毎日出る生ゴミを、お花や野菜が元気に育つ栄養いっぱいの土に変えちゃう「段ボールコンポスト」。コンポストとは、土の中にいる目に見えない小さな微生物[びせいぶつ]の力をかりて、生ゴミを分解する仕組みのことだよ。おうちにある段ボールを使って、地球に優しいエコな大実験をはじめてみよう!
おすすめの年齢・制作時間
生ゴミを入れて土にするまで、1ヶ月くらいじっくり観察する必要があるよ。高学年で取り組む場合、似たような仕組みがあるのかも考えてみよう。
1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 工作 製作期間:1日
用意するもの

・段ボール箱
みかん箱くらいの大きさで、厚手のしっかりしたもの (※防水加工でないもの)
・中敷[なかじ]き用ダンボール
・ふたに使う段ボール
・ピートモス15L
ミズゴケなどのコケ類が積もることでつくられた泥炭[でいたん]を、乾燥[かんそう]させてバラバラに砕[くだ]いたもの
・くん炭 10L
ホームセンターなどで売っているよ
・スコップ、またはゴム手袋[てぶくろ]
・クラフトテープ(ガムテープ)
・ブロック・カゴ・発泡[はっぽう]スチロールなど
箱の下にすき間をつくるために使うよ
・おうちから出る生ゴミ
手順
1.ダンボール箱を組み立てる
ダンボールの底のすき間から中の粉がもれないように、クラフトテープでしっかり止める。
2.底を丈夫[じょうぶ]にする

箱の中に中敷[なかじ]き用ダンボールを入れて二重にする。
3.土のもとを入れて混ぜる

ピートモスとくん炭を3:2の分量(ピートモス3:くん炭2)でダンボールの中に入れ、スコップでまんべんなくよく混ぜ合わせる。
<ポイント>
- 重たい時は、おうちの人と一緒[いっしょ]に入れよう。
4.設置台の上に箱をおく
ブロックやカゴなどの設置台の上にダンボールをのせる。箱の底が地面につかないようにして、下からも風が通るようにする。
<ポイント>
- 段ボールを置[お]く場所は、風通しがよくて雨が当たらないベランダや、ひさしの下がおすすめだよ。
5.ふたをかぶせる
コンポストの中に虫が入らないように、ふたをかぶせる。これでコンポストの準備は完了[かんりょう]!
6.生ゴミを入れて混ぜる

コンポストの真ん中に穴を掘[ほ]り、水気をよく切って細かくきざんだ生ゴミを入れて、まわりの土とかぶせるようにしっかり混ぜる。
<ポイント>
- 生ゴミを入れたら、毎日スコップで空気を入れるように底からかき混ぜよう。
7.ねかせて、栄養たっぷりの土にする

生ゴミを入れるのをやめたあと、ときどきお水をあげて混ぜながら、1ヶ月くらいそのままねかせる。生ゴミの形がすっかりなくなったら完成。
<ポイント>
- 3ヶ月くらい続けて、ダンボールがいっぱいになったら生ゴミを入れるのをやめよう。
作り方・まとめ方のコツ
・野菜の皮などは、そのまま入れるより細かくチョキチョキ切ってから入れたほうが、微生物[びせいぶつ]が早く食べてくれるので大成功しやすいよ。
・「スイカの皮を入れたら、3日で消えちゃった!」「お肉を入れたら次の日、土が温かくなっていた!」など、入れたものとその後の変化をメモや写真で記録しよう。
・完成した栄養たっぷりの土を使って、お花や野菜を育ててみよう。普通[ふつう]の土で育てたときと、育ち方に違[ちが]いがあるか比べてみるのもおもしろいよ。

