eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)は、対戦型のコンピューターゲームをスポーツとして行う新しい競技です。世界大会でも日本のプロ選手が活躍しています!
この記事は、『るるぶKids 何になりたい?未来をみつけるおしごと大図鑑』 からの抜粋です。人気&イマドキの職業や憧れの職業を約160種類掲載している、わかりやすく読んで楽しいオススメの一冊です。
取材したのは…
DetonatioN Gaming ナウマン選手(佐藤諒さん)
eスポーツ選手のお仕事内容って?
eスポーツ選手はどんなお仕事?
競技を勝ち抜くために長時間練習を積んで、対戦型ゲームの大会に出場します。優勝してもらう賞金が収入となります。
どこで働くの?
選手の多くはプロゲーミングチームに所属して企業とスポンサー契約を結び、国内外のeスポーツ大会に出場します。
お仕事で欠かせないアイテムは?
■マウス
ゲームをするために使います。素早く動かせて操作しやすいマウスを選ぶことが大事です。
■ヘッドセット
ゲームの音を聞いたり、マイクでチームのメンバーとコミュニケーションを取ります。
■ゲーミングチェア
長時間座っていても疲れにくい姿勢を保つことができるゲーム専用の椅子
■モニター
ゲーム画面が表示されるディスプレイ。ゲーム配信をするときは2台利用します。
<調査報告!こんな人に向いているよ>
- ゲームが好き
- 集中力がある
- 作戦立案が得意
<おしごとデータ>
- 働く時間:決まっていない
- 資格:なし
- 給料:450万~1億円
(賞金やスポンサー収入など) - アクティブ度:★★☆
eスポーツ選手あれこれ聞いたよ!Q&A
Q:いつから?きっかけは?
世界大会で活躍する日本人選手を見たことです。
Q:なるためにやってたコトは?
オフライン対戦会に通って技術を磨きました。
Q:よかったことは?
試合に勝ってこれまでの努力が報われたことです!
Q:びっくりしたことは?
攻略方法を隠さない人が多いことです。
Q:こんな楽しみがあるよ
ライバル同士だけど仲間意識が芽生えます。
Q:つらかったことは?
プロになってから負けが続いたことです。
先輩からのメッセージ
DetonatioN Gaming ナウマン選手(佐藤諒さん)
ゲームが好きな気持ちを忘れずに一生懸命頑張って!
eスポーツ選手を目指す皆さんにはきっと「ゲームが好き」という気持ちがあるのだと思います。プロゲーマーの世界で頂点を掴むにはつらいこともあると思いますが、どうかこの「好き」だからゲームをしている気持ちを忘れないでください。
★取材協力 » DetonatioN Gaming
こんなにあるよ!eスポーツ大会かかわるお仕事
世界各国の強豪プロゲーマーが優勝をかけて競い合うeスポーツの大会。数百万の高額賞金を手にするのは誰!?会場では対戦を見守るたくさんの人が働いています。
ゲームプレイヤー(eスポーツ選手)
●戦いの頂点を目指す
ゲームプレイヤーはeスポーツ界の主役です。 ゲームをプレーし、大会に出場することで賞金を稼いで生計を立てる完全実力主義の世界。個人対戦もありますが、協議によってはチーム戦の場合もあります。
審判
●試合を正しく進める番人
ゲーム中にバグがおこり、ゲームが異常な進行を見せたときには、選手が審判に判断を仰ぎます。審判は状況を判定し、競技の続行や再試合を決めます。
監督
●選手を支える指導者
選手個人のプレイに対してアドバイスやコーチングをし、チーム戦ではチームのバランスや連携を強める役割です。プロ選手を経験した人が監督になることも多いです。
実況・アナウンサー
●スーパープレーを解説
大会の実況席には、試合の状況をわかりやすく解説する実況者やアナウンサーに加え、ゲーム通の有名人をゲストに迎えて、観客や中継を盛り上げます。
カメラマン
●激闘を生中継する
大会の様子を動画で撮影し、リアルタイムで中継します。プレイ中の動きに合わせて選手の表情を映したり、 実況席、観覧席の熱狂を伝えて視聴者を楽しませます。
記者・カメラマン
●eスポーツの情報を発信
ゲームのトレンドや攻略方法など、ゲームに特化した記事を得意とする記者たちが、現場の写真を撮影するカメラマンとともに記事を作成して魅力を伝えます。
アナリスト
●ゲーム分析のプロ
対戦相手がどんなキャラクターを選択するか、戦い方や癖などの収集データを分析して戦略を立てます。選手を勝利に導き、弱点や課題を指導するのも仕事です。
『るるぶKids 何になりたい?未来をみつけるおしごと大図鑑』発売中!
2022年2月発売の『るるぶKids 何になりたい? 未来をみつける おしごと大図鑑』は、定番や“イマドキ”の人気職業をイラストでわかりやすく紹介する、子どもたちの夢を応援する一冊です。
「将来の夢はなに?」
そう聞かれる機会が、幼稚園や小学校でも増えています。ですが、将来どんな仕事をしたいかというのは、未就学児~小学生には見つけるのが難しかったり、「これになりたい!」と思っても、実際にどんな職業なのかわからなかったり…。そもそも「こんな職業があったんだ! 知らなかった! 」ということもよくありますよね。
本書では、「好きを仕事に」「ものづくりの仕事」「人に関わる仕事」「未来の仕事」という4つのテーマで、約160種類のお仕事を紹介しています。取り上げているのは、スポーツ選手、アナウンサー、獣医師、モデル、パティシエといった定番や、ユーチューバー、ゲームクリエイター、eスポーツ選手といった最新の職業など。現在活躍中のプロたちに取材しています。
わかりやすくて読んで楽しい一冊を、ぜひ親子で一緒にご覧ください。