動物園や水族館で見かけるホッキョクグマは、その大きなカラダと愛嬌のある動きで大人気!そんなホッキョクグマの生態や、白い理由、ヒグマやシロクマとの違い、繁殖などについて解説します。日本の動物園・水族館19施設にいる、33頭のホッキョクグマすべての名前や特徴、性格なども紹介。
- ホッキョクグマってどんな動物?
- ホッキョクグマのキホン
- どうして白い?実は白くない!?
- ホッキョクグマとヒグマの違いは?
- ホッキョクグマの食事は?そもそも肉食?
- ホッキョクグマが冬眠しないのはなぜ?
- 走るのが速い!どうして泳げるの?
- 器用で賢い!遊具で遊ぶのが大好き
- 繁殖について。赤ちゃんが大人になるのは?
- ホッキョクグマは絶滅危惧種
- 大切な制度「ブリーディングローン」とは?
- 日本の動物園・水族館にいるホッキョクグマ全紹介
- 【北海道の動物園】
- 旭川市旭山動物園(北海道)
- 札幌市円山動物園(北海道)
- おびひろ動物園(北海道)
- 釧路市動物園(北海道)
- 【東北の動物園・水族館】
- 男鹿水族館GAO(秋田県)
- 八木山動物公園フジサキの杜(宮城県)
- 【関東の動物園・水族館】
- よこはま動物園ズーラシア(神奈川県)
- 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)
- 東京都恩賜上野動物園(東京都)
- 【東海の動物園】
- 静岡市立日本平動物園(静岡県)
- 浜松市動物園(静岡県)
- 豊橋総合動植物園 のんほいパーク(愛知県)
- 東山動植物園(愛知県)
- 【関西の動物園】
- 天王寺動物園(大阪府)
- 神戸市立王子動物園(兵庫県)
- 【四国の動物園】
- 愛媛県立とべ動物園(愛媛県)
- とくしま動物園 北島建設の森(徳島県)
- 【九州の動物園】
- 熊本市動植物園(熊本県)
- 平川動物公園(鹿児島県)
ホッキョクグマってどんな動物?
陸上最強といわれることも多いホッキョクグマ。どんな動物なのか、キホンからカラダ、生態、食事、繁殖などについて解説します。
ホッキョクグマのキホン
ホッキョクグマは、その大きさと強さから陸上最強といわれています。分類はクマの仲間で、オスもメスも体長は2mくらい。体重はオスは最大で600kgあるというから、やはり大きい哺乳類なのです。
また、ホッキョクグマの寿命は25~30年ほどですが、国内最高齢のホッキョクグマである「神戸市立王子動物園」の「みゆき」は、2023年で33歳になります。
- 【学名】Ursus maritimus
- 【分類】食肉目 クマ科 クマ属
- 【生息地】北極圏、北アメリカ大陸・ユーラシア大陸の北部
- 【体長】オス2~2.5m/メス1.8~2m
- 【体重】オス400~600kg/メス200~350kg
- 【寿命】25~30年
男鹿水族館GAOの「豪太」。勇ましい顔をしています
どうして白い?実は白くない!?
ホッキョクグマはパッと見たところ“白い”です。でも実は毛の色は“半透明”で、中は空洞でストローのような構造になっています。しかも皮膚の色は“黒い”のです。半透明の毛を光が通過し、黒い皮膚に反射。反射光や太陽光が乱反射して“白く見える”というわけなのです。半透明なため太陽光が皮膚に行き渡り、空洞なので熱を逃がさず、泳いで濡れても乾きやすいこと、これこそ、極寒の地でホッキョクグマが生きていくためのカラダの構造なのです。
旭川市旭山動物園「ゆめ」の後ろ姿。白く見えますが実は…
ホッキョクグマとヒグマの違いは?
まず、見た目の色が違いますが、ほかにも、ホッキョクグマの学名は“海のクマ”という意味。つまり、海での活動が得意なのがホッキョクグマ、完全に陸で生活するのがヒグマなどです。ホッキョクグマはシロクマとよばれることも多いですが、動物園や水族館では必ずホッキョクグマとよんでいます。
海を泳ぐのが得意なホッキョクグマ 画像提供:よこはま動物園ズーラシア
ホッキョクグマの食事は?そもそも肉食?
ホッキョクグマは肉食です。野生の場合、主食はアザラシ。ほかに、魚類や鳥類、卵なども食べます。動物園や水族館では、肉や魚類のほか、果物や野菜をあげることも多いようです。
飼育スタッフがあげたエサを見事キャッチした天王寺動物園のホッキョクグマ
ホッキョクグマが冬眠しないのはなぜ?
クマは冬眠する、というイメージがありますが、ホッキョクグマは冬眠はしません。ホッキョクグマが生息するエリアでは、冬は流氷のすきまからアザラシを捕獲できるため冬眠はしないのです。夏はエネルギー消費を節約しています。
旭川市旭山動物園の「ピリカ」。ホッキョクグマは寒い冬や雪が大好きです
走るのが速い!どうして泳げるの?
ホッキョクグマは時速40kmくらいで走るといわれています。これは人間の100mの世界記録を時速に換算したより速く、大きくて重そうですが、なかなか速いんです。そして、海を泳ぐのも得意。動物園や水族館では、ゆったり遊びながら泳いでいる場合がほとんどですが、野生では時速10kmくらいで100km前後も泳ぎ続けることができるそうです。ちなみに、ホッキョクグマはカラダに比較して頭が小さく前足が大きく流線形であるなど、泳ぐのに適したカラダをしており、泳ぎがとっても得意で大好きなんです。
気持ちよさそうに泳ぐ、横浜・八景島シーパラダイスの「ユキ丸」
器用で賢い!遊具で遊ぶのが大好き
動物園や水族館で、ホッキョクグマたちが、いろんな遊具・おもちゃで遊んでいる姿をよく見かけます。特に、子どもはおもちゃが大好きです。これは人間と同じですね。ホッキョクグマは道具を使って狩りをしていた、という説もあるほど、道具や遊具を使いこなします。かなり器用で賢い動物だといえます。
旭川市旭山動物園の「ゆめ」は遊具をいっぱいもらい喜々として遊んでいます
繁殖について。赤ちゃんが大人になるのは?
繁殖は、春頃に交尾し妊娠期間は半年から9カ月くらい。赤ちゃんは生後2年以上は母親と行動をともにします。なので、動物園や水族館でホッキョクグマの子どもが生まれ無事成長している場合は、2年くらい親子での姿を見ることができます。そして、子どもは5~6年くらいで完全に大人になります。
2021年12月生まれの旭川市旭山動物園「ゆめ」は、2023年いっぱいは親子での姿が見られそうです
ホッキョクグマは絶滅危惧種
ホッキョクグマの個体数は、地球上に推定約2万6000頭といわれています。狩猟などにより絶滅が心配されましたが、その後、国際的な保護活動により危機を脱したのですが、現在、地球温暖化や北極圏の環境悪化などにより、また個体数が減っているとみられています。絶滅危惧種、レッドリストのカテゴリーでは9つの分類のうちの上から5番目「危急(VU)」とされています。
雪の中でもたくましく生きる旭川市旭山動物園のホッキョクグマ
大切な制度「ブリーディングローン」とは?
日本の動物園・水族館では「ブリーディングローン」という、動物たちを絶やさず増やしていくため、施設同士で動物を貸したり借りたりする制度があります。そのため、個体がほかの施設へ移動する、という話も多く聞かれます。2023年も「ブリーディングローン」により、3月に、男鹿水族館GAOにいた「フブキ」が東山動植物園に、アドベンチャーワールドにいた「ライト」が平川動物公園に移動します。
画像提供:よこはま動物園ズーラシア
ズーラシアにいる「ゴーゴ」と「イッちゃん」は、2頭とも天王寺動物園にいた個体です
日本の動物園・水族館にいるホッキョクグマ全紹介
日本にいるすべてのホッキョクグマの名前やプロフィールを紹介しましょう。17の動物園&2つの水族館に33頭のホッキョクグマがいます。すべて、2023年2月現在の情報です。
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北海道の動物園
旭川市旭山動物園(北海道/旭川市)
あさひかわしあさひやまどうぶつえん
- 【会える場所】ほっきょくぐま館
- 【飼育数】メス4頭
ほっきょくぐま館は放飼場が2カ所あり、ホッキョクグマたちがのびのびと暮らす様子を観察できます。2021年12月に「ピリカ」の子「ゆめ」が生まれ話題になりました。ほかにも「サツキ」と「ルル」が元気に暮らしています。「ゆめ」「ピリカ」の親子展示が見られるうちにぜひ訪れてみてください。
●ピリカ(メス)
- 【誕生は】2005年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
- 【来園は】2011年
●ゆめ(メス)
- 【誕生は】2021年
- 【生まれは】旭川市旭山動物園
お母さんの「ピリカ」の後をついて歩く「ゆめ」。2022年10月撮影。「ゆめ」はどんどん成長しています
●サツキ(メス)
- 【誕生は】1991年
- 【生まれは】アメリカ
- 【来園は】2010年
●ルル(メス)
- 【誕生は】1994年
- 【生まれは】別府ラクテンチ
- 【来園は】2004年
雪の中の「サツキ」と「ルル」。ホッキョクグマは雪が大好き
問合先 | 0166-36-1104 |
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住所 | 北海道旭川市東旭川町倉沼 |
料金 | 【入園料】大人1000円/中学生以下無料 |
札幌市円山動物園(北海道/札幌市)
さっぽろしまるやまどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ館
- 【飼育数】4頭(オス2頭/メス2頭)
4頭のホッキョクグマを飼育展示し、全国には、札幌市円山動物園で生まれた個体がたくさんいます。ホッキョクグマの展示場は水中トンネルを含む国内最大級の展示場です。「ホクト」は2022年に旭川市旭山動物園から繁殖のためにやって来ました。また、赤ちゃんが生まれるとうれしいですね。
●ホクト(オス)
- 【誕生は】2000年
- 【生まれは】ロシア
- 【来園は】2022年
●リラ(メス)
- 【誕生は】2014年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
「ホクト」と「リラ」。なかなか相性がよさそうです
●デナリ(オス)
- 【誕生は】1993年
- 【生まれは】アメリカ
- 【来園は】1995年
●ララ(メス)
- 【誕生は】1994年
- 【生まれは】別府ラクテンチ
- 【来園は】1996年
問合先 | 011-621-1426 |
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住所 | 北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1 |
料金 | 【入園料】大人800円/高校生400円/中学生以下無料 |
おびひろ動物園(北海道/帯広市)
おびひろどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】メス1頭
メスの「アイラ」1頭が暮らしています。「アイラ」はとっても遊ぶのが上手で、頭が入るものならなんでもかぶるとか。札幌市円山動物園の「デナリ」と「ララ」の子どもです。
●アイラ(メス)
- 【誕生は】2010年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
- 【来園は】2012年
おもちゃがあれば自分で遊びを考え出すという賢い「アイラ」
問合先 | 0155-24-2437 |
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住所 | 北海道帯広市字緑ケ丘2 |
料金 | 【入園料】大人420円/高校生210円/中学生以下無料/65歳以上210円 |
釧路市動物園(北海道/釧路市)
くしろしどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】オス1頭
オスの「キロル」は札幌市円山動物園「デナリ」「ララ」の子どもで、おびひろ動物園、浜松市動物園を経て釧路市動物園にいます。2023年3月現在、展示休止中。
●キロル(オス)
- 【誕生は】2008年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
- 【来園は】2016年
問合先 | 0154-56-2121 |
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住所 | 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11 |
料金 | 【入園料】大人580円/中学生以下無料 |
東北の動物園・水族館
男鹿水族館GAO(秋田県/男鹿市)
おがすいぞくかんがお
- 【会える場所】ホッキョクグマ水槽
- 【飼育数】2頭(オス1頭/メス1頭)
2つの展示場に2頭が暮らしています。オスの「豪太」はGAOの大黒柱。メスの「ユキ」は姫路市立動物園からやって来ました。2頭の間に生まれた「フブキ」は2023年3月に、名古屋の東山動植物園へ移動。
●豪太(オス)
- 【誕生は】2003年
- 【生まれは】ロシア
- 【来園は】2005年
2023年に20歳の「豪太」。この写真、肉球がハッキリ見えて可愛いですね
●ユキ(メス)
- 【誕生は】1999年
- 【生まれは】セルビア
- 【来園は】2018年
「フブキ」の子育ても終わった「ユキ」
問合先 | 0185-32-2221 |
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住所 | 秋田県男鹿市戸賀塩浜 |
料金 | 【入館料】大人1100円/小・中学生500円/未就学児無料 |
八木山動物公園フジサキの杜(宮城県/仙台市)
やぎやまどうぶつこうえんふじさきのもり
- 【会える場所】猛獣舎
- 【飼育数】2頭(オス1頭/メス1頭)
猛獣舎のライオンやトラの近くにホッキョクグマがいます。オスメス1頭ずつで、オスの「カイ」とメスの「ポーラ」がいます。
●カイ(オス)
- 【誕生は】2004年
- 【生まれは】ロシア
- 【来園は】2006年
「カイ」は静岡市立日本平動物園の「ロッシー」とは兄弟にあたる
●ポーラ(メス)
- 【誕生は】2004年
- 【生まれは】セルビア
- 【来園は】2005年
「ポーラ」は男鹿水族館GAOの「ユキ」とは姉妹にあたる
問合先 | 022-229-0631 |
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住所 | 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43 |
料金 | 【入園料】大人480円/小・中学生120円/未就学児無料 |
関東の動物園・水族館
よこはま動物園ズーラシア(神奈川県/横浜市)
よこはまどうぶつえんずーらしあ
- 【会える場所】亜寒帯の森「ホッキョクグマ舎」
- 【飼育数】2頭(オス1頭/メス1頭)
世界の気候別にゾーンが分かれているズーラシア。そのうちの、亜寒帯の森ゾーンにホッキョクグマがいます。広い陸地と水部分があり、環境にこだわった展示です。2頭のホッキョクグマは、いずれも天王寺動物園からやって来ました。
●ゴーゴ(オス)
- 【誕生は】2004年
- 【生まれは】ロシア
- 【来園は】2021年
●イッちゃん(メス)
- 【誕生は】2013年
- 【生まれは】ロシア
- 【来園は】2022年
2022年に「イッちゃん」がやって来て「ゴーゴ」と2頭になりましたが、とっても仲良しで相性がいいみたいです
問合先 | 045-959-1000 |
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住所 | 神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1 |
料金 | 【入園料】大人800円/高校生300円/小・中学生200円/未就学児無料 |
横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県/横浜市)
よこはま・はっけいじましーぱらだいす
- 【会える場所】アクアミュージアム「LABO4 氷の海にくらす動物たち」
- 【飼育数】オス1頭
横浜・八景島シーパラダイスが開業した1993年から30年、ココに暮らしている「ユキ丸」は、まさに八景島のシンボルです。かなり高齢ですが動物福祉にも力を入れた飼育展示もあり、まだまだ元気に動き回っています。
●ユキ丸(オス)
- 【誕生は】推定1992年
- 【生まれは】カナダ
- 【来園は】1993年
「ユキ丸」は泳ぐのが大好きで、間近で泳ぐ姿を見られることも多いんです
問合先 | 045-788-8888 |
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住所 | 神奈川県横浜市金沢区八景島 |
料金 | 【アクアリゾーツパス(水族館4施設のパス)】大人3300円/小・中学生2000円/4歳以上幼児1000円/3歳以下無料/65歳以上2800円 ほか |
東京都恩賜上野動物園(東京都/台東区)
とうきょうとおんしうえのどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマとアザラシの海
- 【飼育数】2頭(オス1頭/メス1頭)
ホッキョクグマが水中で見せるダイナミックな行動を間近で見られる展示が好評。オスメスの2頭がいます。オスの「イコロ」は札幌市立円山動物園「デナリ」「ララ」の子どもです。
●イコロ(オス)
- 【誕生は】2008年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
- 【来園は】2015年
●デア(メス)
- 【誕生は】2008年
- 【生まれは】イタリア
- 【来園は】2012年
問合先 | 03-3828-5171 |
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住所 | 東京都台東区上野公園9-83 |
料金 | 【入園料】大人600円/中学生200円(都内在住・在学者は無料)/小学生以下無料/65歳以上300円 |
東海の動物園
静岡市立日本平動物園(静岡県/静岡市)
しずおかしりつにほんだいらどうぶつえん
- 【会える場所】猛獣館299
- 【飼育数】2頭(オス1頭/メス1頭)
ライオンやトラのほか8種の動物を展示する猛獣館299。その1階にホッキョクグマがいます。オスメス1頭ずつ。八木山動物公園フジサキの杜の「カイ」と双子のオスの「ロッシー」、そのお嫁さんとして来日した「バニラ」の2頭です。
●ロッシー(オス)
- 【誕生は】2007年
- 【生まれは】ロシア
- 【来園は】2008年
●バニラ(メス)
- 【誕生は】2009年
- 【生まれは】タイ
- 【来園は】2011年
水中トンネルで頭上を泳ぐホッキョクグマは迫力満点
問合先 | 054-262-3251 |
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住所 | 静岡県静岡市駿河区池田1767-6 |
料金 | 【入園料】大人620円/小・中学生150円/未就学児無料 |
浜松市動物園(静岡県/浜松市)
はままつしどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】メス2頭
メスのホッキョクグマが2頭暮らしています。この2頭は母娘で、お母さんが「バフィン」、娘が「モモ」です。
●バフィン(メス)
- 【誕生は】1991年
- 【生まれは】スウェーデン
- 【来園は】1993年
「バフィン」は2011年に天王寺動物園へ行きましたが、2016年、浜松市動物園に帰ってきました
●モモ(メス)
- 【誕生は】2014年
- 【生まれは】天王寺動物園
- 【来園は】2016年
「バフィン」の娘「モモ」は天王寺動物園で生まれ、2016年「バフィン」と一緒にココへやって来ました
問合先 | 053-487-1122 |
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住所 | 静岡県浜松市西区舘山寺町199 |
料金 | 【入園料】大人500円/中学生以下無料 |
豊橋総合動植物園 のんほいパーク(愛知県/豊橋市)
とよはしそうごうどうしょくぶつえん のんほいぱーく
- 【会える場所】極地動物館
- 【飼育数】メス2頭
ゴマフアザラシやオウサマペンギンなどがいる極地動物館に2頭のメスのホッキョクグマが暮らしています。ダイナミックに泳ぐホッキョクグマの様子を観察できます。2頭とも30歳くらいのベテラン。「キャンディ」は2011年に一度、札幌市円山動物園に移動しましたが2019年に戻ってきました。
●クッキー(メス)
- 【誕生は】1993年
- 【生まれは】ドイツ
- 【来園は】1994年
2023年で30歳の「クッキー」。やっぱり遊具と水の中は大好きです
●キャンディ(メス)
- 【誕生は】1992年
- 【生まれは】ドイツ
- 【来園は】1994年
問合先 | 0532-41-2185 |
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住所 | 愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238 |
料金 | 【入園料】大人600円/小・中学生100円/未就学児無料 |
東山動植物園(愛知県/名古屋市)
ひがしやまどうしょくぶつえん
- 【会える場所】本園
- 【飼育数】オス1頭
2020年以来、ホッキョクグマがいなかった東山動植物園ですが、2023年3月に男鹿水族館GAOから「フブキ」が来園。まだ3歳で、とってもキュートな「フブキ」。きっと園の人気者になることでしょう。
●フブキ(オス)
- 【誕生は】2020年
- 【生まれは】男鹿水族館GAO
- 【来園は】2023年3月予定
問合先 | 052-782-2111 |
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住所 | 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70 |
料金 | 【入園料】大人500円/中学生以下無料/名古屋在住の65歳以上100円 |
関西の動物園
天王寺動物園(大阪府/大阪市)
てんのうじどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】メス1頭
2020年に生まれて話題になった「ホウちゃん」も2023年で3歳。お母さんの「イッちゃん」が2022年に、よこはま動物園ズーラシアへ移動したため、ひとり暮らしがスタートしました。
●ホウちゃん(メス)
- 【誕生は】2020年
- 【生まれは】天王寺動物園
「ホウちゃん」の父母は、どちらも、よこはま動物園ズーラシアにいる「ゴーゴ」と「イッちゃん」です。3頭の名前は、大阪の豚まんで知られる“蓬莱”から付けられました
問合先 | 06-6771-8401 |
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住所 | 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108 |
料金 | 【入園料】大人500円/小・中学生200円(大阪市内在住者は無料)/未就学児無料 |
神戸市立王子動物園(兵庫県/神戸市)
こうべしりつおうじどうぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】メス1頭
ココのホッキョクグマ「みゆき」は国内最高齢で2023年で33歳です。ただ、とても白くて若々しく元気な個体です。
●みゆき(メス)
- 【誕生は】1990年
- 【生まれは】天王寺動物園
- 【来園は】1992年
天王寺動物園で生まれて1歳のときに神戸市立王子動物園にやって来ました
問合先 | 078-861-5624 |
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住所 | 兵庫県神戸市灘区王子町3-1 |
料金 | 【入園料】大人600円/中学生以下無料/兵庫県在住の65歳以上無料 |
四国の動物園
愛媛県立とべ動物園(愛媛県/砥部町)
えひめけんりつとべどうぶつえん
- 【会える場所】ベアストリート
- 【飼育数】メス2頭
中国地方にはホッキョクグマはいません。四国には2施設3頭がいます。「バリーバ」はデンマークから来日した個体で、その娘「ピース」は愛媛県立とべ動物園で生まれ。今でも園内のアイドル的存在です。
●バリーバ(メス)
- 【誕生は】1990年
- 【生まれは】デンマーク
- 【来園は】1997年
●ピース(メス)
- 【誕生は】1999年
- 【生まれは】愛媛県立とべ動物園
問合先 | 089-962-6000 |
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住所 | 愛媛県伊予郡砥部町上原町240 |
料金 | 【入園料】大人500円/高校生200円/小・中学生100円/未就学児無料/65歳以上200円 |
とくしま動物園 北島建設の森(徳島県/徳島市)
とくしまどうぶつえん きたじまけんせつのもり
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】メス1頭
陸上や水中で元気に暮らしているのがメスの「ポロロ」。札幌市円山動物園「デナリ」「ララ」の子どもです。ちなみに「デナリ」と「ララ」の子どもたちは、全国各地の動物園に7頭もいます。
●ポロロ(メス)
- 【誕生は】2012年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
- 【来園は】2014年
問合先 | 088-636-3215 |
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住所 | 徳島県徳島市渋野町入道22-1 |
料金 | 【入園料】大人600円/中学生以下無料 |
九州の動物園
熊本市動植物園(熊本県/熊本市)
くまもとしどうしょくぶつえん
- 【会える場所】ホッキョクグマ舎
- 【飼育数】メス1頭
熊本市動植物園にいるホッキョクグマ「マルル」も、札幌市円山動物園「デナリ」「ララ」の子どもです。日本最強のホッキョクグマ夫婦ですね。復興した熊本市動植物園で人気者です。
●マルル(メス)
- 【誕生は】2012年
- 【生まれは】札幌市円山動物園
- 【来園は】2014年
2022年12月8日、10歳の誕生日のときの「マルル」
問合先 | 096-368-4416 |
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住所 | 熊本県熊本市東区健軍5-14-2 |
料金 | 【入園料】大人500円/小・中学生100円/未就学児無料 |
平川動物公園(鹿児島県/鹿児島市)
ひらかわどうぶつこうえん
- 【会える場所】世界のクマゾーン
- 【飼育数】オス1頭
2020年よりホッキョクグマの展示がなかった平川動物公園に2023年3月、アドベンチャーワールドからオスの「ライト」が来園。「ブリーディングローン」によるものです。
●ライト(オス)
- 【誕生は】2013年
- 【生まれは】アドベンチャーワールド
- 【来園は】2023年3月
アドベンチャーワールド時代の「ライト」の様子
問合先 | 099-261-2326 |
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住所 | 鹿児島県鹿児島市平川町5669-1 |
料金 | 【入園料】大人500円/小・中学生100円/未就学児無料 |
日本の動物園・水族館で暮らすホッキョクグマたちは、とても大事にされている感じがします。子どもから高齢の個体まで、みんなの元気な姿を、ぜひ見に行ってみてくださいね。
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。