運動能力がぐんぐん伸びる公園！
富田林市にある錦織公園（にしこおりこうえん）は、河内地方の里山風景や美しい自然を体感できる公園です。園内は起伏に富んだ丘陵の地形をいかして整備され、その敷地面積はなんと甲子園球場の約16倍！遊具エリアは「水辺の里」と「やんちゃの里」の2カ所あり、どちらも大型遊具がたくさんあるため、何度訪れても楽しむことができます。
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運動能力のベースになる「基本動作」は公園遊びで身に付ける！
子どもの運動能力を伸ばすのに最適な公園あそび。運動能力のベースとなるのは「基本動作」です。スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動する遠山健太先生が、12の動作に区分けして公園をご紹介します。
監修：遠山健太先生
スポーツトレーナーとして運動能力向上の観点から500以上もの公園を調査し、パークマイスターとしても活動。
公園で経験できる12の「運動能力を伸ばす基本動作」
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錦織公園で遊べば、こんな運動能力が伸びる！
低年齢の子どもには、幼児用の複合遊具を備えた「水辺の里」がおすすめ。3歳から12歳まで、年齢に応じて楽しめる複合遊具があり、少しずつ複雑な動きに挑戦していくことができます。もう一つの遊具エリア「やんちゃの里」には、アスレチックの要素を取り入れた複合遊具があるので、さらに運動能力を伸ばすことができますよ。
錦織公園ってこんなところ！
おすすめの遊び方は？
「水辺の里」と「やんちゃの里」は、徒歩約20分ほどの離れた場所にあります。丘陵地帯にある園内の移動は坂道も多いため、低年齢の子どもの場合は無理をせず、どちらか1カ所に絞って遊ぶのがベター。もしくは公園の管理事務所で、電動アシスト自転車(1日500円)や子ども乗せ電動アシスト自転車(1日600円)をレンタルすれば、園内を効率よく回ることができます。
おすすめのアクセス方法は？
【車で行く場合】
駐車場は、公園の北側と南側に計2カ所あります。北側の駐車場は「水辺の里」に隣接しているので便利ですが、平日及び7・12月の土曜は利用不可となっているのでご注意を。また、南側の駐車場の近くには公園の管理事務所があり、こちらでレンタサイクルを借りることもできます。
【電車で行く場合】
南海「滝谷駅」と近鉄「滝谷不動駅」から、公園の南入口へはそれぞれ徒歩20分ほど。やや距離がありますが、お散歩気分でのんびり公園を目指しましょう。
所要：4時間
おすすめの年齢：3～12歳
| 住所 | 大阪府富田林市錦織1560 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| 時間 | 24時間 |
| 電話 | 0721-24-1506（錦織公園管理事務所） |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | 南駐車場245台・北臨時駐車場278台（平日無料、土・日曜、祝日のみ1回640円）※北臨時駐車場は、平日及び7・12月の土曜は使用不可 |
| 面積 | 657,000㎡（大型公園） |
＜パークデータ＞
- ボール遊び：〇
- スケボー：〇
- 花火：✕
- ペット：〇
- トイレ：〇
- おむつ替え：〇
- 授乳室：✕
- 園内売店：〇
- 園内飲食店：✕
- 周辺コンビニ：徒歩8分
幼児向けの大型複合遊具を備えた「水辺の里」
公園の北側に位置する「水辺の里」には、3〜6歳・6〜12歳向けの複合遊具や、カラフル＆キュートな遊具がたくさんあります。こちらは芝生や砂場、大きな屋根付きの休憩スペースもあるので、小さな子ども連れにおすすめ！
ちゃぷちゃぷダンスコンビネーション
6〜12歳向けの複合遊具は、水辺の生きものをモチーフにしたポップなデザインが特徴。トンネルの中を回転しながら滑りおりるスライダーや、三連式のトリプルレーサースライダー、波のような形状でスピードの強弱が楽しめるスライダーなど、滑り台だけでも3種類あります。
ウォールクライムをのぼったり、ひと捻り加えたハシゴを工夫して渡ったり。手や足の筋肉を鍛えながら、複雑な身体の動きやバランス感覚も身につけることができます。
ぼうけん砦
こちらは3〜6歳向けの複合遊具です。カタカタと音を立てて揺れる橋を渡ったり、キノコをイメージしたステップを飛びながら進んだり、くねくねと蛇行するトンネルをくぐったり、冒険心をくすぐる仕掛けがいっぱい！ローラー滑り台やスライダーもあるので、小さな子どもたちはみんな夢中になって遊んでいます。
砦の中には、子どもの背たけに合わせたパネルが並ぶ、迷路のようなコーナーも。そのほか、乗りものの運転手さんやショップの店員さんになって“ごっこ遊び”ができるパネルや、数を数えたり絵合わせをしたり考えながら遊べるパネルがあるので、すみずみまで探検してみましょう。
ロープウェイ
ロープに掴まって、すーっと勢いよく滑走！こちらは握力や体幹などを鍛えながら、爽快感やスピード感を楽しむことができます。
アップダウンシーソー
「水辺の里」には、大きな砂場のほか、ブランコや鉄棒など定番の遊具もあります。写真手前のシーソーは、両橋に座って上下に揺れるだけではなく、中央にある緑色のステップに乗って平衡感覚を鍛えることもできる優れもの！
アスレチック要素のある「やんちゃの里」でさらに運動能力アップ！
公園の西側に位置する「やんちゃの里」には、3つの大型遊具をはじめ、大型のターザンロープや、11種類の滑り台などが設置されています。山の斜面をいかした遊具や、アスレチック要素を取り入れた遊具もあるので、ダイナミックに遊びたい子どもにおすすめです。
やんちゃ砦
山の斜面をいかし、複数のデッキを連結した大型遊具です。ロープやグリップなどを駆使して斜面をのぼり、リングやチューブのトンネルをくぐり抜けて森の中を進みましょう。
砦の先には、チューブ型とオープン型のスライダーがあります。森と一体化したつくりの複合遊具は、アスレチック要素もあり、大興奮すること間違いなし！
ちびっこ砦
らせんタワーを中心に、ローラー滑り台やワイド滑り台などを組み合わせた複合遊具。大人の背たけよりも高い位置に張り巡らされたリングネットは、足元から地面が透けて見える分、とってもスリリング！手足はもちろん、背筋や腹筋などを使ってはいくぐり、ゴールを目指しましょう。
ちびっこ砦には、ゆらゆら揺れる吊り橋ゾーンもあります。両サイドの棒を交互に掴み、身体の姿勢を上手に保ちながら、歩幅を調整して渡るのがコツです。
メタル砦
山のくぼみに設けられたメタル砦は、なんだか秘密基地のよう。こちらの複合遊具では、ウェイブスライダーやチェーンブリッジなどで遊ぶことができます。
四角い鉄製の手すりを持って、足場から足場へと渡るトラックライドは、ちょっぴり難易度が高め。自分の体重を持ち堪えられるよう、手のひらでしっかりと握る力が必要です。
ターザンロープ
長さ20mのターザンロープは、助走をつけて思いっきりジャンプすると、なかなかのスピード！最初はロープにぶら下がる練習からはじめて、少しずつ距離やスピードをアップしていきましょう。
滑り台
山の斜面には、大小さまざまなタイプの滑り台があり、着地面は砂場になっています。人造石で作られた滑り台は、とっても幅広ワイド！ほかにも、全長34mのくねくね滑り台や、高低差を控えめにしたちびっこ滑り台など、ぜひいろんな種類を試してくださいね。
小さい子ども連れファミリーに嬉しい、施設や設備
売店
「やんちゃの里」には、園内唯一の売店があり、土・日曜、祝日を中心に軽食やドリンクなどを販売しています。営業日時は季節によって異なるので、公園管理事務所に確認しましょう。
休憩所
「水辺の里」には、屋根付きの広々とした休憩所があります。近くにはドリンクやアイスクリームの自動販売機が設置されているので、とくに夏場はこまめに水分補給＆休憩をとりながら遊びましょう。
多目的トイレ
「やんちゃの里」と「水辺の里」には、どちらも多目的トイレがあります。ベビーカーごと入れる十分な広さで、おむつ替えシートもあるので、乳幼児連れも安心です。
まだある！錦織公園で行ってみたいスポット
「やんちゃの里」と「水辺の里」を行き来する道の途中には、「河内の里」があります。のどかな里山風景を再現したこちらのエリアでは、特産品である河内綿などの農作物が実際に栽培されており、田植えや茶摘みなどの体験イベントを適時開催。親子で農業体験をするのもおすすめです。
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運動能力が伸びる公園が見つかるガイドブックも要チェック！
運動能力をぐんぐん伸ばせる公園を、厳選して紹介するガイドブック「るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園」。「るるぶKids」と同様に、それぞれの公園で体験できる12の基本動作をアイコンでわかりやすく表示しています。
公園によって設置されている遊具や施設は千差万別！ 公園によって自由な遊びのなかで体験できる「基本動作」は異なります。アイコンを参考にいつもとはタイプの違う公園にでかけてみることが、運動能力を伸ばすことにつながります。
「東京版」では東京都内の101の公園を、「京阪神版」では京阪神エリアの100の公園を独自取材して紹介しています。
ニューノーマルの今だからこそ楽しんでほしい、週末ごとの小さな冒険。近くから遠くまで、あちこちで公園遊びを楽しみながら、子どもたちの運動能力をぐんぐん伸ばしましょう！
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