「つるみっこパーク」で一番目を引くのは、なんといっても半球型の大型遊具「ジャイアント・ドーム」です。ドームの下から上を見上げると、なんだか近未来のようでちょっぴり不思議な空間!
「どうやったら、ドームのてっぺんまでいけるかな?」。足場のついたロープをよじのぼろうか、それとも螺旋状の鉄棒に挑戦してみようか。もしかしたら、あっちのネットクライムの方がのぼりやすいかも!そんなふうに子どもたちが自ら考え、工夫して遊んでいるうちに、さまざまな体の動きが自然と鍛えられます。
ようやく辿り着いた、ドームのてっぺんから見る風景は最高!周りで見守っていたパパ&ママも、子どもの成長を感じてきっと目を細めることでしょう。
お庭のシーソー
定番のシーソーも、今時はこんなユニークな形に!昔は縦並びの台が主流でしたが、こちらのシーソーは横並びで座って、最大4人で遊ぶことができます。
バードネスト・スイング
「バードネスト=鳥の巣」と名付けられたスイング遊具は、丸いフォルムの座面が特徴。低年齢の子どもでも安定感があって乗りやすく、休日は順番待ちができるほど人気です。
ホイールチェアー・カルーセル
こちらの遊具、どんなふうに遊ぶかわかりますか?これは赤い手すりを持って押すと、中央にある銀色のホイールが、ぐるぐる回る仕掛けになっています。昔の公園では、丸い球体の回転式ジャングルジムをよく見かけましたが、その最新版のような遊具にパパ&ママは思わずびっくり。外からホイールを回せば押す力が鍛えられ、中にいる人は遠心力に負けずバランスを取る力が鍛えられます。
スイング遊具
木立に沿って横に並んだスイング遊具も、ちょっぴり個性的。カゴ型のベビーシート、半月状のトドラーシート、そして2人乗りのユー&ミーの3種類あります。
ユー&ミー・スイングは、一人が座って、もう一人が立ち漕ぎで乗るスタイル。兄弟姉妹や友達と一緒に、仲良く遊べるのがポイントです。
プレイパネル・トンネルタウン
「つるみっこパーク」には乳幼児遊具エリアもあり、対象年齢1~3歳の遊具が3つ設置されています。1つ目はこちらの、パネルとトンネルを組み合わせた遊具。真ん中にある緑のトンネルは段差が低く、ハイハイやつかまり立ちができるようになった時期の子どもにもぴったりです。
トドラーハウス
2つ目は、小さくてかわいいお家の遊び場。お家の中に入って窓から外をのぞいたり、壁の円盤をクルクル回したり、幼児が夢中になる仕掛けがいっぱいあります。
プッシュウォーク
そして3つ目は、こちらのプッシュウォーク。ゆるやかにカーブを描く板の上を、ゆっくり一歩ずつ歩いてみましょう!
複合遊具がいっぱいの「子どもの森」や、自然遊びスポットも!
「つるみっこパーク」だけでも十分すぎるほど遊具が充実していますが、周辺には子ども連れにおすすめのプレイスポットがまだまだあります。
子どもの森
「つるみっこパーク」から、公園の北西口へと向かう道の途中にある「子どもの森」には、大型の複合遊具が合計4つもあります。木々に囲まれた広いスペースに点在しているので、混み合いすぎることもなく、ゆったり遊べるのがうれしいですね。
緑のせせらぎ
「つるみっこパーク」から「大芝生」の間には、水の澄んだせせらぎが流れています。水路の周りには子どもたちが大好きなドングリの実がなる雑木林が広がり、水生生物や昆虫などを観察できる絶好のスポット。冒険している気分で散策できます。
大芝生
「緑のせせらぎ」を探検しながら辿り着いたのは、公園の南側に広がる「大芝生」。芝生の広さは52,500㎡、甲子園球場のグラウンドに換算すると、なんと約4個分というから驚きです。園内では、ペグを使わない簡易テントは使用可能なので、こちらでピクニックを楽しむのもおすすめですよ。
小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備
バーベキュー&キャンプ場
園内には、バーベキュー場が3カ所あります。リーズナブルな食材持ち込みプランから、機材一式レンタル&食材販売の手ぶらで楽々プランまで、お好みに合わせてバーベキューを楽しめるのが人気の秘訣!また、園内にあるキャンプ場は無料で利用することができ、デイキャンプもナイトキャンプも可能です。
- 料金:バーベキュー食材持ち込みプラン 大人800円、小学生400円、小学生未満無料
- 時間:11~16時(土・日曜、祝日は10~13時、14時30分~17時30分の2部制)
- 電話:06-6915-2551(バーベキュー場・キャンプ場管理事務所)
- 定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、荒天時、11月下旬~2月は冬季休業
咲くやこの花館
公園のランドマークといえば、世界各地のさまざまな植物を展示する「咲くやこの花館」。館内には日本最大級の温室があり、熱帯から極地圏まで、約5500種・1万5000株もの植物を見ることができます。ファミリー向けのイベントやワークショップも随時開催しており、夏休みの自由研究のヒントを探しに行くのも良さそうです。また、植物園内を巡る「フラワーツアー」も人気です。
- 料金:入館 大人500円、中学生以下無料
- 時間:10~17時
- 電話:06-6912-0055
- 定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
鶴見緑地プール
園内には、通年利用できる屋内プールもあります。流水プールや造波プール、長さ77mのウォータースライダーで、レジャープールを思う存分楽しみましょう!
- 料金:大人(高校生以上)1200円、小・中学生600円、高齢者(65歳以上)600円、未就学児無料
- 時間:9~21時(10~3月は~19時)
- 電話:06-6915-4721
- 定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、夏休み期間は無休
鶴見緑地湯元 水春
たっぷり遊んだ後は、天然温泉でリフレッシュ。開放的な露天風呂やサウナなど、13種類のお風呂で癒されてみませんか?小学生以上から利用できる岩盤浴コーナーには、新刊コミックを含む1万冊を備えた休憩スペースもあり、つい長居したくなりそう。鶴見緑地駅のすぐ近くにあり、カフェやレストランも併設されているので、公園からの帰りがけに立ち寄るのがおすすめです。
- 料金:入浴 大人900円、小学生450円、小学生未満230円(土・日曜、祝日は大人1000円、小学生500円、小学生未満290円)。入浴+岩盤浴 大人950円、小学生610円(土・日曜、祝日は大人1050円、小学生710円)
- 時間:9時~翌2時(日曜、祝日は6時~〜)
- 電話:06-4257-1126
- 定休日:無休(メンテナンス休館あり)
まだある!花博記念公園 鶴見緑地で行ってみたいスポット
今回の記事では、新しくオープンした「つるみっこパーク」を中心に、ファミリーにおすすめのスポットをたっぷりご紹介しました。しかし、これらはまだまだ園内の一部。春になればチューリップが咲き誇る風車の丘など、花博記念公園 鶴見緑地には他にも訪れるべきスポットがたくさんあります。たっぷり遊んで運動能力を鍛えつつ、思い思いの素敵な休日を過ごしてください。
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運動能力が伸びる公園が見つかるガイドブックも要チェック!
運動能力をぐんぐん伸ばせる公園を、厳選して紹介するガイドブック「るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園」。「るるぶKids」と同様に、それぞれの公園で体験できる12の基本動作をアイコンでわかりやすく表示しています。
公園によって設置されている遊具や施設は千差万別! 公園によって自由な遊びのなかで体験できる「基本動作」は異なります。アイコンを参考にいつもとはタイプの違う公園にでかけてみることが、運動能力を伸ばすことにつながります。
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