![朝10分の読書習慣はメリットだらけ!本を読まない子、読書が苦手な子こそ「朝読書」がおすすめ](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/repos.kids.rurubu.jp/uploads/2025/02/07170933/186509_KV_pixta_36749535_M.jpg)
小学校で朝読書の習慣を取り入れているところも多くなってきました。「読書」には、興味関心の広がりや基礎学力や集中力の向上などメリットがたくさん!普段本を読まない子や読書が苦手な子にも、短時間で気軽に取り組める「朝読書」がおすすめです。学校で朝読書がない場合も、家庭でぜひ取り入れてみませんか?習慣化させるポイントや、本の選び方などをご紹介します。
読書習慣を身につけるメリット
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① 興味関心が広がり、好奇心が育つ
本の中には、日常にはない未知の世界が広がっています。本を通して幅広い世界に触れることは、興味関心が広がるきっかけにも。新たな学びや発見を通して、「見たい!」「知りたい!」「やってみたい!」という好奇心が育ち、行動範囲も広がるはず!
② 集中力が身につく
毎日、スマホやテレビをぼーっと見ているだけでは集中力は育ちません。自分で選んだ本を、自発的に内容を理解しながら読むためには集中力が必要です。毎日決まった時間に本に集中する時間を継続することで、集中力が自然と養われます。
③ 基礎学力が身につく
楽しく読書をすることは、さまざまな学習の基礎となる、読み、書きなどの基礎学力の定着につながります。小学校の学習では、すべての科目に共通して「長い文章」を読む機会も増えていきます。読書を習慣化し、文章を読むことに対する苦手意識をなくしておくことは、学習をスムーズに続けていくうえでとても重要です。
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なぜ朝の読書がおすすめ?
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夜の睡眠中に脳は休息し、その日得た情報を整理します。朝起きたばかりの脳はリフレッシュされており、スッキリとクリアな状態。そのため、より集中して読書に没頭することができ、内容の理解も深まります。
さらに、学校に行く前の準備時間の中に読書を組み込むことで、習慣化させやすいのもポイント。頭の中や心を整理することができ、気持ちよく一日のスタートを迎えることができます。読書をすることで朝のうちから脳がしっかり覚醒するので、その後の学校での学習にも集中して取り組むことができますよ。
朝読書、何分読めばいい?
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忙しい朝の時間、読書の時間を捻出するのは難しい…と思ってしまいがちですが、実はたったの10分程度でOK!子どもの集中力の持続時間は一般的に「年齢×1分」と言われています。だらだらと長く読むよりも、短時間で集中して取り組むことでより効果が得られます。朝の10分程度であれば、学校や習い事、遊びなどほかの活動を圧迫せずに済みますね。「もう少し読みたかった!」と思えるところで本を閉じるのが、継続にもつながります。
朝読書の本の選び方は?習慣化するポイント
読書を習慣化させるためには、子どもが自ら「読みたい!」と思える環境を整えてあげること。ポイントをいくつかご紹介します。
子どもの興味を優先
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朝読書で読む本は、親からの強要ではなく、子どもに自由に選ばせることが重要です。好きなテーマやジャンルの本を読むことで、まずは「読書=楽しい!」という印象を持ってもらいましょう。子どもたち自らが、「早く続きを読みたい!」と思えるようになることが、習慣化させるための第一歩です。子どもがどんなことに興味を持っているのか新たな発見があったり、子どもの主体性を育てたりすることにもつながります。
1話完結型がおすすめ
朝読書は10分程度で行うため、長いお話ではなく短時間で読み切れる「1話完結型」がおすすめです。「読み切れた!」という達成感も、読書を好きになるための重要なポイント。その後の活動への気持ちの切り替えもスムーズに行えます。最近では、3分や5分で読み切れるお話が集まった短編集も多いのでぜひチェックしてみて。
家族みんなで取り組む
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子どもに読書習慣を、といいながら、実はママパパも読書をする時間をとれていないことが多いのではないでしょうか?ぜひ家族みんなで取り組みましょう。子どもにとっては、家族みんなで取り組むことの「楽しさ」も付加価値となるはず。読んだ本の感想を話し合ったり、おすすめしあったりと家族間のコミュニケーションの活性化にもつながります。
読みたいものがない場合はどうする?
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読書経験が少ないと「何が読みたいのかわからない!」という場合もあるかもしれません。そんな時は、親子で一緒に書店や図書館に行ってみるのがおすすめですよ。実際に本を手に取ってパラパラとめくるだけでも自然と興味がわいてくるはず。年代別の話題図書やおすすめ本の紹介コーナーが設置されているところも多いので、そこから選ぶのも一つの手です。親が読ませたい本を押し付けるのはNG。子どもの興味関心を引き出し、広げてあげるお手伝い程度にとどめましょう。
マンガでもいいの?
読書体験がほとんどない子どもは、はじめのうちはマンガでもOK!まずは「本を開く行為」に慣れさせることで、本に対して親しみを覚えてくれるはず。その後は、マンガベースで歴史や文学が学べる「学習マンガ」シリーズや挿絵が多めの小説などにステップアップ!本のジャンルが偏っていても問題ありません。読書の楽しさを実感することが重要です。
小学生の朝読書におすすめの本
毎日小学生新聞の大好評連載が書籍化!1話完結、3分でサクッと読めるので朝読書にピッタリですよ。
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