京都市下京区にある京都水族館では、2017年から続く恒例イベント「夜のすいぞくかん」を2022年11月まで毎週土・日曜、祝日、夏休み期間を中心に開催しています。開催日は営業時間を延長し、普段見ることができないいきものたちの夜の様子を観察できるチャンス! かわいいと評判のペンギンやオットセイの寝姿をのぞいてみませんか。
夜ならではのいきものたちの生態が見られる特別な時間
2017年から京都水族館で毎年開催されている「夜のすいぞくかん」。明かりを落として夜限定の幻想的な演出のなか、水の中に暮らすいきものたちの寝ている様子や、夜行性のいきものが活動する姿などを見ることができます。特に注目してほしい4つのみどころをご紹介しましょう。
みどころ1:夜になると動き出す ≪オオサンショウウオ≫
オオサンショウウオは、国の特別天然記念物で、「生きた化石」とも呼ばれる両生類のいきものです。夜行性のため昼間はほとんどの時間、水槽の端に折り重なるようにじっとしていますが、夜になると少しずつ動き出します。京都の川に棲むオオサンショウウオのリアルな生態を観察してみましょう。
みどころ2:気温によっても寝姿が変わる ≪ミナミアメリカオットセイ≫
日中は水中で過ごすことが多い南ミナミアメリカオットセイ。岩場で眠る姿は個性豊かで寝姿もさまざま。特に暑い日は大の字で寝ている姿、寒い時期は丸くなって寝ているなど、時期によっても変わるかわいい寝姿は見ているだけで癒されそう。
みどころ3:仲睦まじく寄り添って眠る ≪ケープペンギン≫
水の中ではスイスイ泳ぎ、陸ではよちよち歩き。子どもも大人もキュンとなってしまうかわいらしさがあるペンギン。京都水族館にいるケープペンギンは、夜になるとカップルや夫婦で寄り添って眠るのだとか。お互いにもたれながら眠ったり、立ったままウトウトしたり。個性のある寝相にも注目です。
みどころ4:幻想的な演出のなかで魚たちを観察 ≪「京の海」大水槽≫
京都水族館のなかで一番大きな水槽。ほのかな明かりを放つランタンを水槽の前に置くなど、幻想的な演出が楽しめるエリアのひとつです。マイワシの群れがゆっくりの泳ぐ様子や、暗いところに潜んでいたサメの仲間がひょっこり出てくるなど、普段と違った魚たちの様子を見ることができるかも。
「夜のすいぞくかん」の雰囲気にぴったりな夜限定ドリンクも登場
館内にあるカフェでは夜限定の「光る★クラゲソーダ」を販売。ソーダの中に光るクラゲ型キューブが浮かんだ、ブルーハワイ味とカシス味2種類のソーダ。光るクラゲのキューブは持ち帰りOKです。■販売時間:対象日の17:00~19:15/販売場所:スタジアムカフェ ※販売時間・販売場所など予告なく変更される場合があります
公園+水族館で楽しい1日を過ごしましょう
「夜のすいぞくかん」を楽しむために夕方から出かけるのはちょっと億劫になりそうだけど、京都水族館は森や芝生が広がる梅小路公園のなかにあるので、のんびり公園で遊んでから水族館でいろいろないきものたちと出会うというプランも可能。通常の営業時間内には、イルカパフォーマンスやさまざまな体験プログラムなども実施されています。公園+水族館で楽しくて学びにもなる一日を過ごしてみてはいかがですか。
夜のすいぞくかん/京都水族館
問合先: | 075-354-3130 |
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場所: | 京都水族館(京都府京都市下京区観喜寺町35-1) |
期間: | 2022年4月2日(土)~11月までの土・日曜、祝日、夏休み期間ほか 開催日詳細は公式ホームページで確認してください |
時間: | 夜のすいぞくかん17:00~20:00 ※通常営業時間は10:00~18:00(土・日曜、祝日、夏休み等長期休みは9:00~)※最終入館は閉館1時間前 |
料金: | 入館 大人(大学生を含む)2200円、高校生1700円、中・小学生1100円、幼児(3歳以上)700円 |
アクセス: | 公共交通:JR「京都」駅から徒歩15分、またはJR山陽本線「梅小路京都西」駅から徒歩7分 |
駐車場: | なし |
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