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秋の星空観察は、星座の神話に注目!秋の四辺形のアンドロメダ座、ペルセウス座など

秋の星空観察は、星座の神話に注目!秋の四辺形のアンドロメダ座、ペルセウス座など

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暑さも落ち着いてきて、日が落ちる時間が徐々に早くなってくると、夜空には秋の星座が見えてきます。ほかの季節と比べて明るい星は少ないですが、秋はギリシャ神話に登場する星座がたくさん! どんな星座があり、どんな神話があるのか詳しくご紹介します。

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目次(index)

秋の星空の見どころ、特徴は?

画像提供:国立天文台(NAOJ)

神話で有名な星座が勢ぞろい!

秋は湿度が減り、空気が澄んでくるため、星がきれいに見える季節です。秋は一等星が一つで、南の空の低めの位置に見えるので、場所によっては建物に隠れて見えない可能性もあります。少しさびしい印象ですが、秋の四辺形をつくるペガスス座やアンドロメダ座、ペルセウス座といった、ある神話に登場する星座が数多くみられるのが特徴です。

秋の星空は、時期や時間によって夏の星座、冬の星座も見られます。なにより、神話のストーリーと一緒に楽しめるのは芸術の秋ならでは!ですね。

秋の四辺形と代表的な星座の見つけ方

秋の四辺形

秋の星座を探す手がかりとなる「秋の四辺形」は、ペガスス座、アンドロメダ座から成っています。

秋の四辺形が見える方位と時期

秋の四辺形は、その名の通り少し歪んだ四角形をしています。10月6日の21時頃、10月21日の20時頃は天頂からやや東寄りの空に見えます。

秋の四辺形は探しやすい!

秋の星座

あまり明るい星が多くない秋の夜空ですが、秋の四辺形は空を見上げた時に少し歪んだ四角形が見えるので、探しやすいです。まずは、夏の大三角のひとつ、一等星のデネブを探し、そこから北東にある細長い五角形・ぎょしゃ座の一等星カペラを探しましょう。その間にW(またはM)の形をしたカシオペア座があります。カシオペア座から南に目線を映していくと四角形が見えてきます、これが秋の四辺形です。

秋の四辺形は二等星と三等星でほぼペガスス座

季節ごとに星座のガイド役となる大三角があり、そのほとんどが一等星ですが、秋の四辺形は二等星と三等星。秋の四辺形の四角は、ペガスス座の胴体にあたる部分です。秋の四辺形の星のひとつは、アンドロメダ座の頭の部分にもなっています。

アンドロメダ座の近くには銀河も見られる

アンドロメダ座の少し上にぼんやりとかすんだように見えるところを見つけてみましょう。これは星がたくさん集まったアンドロメダ銀河です。条件がよければ肉眼でも見ることができますが、双眼鏡があればより見つけやすいでしょう。

W型に星が並ぶカシオペア座

画像提供:PIXTA

秋の四辺形を探すときの目印にもなるW(または位置によってM)型に並ぶ星がカシオペア座。秋の四辺形から北に目線を移すと探すことができます。カシオペアは、古代エチオピアの王妃でアンドロメダの母親にあたります。のちほど紹介する神話の登場人物の一人です。

勇者の姿を表すペルセウス座

秋の星座

アンドロメダ座から北東に下がったところ、ちょうどアンドロメダの足元に位置するのがペルセウス座です。この星座付近にある放射点から流れ星が飛び出してくるように見えるため、「ペルセウス座流星群」と呼ばれています。片腕を振り上げ、怪物メデューサの首を持った勇者ペルセウスの姿に見立てています。

目立たないながらも探しやすいケフェウス座

W型のカシオペアの近く、大きな五角形を見つけることができます。古代エチオピアの王様、ケフェウスを表すケフェウス座です。明るい星はありませんが、形がわかりやすいので比較的探しやすい星座です。神話ではカシオペアの夫で、アンドロメダの父親にあたります。

秋の星座にまつわる神話

秋の星空には神話の登場人物が勢ぞろい! いくつかの壮大なストーリーが繰り広げられます。神話の世界に親子で浸ってみては?

ペルセウス座にまつわる神話「勇者ペルセウスの誕生と怪物メデューサ退治」

画像提供:PIXTA

アルゴスという国の国王が、孫に殺されると予言を受けてしまいます。その国王、アクリシオスには一人だけ娘がいました。孫に殺されたくはない、だからといって娘・ダナエを殺すこともできないと、娘を塔に閉じ込めてしまいます。しかし、ダナエの美しさを聞きつけた大神ゼウスが雨粒に姿を変えてダナエのもとへ行き、ペルセウスが生まれます。このままではペルセウスに殺されてしまうと思った王は、ペルセウスとダナエを箱に詰めて流してしまうのです。
運良く流れ着いた先のセリーポス島で、親子は平穏に暮らし始めたものの、美しいダナエは島の領主に言い寄られてしまいます。そして、ペルセウスを追いやるために島の領主から出された難題が、怪物メデューサの退治でした。メデューサは髪の毛がヘビでできていて、その目を見ると石になってしまう恐ろしい怪物。しかし、ペルセウスは見事メデューサの首をとり、その首から現れたのが翼の生えた天馬ペガススで、ペルセウスはそれに乗って帰ったとも言われています。

●日によって明るさが変わる星、変光星

ペルセウス座のメデューサの首あたりに位置するアルゴルという星は「食変光星」と呼ばれ、周期によって明るさが変わります。アルゴルは、実は3つの星が周り合っている「連星」で、そのうちの2つの星がお互いを隠し合うことで明るさが変わるのです。

アンドロメダ座にまつわる神話「アンドロメダ姫救出」

画像提供:PIXTA

古代エチオピアにはケフェウス王とその妻カシオペア、娘のアンドロメダ姫がいました。アンドロメダ姫の美しさは評判で、王妃カシオペアは「自分も娘も、海の女神たちよりも美しい」と自慢をします。この話を聞いた海の神・ポセイドンが腹をたて、エチオピアを荒らしてしまい、鎮めるためにはアンドロメダ姫を生け贄に差し出さなければならなくなりました。
海の岩場に鎖でつながれたアンドロメダ姫を化けくじらが食べようと襲い掛かったそのとき、メデューサ退治から帰る途中のペルセウスが通りかかります。ペルセウスはメデューサの首を化けくじらに見せて石に変え、アンドロメダ姫を救います。そして、二人は結ばれることになりました。

●化けくじらにあたるくじら座にも変光星が!

秋の星座

アンドロメダに襲い掛かった化けくじらを表すくじら座は、東南の空に見ることができます。秋に見える明るさが変わる変光星として、先述のアルゴルのほかに、くじら座の心臓部分にあるミラという星も有名です。ミラは膨らんだり縮んだりしながら、2等星から10等星まで明るさを変えている不思議な星。ミラという名前の由来が「不思議なもの」「変わったもの」というのも納得です。

秋の星空観察、おすすめの場所と持ちもの

関東圏のおすすめ星空スポット

星空観察には、街の明かりが少ない開けた場所が最適です。関東でおすすめなのは、奥多摩、栃木県の戦場ヶ原、茨城県の筑波山などです。少し遠出するだけで、街中とはまったく違う美しい星空を見ることができます。キャンプ場を利用すれば、安全に夜の観察も楽しめます。シルバーウィークなどの連休を利用して、家族で星空スポットを訪れてみてください。

秋の星空観察の持ちもの

画像提供:PIXTA

  • 星座早見表
    星座早見表は星の位置を確認するのに便利です。
  • 虫よけスプレー
    夏に引き続き秋もまだ虫が多いので、虫よけスプレーは必需品です。
  • レジャーシートやクッション
    地面に寝転がる場合は、レジャーシートやクッションがあると快適です。
  • 懐中電灯(赤いセロファン付き)
    懐中電灯を使う時は、赤いセロファンを貼って光を弱くすると、目が星空に慣れたままで済みます。

やはり星座早見表やコンパス、星空のガイドアプリがあると便利です。秋の夜は冷えやすくなります。油断すると体調を崩してしまうこともあるので、1枚羽織るものがあると安心です。あとは、地面に寝転がるなら少しクッション性のある銀色マットを敷くと、冷え対策にもなります。

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