
自由に姿を変えられて、さわった感じも不思議なスライムは、家で簡単につくれるよ。工夫とアイデア次第でさまざまなアレンジも!いろいろなスライムをつくってみよう。
おすすめの年齢・制作時間
無理なく簡単に、自由な発想でスライムがつくれるので、小学生低学年にぴったり。制作時間はいっぱいつくっても1時間ほどなので、はじめての自由研究にもおすすめ。分量によって固くなったり柔[やわ]らかくなったり、違[ちが]いを発見するのも学びにつながるよ。
1年生 2年生 工作 製作期間:1日
用意するもの

・洗濯[せんたく]のり 50ml
PVA(ポリビニルアルコール)が含[ふく]まれているものを用意しよう。
・水 50ml
洗濯[せんたく]のりと混ぜて使うよ。
・ホウ砂 2g
固めてスライムにする魔法[まほう]の砂だよ。
・お湯 25ml
ホウ砂と混ぜてホウ砂水に。ここまでがベースの材料になるよ。
・絵の具、ビーズ、蓄光[ちっこう]パウダー、ラメ、グリッター、砂鉄など
アレンジ用。いろいろ加えてオリジナルスライムをつくってみよう。100円ショップで買えるものも多いよ。
・プラスチックコップ・わりばし
1種につき1つずつ使うので、たくさんつくるなら多めに用意。
・計量カップ・計量スプーン
手順
1.ホウ砂水をつくっておく

プラスチックコップにお湯25gとホウ砂2gを入れ、よくかき混ぜて溶[と]かす。ホウ砂2gはだいたい小さじの半分くらい(コップA)。
<ポイント>
- ホウ砂は無害ではなく少し毒性があるので、目や口に入れないよう注意。必ず大人とつくろう。
- 一度にたくさんつくりたい時は、お湯50gとホウ砂小さじ1杯弱[ぱいじゃく]で、つくり置きしておいてもいいよ。
2.洗濯のりと水を混ぜる
新しいプラスチックコップに、洗濯[せんたく]のり(50ml)と水(50ml)を入れてかき混ぜる(コップB)。
3.ホウ砂水を少し加える
洗濯のりと水が入ったコップBに、コップAのホウ砂水をスプーン1杯[ぱい]入れる。
4.固まっていくまで混ぜる

わりばしで混ぜていくとどんどん固まってくる。しばらく置いておいて全体が固まったら、コップから出して手でよくもんで完成!
<ポイント>
- ホウ砂水の量で固さが変わるので、いろいろ試してみよう。
- 空気にふれて乾[かわ]いてしまうと遊べなくなるので、チャック付きの密閉袋[みっぺいぶくろ]などに入れておこう。
- つくった後や遊んだ後は、手を洗うのを忘れずに。
アレンジしよう

ベースのつくり方さえ覚えれば、手順2(洗濯のりと水を混ぜる)の時にアレンジ用の絵の具やビーズなどを加えるだけで、いろいろなスライムがつくれるよ!
もちろん絵の具+ビーズなど、組み合わせもOK。オリジナルのスライムをたくさんつくってみよう。
カラースライム

好きな色の絵の具を混ぜればカラフルなスライムに。食紅でも代用できるよ。
ビーズスライム

ビーズを加えれば、見た目もさわった感じも楽しく!
キラキラスライム

グリッターやラメを入れてキラキラのスライムに。
光るスライム

蓄光[ちっこう]パウダーのほか、水に蛍光[けいこう]ペンをしばらく浸[つ]けた蛍光液[けいこうえき]でも代用できるよ。暗いところで光るスライムに感動!
砂鉄スライム

砂鉄を入れたスライム。磁石を使うとどうなるかな?
まとめ方のコツ
・スライムのつくり方を分かりやすくまとめてみよう。
・何を加えたらどんなスライムができたか、アレンジした結果を記録しよう。
・ホウ砂水の量で、スライムの固さがどう変わるか試してみよう。
・砂鉄スライムは自由研究の応用編! 磁石に近づけたりしてみて何が起こるか絵にかいてみよう。