横浜中華街で点心作りにチャレンジ! 親子でおいしい&楽しい、料理体験

るるぶKidsライターのアイコンるるぶKidsライター

キッズ手作り点心教室を体験する親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

横浜中華街の名門店として知られる「招福門 横浜本店」で週末に開催されている「キッズ手作り点心教室」。コックコートと帽子を貸してくれるので、手ぶらで参加OK! 普段の料理はママ任せのパパと8歳の親子が、体験してきました。

※「招福門 横浜本店」は新型コロナウィルスへの対応のため2020年4月24日まで臨時休業しています(期間は状況によって変更の場合あり)。今後の営業再開予定や「キッズ手作り点心教室」等の詳細については、同店の公式HPでご確認ください。

目次(index)

親子の料理体験は、非認知能力を伸ばすのに効果的!

初心者パパでもOK!子どもの能力を伸ばす料理体験教室

点心作りを体験する親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

小2の男の子を育てているHパパ。教育改革で話題になっている「非認知能力」や「プログラミング的思考」が気になっていたとき、るるぶKidsの記事を通じて、「それらの育成には料理体験がとてもいい」というの知りました。子どもが成長していく上で必要な「見通しを立て、実行する力」を料理を通して育てられるなら、ぜひ息子に体験させたい! とはいえ、普段はときどきしか料理をしないHパパ。料理初心者でも子どもと一緒にできそうな料理体験教室はないかな…と探していたところ、横浜中華街にある「招福門 横浜本店」のキッズ点心教室で冬~春季の募集をしていることを発見!親子で参加することに決めました。

横浜中華街の名店「招福門 横浜本店」のキッズ手作り点心教室へ

本格的な豚まんが作れる教室に参加。手ぶらでOKなのも嬉しい!

招福門 横浜本店の外観(神奈川県)

本格的な飲茶食べ放題が人気の「招福門 横浜本店」。その味を求め、オープン前から行列ができることも。今回Hパパとk君は、「キッズ手作り点心教室」でアニマルまん作りに参加します。「手ぶらでいいので気軽です」とHパパ。K君はちゃんと料理をするのは初めて。「おじいちゃんがお誕生日だから、うまくできたらプレゼントしたい!」とやる気満々!受付をして、いざ会場へ。

コックコートと帽子を着て、気分上々!

コックコートの胸元には「料理長」の刺繍が!一気にテンションUP!

銅鑼の前で気合をいれる親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

銅鑼の前で「やるぞ~!」と気合を入れるHパパとK君

点心づくりセットと出来上がりの見本/招福門 横浜本店(神奈川県)

テーブルには点心作りセットと出来上がりの見本が。

会場に着いたら、まずは着替え。コックコートと帽子を着用し、料理長に変身です!各テーブルには、点心作りのための道具や仕上がりの見本が。「好きな動物を作って大丈夫だよ。中には大きな鼻をつけてぞうさんにしたり、新幹線に見立てたお子さんもいたよ」と店員さんが教えてくれ、「なににしようかな~」と考えはじめるK君。いろいろと想像がふくらんでいるうちに、会場は満員に。子どもだけ体験をし、親は付き添いとしてときどき手伝いながら見守る人が多そうです。家族で来るなら、パパが付き添っている間、ママは中華街でお買い物を楽しむというのもいいかもしれません。

まずは作り方のデモンストレーションを見て、イメージ作り

自分が作るときを想定して、作業の流れを確認

点心作りのポイントの映像を見る親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

準備が整い、開始までの間、映像で点心作りのポイントが流れます。皮の伸ばし方、包み方は簡単に見えるけど難しそう…。Hパパは、真剣に作り方をチェックしています。何度も同じ映像を繰り返してくれるので、わからないところ、気になるところを確認できて安心。K君は「早く作ってみたい!」と待ちきれない様子。

調理スタート!点心作りはスピードも重要

次の工程を頭に入れながら、手を動かします

綿棒で皮を丸く伸ばす子ども/招福門 横浜本店(神奈川県)

あんを包む皮を綿棒で丸く伸ばします。

あんを包む親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

パパのお手本を見ながら包みます。

点心にパンダの顔を作る子ども/招福門 横浜本店(神奈川県)

表面に水を塗り、すばやくお顔作り。

点心をせいろに入れた様子/招福門 横浜本店(神奈川県)

せいろに入れて、あとは出来上がるのを待つだけ!

料理長が登場し、いよいよ点心作りがスタート!「皮になる生地は、作っている間にも発酵して膨らんでくるから、5分を目標に作っていこう」と言われ、ちょっと焦りながら、生地を綿棒で丸く伸ばしていきます。さっき映像でやり方は学んだけれど、丸い形にするのが結構難しい様子。少し手間取っていたK君でしたが、皮の向きを変えながら伸ばすとうまくいくことに気づきました。次はあんを包む作業。Hパパが「包んでからしっかり先端を閉じるようにキュッキュッとつまむといいよ」とやり方を見せながらK君にポイントを伝えます。そしていよいよお顔作り。どんなものにしようか、事前に考えていたK君。スピーディに2つの動物のお顔を作っていき、納得のいく仕上がりに。せいろに入れて、蒸しあがりを待ちます。

ほかほかのアニマルまんが完成!

蒸している間に中華街の文化に触れる体験も

銅鑼を鳴らす子ども/招福門 横浜本店(神奈川県)

銅鑼を鳴らすと想像以上に大きな音が!

せいろの蓋をあける子ども/招福門 横浜本店(神奈川県)

ドキドキでせいろのふたを開けます!

K君の点心/招福門 横浜本店(神奈川県)
パパの点心/招福門 横浜本店(神奈川県)

K君はパンダとリス、Hパパはパンダと0系新幹線(?)を作りました。

アニマルまんが蒸し上がるまで、発酵も含めて20分程度かかります。その間、会場にある銅鑼を自由に鳴らしていいとのこと。「銅鑼を鳴らす機会はなかなかないと思うので、ここで好きに鳴らして、中華街の文化に触れてほしいですね」と店員さん。子どもも大人も利用可能なフリードリンクコーナーがあるのも嬉しいところ。そうこうしているうちに、ついに蒸し上がったせいろが運ばれてきました! K君は「うまくできてるかな?」と少し緊張した面持ちでせいろのふたを開けます。中を見ると、ふっくらと膨らんだかわいいアニマルまんが。大成功です!

実食!自分で作ったものは格別の味!

「できたておいし~♪」もう1つはおじいちゃんにプレゼント!

ほかほかのアニマルまんを食べる親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

ほかほかのアニマルまんを夢中で頬ばる2人。

持ち帰り用の袋に入れて記念撮影/招福門 横浜本店(神奈川県)

上手にできたので、1つはおじいちゃんへの誕生日プレゼントに

点心作りの修了証をもらった親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

点心作りの修了証をもらったよ。

できたてのアニマルまんに早速かぶりつく2人。「生の皮から作ったできたては、ひと味違うはず。なかなか食べられないから、ぜひその場で1つは食べて生地のおいしさを実感して」と料理長さん。K君は「自分で作ったから、すっごくおいしい!」と大満足。上手にできたので、もう1つは食べるのを我慢して、おじいちゃんの誕生日プレゼントにすることにしました。食べた後、修了証を受け取って体験教室が終了! 初めは「うまく息子のフォローできるか心配」と言っていたHパパ。思っていた以上に、自分で見通しを立てて考えながら作る姿を見て、成長を実感できたようです。2人で家族に料理をふるまう日も近いかも?

終了後は、参加キッズの飲茶食べ放題が無料

本格的な飲茶を思う存分味わえます!

いただきますのポーズをする親子/招福門 横浜本店(神奈川県)

飲茶を並べて、「いただきます!」

「キッズ手作り点心教室」に参加したキッズは、当日に限り食べ放題が無料に(保護者は有料です)。席も優先的に案内してくれるので、子ども連れで横浜中華街を訪れるなら、料理体験をして、その後食事をするというプランがおすすめです。店内は広く、設備も整っているので、小さな子ども連れで食事をすのには安心。
さっそく、2階の香港飲茶専門の食べ放題フロアへ。席について注文すると、せいろに入った熱々の点心料理が続々と運ばれてきます。せいろは小ぶりで、餃子やシウマイが2~3個ずつ入るサイズ。種類が多く、蒸し料理や炒め物などの一品料理もひと皿のポーションは少なめです。子供に食べさせたいものをチョイスでき、ちょっとずつシェアできるのも利点。
K君は大好物のシウマイや蒸し餃子を数種類お替り。パパと分けっこして、焼豚まん、油淋鶏(ユーリンチー)、大根餅、腸粉などの本場の味にもチャレンジできました。デザートに食べた愛玉子(ゼリー)が大のお気に入りに!
料理への関心や自信もアップする料理体験教室。ランチを兼ねて親子でぜひチャレンジしてみてくださいね。

【開催情報・予約方法はこちら】招福門 横浜本店「キッズ手作り点心教室」

自分で作ったアニマルまんを持つ子ども/招福門 横浜本店(神奈川県)
開催期間 4月19日(日)までの土日祝祭日と、春休みシーズン毎日
開催時間 11:30~12:30(受付時間11:00~)
参加料金 1名につき2500円(税別)
対象年齢 4才~小学3年生まで
作成するメニュー アニマルまん2個
※参加者にはコックコートと帽子の用意あり。参加者全員にオリジナル修了書をプレゼント
特典 当日に限り、子どもは食べ放題が無料。
※保護者は参加有無にかかわらず対象外
開催場所 招福門 横浜本店 宴会フロア
所在地 神奈川県横浜市中区山下町81-3
問合先 045-664-4141

スポット詳細・MAPはるるぶ&more.へ