熱海で温泉と名勝「錦ヶ浦」の絶景が楽しめる「ホテルニューアカオ」に、2人の子どもを連れて宿泊してきました。温泉宿に行きたいけれど、子ども連れだと不安も多いものですよね。「ホテルニューアカオ」は、子連れへのやさしさにあふれた温泉を満喫できるうえ、子ども向けの体験型アクティビティも充実！「るるぶKids」スタッフの子連れ旅行体験と感想をお届けします。
本当に満足！子連れにやさしいポイント
ホテルニューアカオは、「ウェルカムベビーのお宿」に認定されているホテル。設備やサービスなどのあらゆる面において、子連れ家族が過ごしやすい環境が整っています。
※「ウェルカムベビーのお宿」とは、ミキハウス子育て総研株式会社による、子育てファミリーが安心して宿泊できるホテル・旅館・温泉宿等の施設の認定事業。独自に設けた基準を充たした宿や施設に、認証マークを付与。
実際にホテルニューアカオに宿泊して、子連れにやさしいと感じた3つのポイントを紹介しましょう！
お風呂もトイレも「ベビーグッズ」が豊富
ホテルニューアカオには、10種類を超えるベビーグッズが用意されています。
部屋はもちろん、温泉やレストランなど各所で子連れ家族にやさしい配慮がされており、子どもはもちろん、ママパパも安心！無料で貸し出しをしているので、最低限の荷物で済むうえ、ムダな出費を避けられます。おむつはホテル内の売店でも購入可能。
普段使っている常備薬などの類は忘れずに持参すると安心です。
天候の心配なし！10種類以上の館内アクティビティ
ホテルニューアカオは大型ホテルで、卓球やゲームセンター、射的、室内プールなどの遊べる館内施設が充実！さらに、体験型アクティビティは10種類以上あり、未就学児から大人まで楽しめます。
親子で大満足！90種類の和洋折衷ビュッフェ
静岡の海で獲れた新鮮なお刺身をはじめ、約90種類の料理を楽しめるビュッフェは、大人も大満足の品揃えです。レストランの一角には、子ども用の食事や食器が並ぶ「キッズコーナー」も！子ども用の椅子や離乳食も用意されていて、キッズウェルカムな配慮が随所にあふれているのが嬉しいですね。
ビュッフェ以外のレストランでもキッズメニューがあるため、家族全員が希望の食事を楽しめます。
ホテル到着！駐車場は300mの距離あり
ホテルは「ホライゾン・ウイング」と「オーシャン・ウイング」に分かれていて、部屋のタイプによってエントランスが変わります。今回今回私たちが泊まったのは「オーシャン・ウイング」。赤い字で書かれた「ホテルニューアカオ」の文字が目印です。
わが家は車で行ったので、エントランスでスタッフが駐車場の案内をしてくれました。駐車場はオーシャン・ウイングから約300m。バレーパーキング（スタックが車を駐車場に停めるサービス）はないため、自分で車を移動させます。
駐車場からホテルの300mの距離は、7歳と5歳の2人の子と歩いて10分程かかりました。景色がよいので、親子で会話をしながら歩くのは楽しいですが、荷物が多い場合は、先にエントランスで荷物と家族を降ろしてから車を停めに行くほうが負担が少ないと思います。または、駐車場からほど近い「ホライゾン・ウイング」に向かい、「オーシャン・ウイング」まで送迎してもらうこともできます。
駐車場には屋根はありません。1泊1台につき1,000円/24時間まで(以降30分500円)ですが、ホテルニューアカオの公式サイトからweb予約をした場合は駐車料金が無料になるとのこと。
電車で行く場合は、JR熱海駅とホテルを結ぶ無料送迎バスがあります。所要時間は約10分。予約は不要ですが発車時刻が決まっているので、事前にホテルの公式HPで確認しておくとスムーズです。バスが走っていない時間帯には、タクシーを使っている方が多くみられました。
チェックイン！子ども用アメニティと館内着あり
入口を入ってすぐに右側に、フロントがあります。チェックイン時には、部屋やホテルの説明、食事の時間など丁寧な説明がありました。また、チェックイン時に子ども用アメニティももらえました。中には、スリッパや歯ブラシが入っています。
フロントの奥には、非日常を味わえる高級感あふれるロビーも。
子ども用の館内着もロビーにあります。100cm・120cm・140cmから自由に選べます。
また、チェックイン後15時〜17時の間は、ウェルカムドリンクのサービスがありました。2階のバーに移動すると、オレンジジュースやリンゴジュース、コーヒーなど好きなドリンクが飲み放題です。比較的広いので、ベビーカーでも入れそうです。海を眺めながらひと休み！
ウェルカムベビーのお部屋の様子は？
ウェルカムドリンクでご機嫌になった子どもを連れて、さっそく部屋に入ります。ドアを開けると、目の前には広大な海が…！ホテルニューアカオは、全室オーシャンビューなので、この絶景も魅力です。
今回私たちが泊まったウェルカムベビーのお部屋は、10畳＋ツインの「デラックス和洋室」タイプでした。2つの部屋がくっついたような形で、7名まで泊まれます。祖父母を連れて親子三世代旅行にもいいですね！
※ウェルカムベビーのお宿プランは、他のお部屋タイプになる場合もございます。ベビーグッズ等の提供サービスは変わりません。
ツインゾーンにはベビーベッドも並べられます。授乳クッションもあり、赤ちゃん連れへのやさしさに驚きました。
和室ゾーンには敷布団も用意してあるので、子どもの月齢や授乳のしやすさなどに合わせて寝る場所を選べます。室内はトゲが刺さりにくい今どきの畳とカーペット仕様。置物や飾りなどのオブジェがなくシンプルなので、ハイハイをする赤ちゃんやヨチヨチ歩きの小さな子でも安心です。
部屋が広々としているので、子どもの泣き声などが隣の部屋に響いてしまう心配も少ないと感じます。
数々のベビーグッズが部屋中に！
ウェルカムベビーのお部屋は、事前に数々のベビーグッズが用意されています。テーブルには赤ちゃん用の食器やエプロン、お尻拭きをはじめ、絵本やブロックも。
洗面台にはボトルウォーマーや哺乳瓶洗いセット、ステップがあります。
なんとピジョンの哺乳瓶乾燥機もありました。
お風呂場にはバスチェアやベビーソープがあるので、お部屋でゆっくり入浴する際も安心です。
さらにおむつ用ごみ箱や、赤ちゃん用の布団やおねしょパッドもそろっています。
ウェルカムベビーのプランには、こうしたグッズがあらかじめ用意されていますが、その他のプランであっても、無料で貸し出しをしているとのこと！荷物が多くなりがちな赤ちゃん連れ家庭にはありがたいですね。
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子どもが喜ぶ！ホテル内施設がいっぱい
ホテルチェックインしてひと休みをしたところで、館内探検に出かけます。
室内施設を散策
まずはお祭りの雰囲気を醸し出した「にぎわい横丁」にある射的でひと遊び。ワンコイン（500円）で10発できました。
にぎわい横丁の2階には、ゲームセンターや卓球などのアクティビティゾーンが！
一年中楽しめる室内プールもあります！水着は持参ですが、有料でレンタルもできるので、忘れてしまっても大丈夫です。深さは100cm、3歳以上であれば利用できます。
また2階には売店もあります。お土産はもちろんのこと、水着やビーチサンダル、おむつなども販売しています。ホテルニューアカオのオリジナルお菓子が、レトロでかわいいです！
体験型アクティビティで思い出作り
ホテルニューアカオは、屋内・屋外合わせると20種類を超えるアクティビティを用意しており、1日楽しめるのも魅力です。今回、わが家は「ジェルキャンドル作り体験」に挑戦することに！スタッフさんが丁寧に教えてくれるので、5歳の子でも自分で作れました。
アクティビティの参加は予約制ですが、空きがあれば当日参加もできるとのこと。ジェルキャンドル作りの所要時間は30分ほどなので、チェックイン前やチェックアウト後でも楽しめます。受付と支払いはアクティビティカウンターで行います。支払いは現金、クレジットカード、部屋付け（チェックアウト時の精算）から選べました。
名勝「錦ヶ浦」を望む海水浴ができる！
夏の時期は「オーシャンプール」という海水浴エリアが楽しめるのも、ホテルニューアカオならではの体験！ホテルから直結で海に入れるうえ、遊泳ゾーンが決められており、専門スタッフもいるので安心。3歳以上でライフジャケットを着られれば、利用できます。
オーシャンプール入口には、浅瀬のプールもありました。年の離れた兄弟がいても、同じエリアで遊べるので助かります。
このほか、SUP(スタンドアップパドルボード)やカヤックツアーなど通年で実施している海の体験アクティビティもあります。年齢制限はありますが、小学校低学年から参加できるものも多数。歴史を刻んだ熱海ならではの景観と美しい海での体験は、親子の貴重な思い出になりそうですね。
子連れでも安心の貸切風呂を満喫
ホテルニューアカオには、貸切風呂が2つ用意されています。別途支払いと予約は必要ですが、子連れ家庭にはおすすめです。（料金：60分税込6000円）
今回は「ホライゾン・ウイング」の最上階にある「月」へ。
家族水入らずで、ゆったりとくつろげる十分な広さ！子ども達も大はしゃぎです。もちろん、眺望も文句なし！
なんとシャワーやシャンプー、ドライヤーはReFa（リファ）製品！ママのテンションも上がります。
洗面台も広く、タオルも完備。部屋がある「オーシャン・ウイング」とは別棟の「ホライゾン・ウイング」にあるので、少し離れた場所になりますが、手ぶらで行けるので助かりました。
使用時間は1時間です。予約時間前には部屋に連絡をしてくれるので、うっかり忘れてしまうこともありません。周りの目を気にせず、ゆっくりと温泉に入れて、大満足です！
食事ストレスなし！キッズバイキング
ホテルニューアカオは、3つのレストランがあり、それぞれキッズメニューへの対応をしています。 今回は約90種類の和洋中メニューが提供されるバイキング「メインダイニング錦」へ。
会場は異国情緒あふれる雰囲気で、思わず子ども達も「わあ～」っと声をあげるほどの広さ！メニューは静岡産の新鮮なお刺身をはじめ、ステーキやフレッシュなサラダが並び、大人も満足のラインナップです。
キッズコーナーには、ポテトやから揚げなど、子どもが好きなメニューがそろっています。子どもが自分で料理をとれる高さで、より楽しさが増したようです。
隣にはチョコレートファウンテンも！もちろん、スプーンやフォーク、プラスチック製のコップなどの子ども用の食器もそろっています。
スタッフに伺ったところ、子ども用の椅子や離乳食（9ヶ月・12カ月）の用意もあるとのこと！会場が広いため、ベビーカーのまま入ってお食事をしている家族もいましたよ。親にとって、食事のストレスがないのは何よりですね。
朝風呂＆朝食を堪能して、チェックアウト
朝5時に子どもたちを起こし、大浴場の「スパリウムニシキ」へ。海と一体化した露天風呂は最高！の一言。体を目覚めさせてくれます。大浴場にも子ども用の椅子や桶、ベビーチェアがあり、子連れへの優しさを感じました。
入浴を済ませた後は朝食です。時間は7時から10時まで。会場は夕食と同じ「メインダイニング錦」です。 7時ピッタリに行ったところ、すでにたくさんの人が！席は待たずに入れました。スマホで順番待ちができるシステムを導入しているので、待ち時間が心配な方はせひ活用を！
朝食にはなんとライブキッチンでアジフライを提供していました！揚げたては格別です。朝食時もキッズコーナーがありました。
バリアフリーで広い館内移動もOK！
ホテルニューアカオで感じた特徴は、ロビーや廊下、食事会場などの公共エリアにも十分なスペースがとられていること。段差もあまりなく、バリアフリーがしっかりと考えられています。とても広い館内ですが、ベビーカーでの移動はもちろんのこと、足が不自由な方や車椅子の方でも、館内移動の心配があまりありません。サポートが必要な時はスタッフに声をかければ、手伝ってくれるとのことでした。
お手伝いが必要な場合は、事前に伝えておくことで、部屋の場所や食事の席などを配慮してくれます。ぜひ相談してみてくださいね。
「ホテルニューアカオ」の基本情報
子どもが小さいうちは、なかなかゆっくりと温泉宿を楽しむことが難しいと思っていましたが、宿泊したホテルニューアカオでは、家族全員が大満足できる旅行ができました！アクセスがよく、豊かな自然や絶景も楽しめるので、季節を通じていろいろな楽しみ方ができそうです。
＜子ども向けサービス＞
| ベビー用品 レンタル |
おむつばけつ、バスチェア、ベビーソープ、哺乳瓶洗いセットなど |
|---|---|
| 子ども用 アメニティ |
歯ブラシ、スリッパ |
| 紙おむつ／ ミルク |
販売あり |
| 離乳食／ キッズメニュー |
離乳食、キッズメニュー共にあり |
| 子ども体験 メニュー |
ジェルキャンドルなどの制作体験ワークショップや、射的、ゲームセンター、卓球など |
| 託児施設 | なし |
＜ホテルデータ＞
| 住所 | 静岡県熱海市熱海1993-250 |
|---|---|
| アクセス | 車：東名高速「厚木IC」から国道135号を経由して約60分／新東名高速「長泉沼津IC」から伊豆縦貫自動車道を経由して約50分 電車：JR熱海駅から無料送迎バスで約10分 |
| in/out | チェックイン15時～、チェックアウト～10時 |
| 駐車場 | 207台（1泊1000円／24時間まで。以降30分500円) ※ホテルニューアカオの公式サイトよりweb予約の方は無料 |
| URL | https://hotel-new-akao.com/ |
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