2023年3月18日、JR京葉線の新習志野駅〜海浜幕張駅間に、新たに幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)が開業。家族でのショッピングやおでかけがグンと便利になっちゃいます! 駅構内や「イオンモール幕張新都心」などでは、開業を記念して「幕張豊砂駅開業まつり」も開催。ひと足早く、駅舎の報道公開に潜入してきました!
鉄道好きキッズ大興奮!地上ホームの向こうは車両基地
千葉市美浜区に開業する幕張豊砂駅のメインコンセプトは「ゆったりとした時間が流れる新しい駅」。駅舎にはガラス繊維を樹脂でコーティングした膜屋根を採用し、自然光が差し込む居心地のよい空間になっています。
改札口は1カ所で、改札に入ると広いコンコースに大きなベンチが置かれています。実はこれ、2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使用されていた、千葉県産の杉材をリフォームしたものなんです。
駅舎は1番線(下り・海浜幕張方面)が地上、2番線(上り・東京方面)が高架というユニークな構造になっています。幕張豊砂駅には、京葉線各駅停車と武蔵野線普通列車が停車します。
びっくりするのが地上にある1番線。改札口を入り、階段を数段上るだけで乗車できるのが魅力です。
1番線へのスロープやエレベーターもあり、ベビーカー移動でも問題なし。
ホームに出ると、目の前にはJR東日本の京葉車両センターの敷地が広がります。主に京葉線(主に赤色のラインのE233系)や武蔵野線(オレンジ色のラインのE231系)の車両基地になっていて、入れ換え風景などを間近で見ることができます。電車が見放題で、鉄道好きキッズは大喜び間違いなし!
高架の上りホームに出ると、目の前には「イオンモール幕張新都心」が見えます。
こちらのホームにも、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使用した千葉県産杉材をリメイクして作ったベンチがあります。
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」の銘板もあるので探してみて。
なお、上り下りともにホームドアの設置がなく、高速でホームを通過する特急列車もあるため、子どもとはしっかり手をつないでおきましょう。
トイレは男女別のほか、バリアフリートイレも2カ所あり、車いす使用者にも便利。駅改札内に売店はありません。
駅の目の前!「イオンモール幕張新都心」へのアクセスが便利に
改札を出るとすぐ目の前には「イオンモール幕張新都心」。これまでのアクセスは海浜幕張駅からバスで約10分だったので、幕張豊砂駅の開業後は飛躍的に便利になります。
さらに、近くには「コストコ幕張倉庫店」があるほか、「千葉マリンスタジアム」「幕張メッセ」なども徒歩圏内なので、買い物だけでなくスポーツ観戦やライブ鑑賞などにも便利。周囲は整備中ですが、今後はホテルなども建設予定だとか。電車でサクッと行けるのはうれしいですね。
開業記念オリジナルヘッドマーク付き列車も運行!
京葉線のヘッドマークのデザインイメージ(JR東日本千葉支社提供)
武蔵野線のヘッドマークのデザインイメージ(JR東日本千葉支社提供)
京葉線、武蔵野線では、幕張豊砂駅開業記念オリジナルヘッドマーク付き列車を運行中。京葉線、武蔵野線ともに1編成のみなので、見られたらラッキー!(3月31日まで)。
「幕張豊砂駅開業まつり」も開催!
開業記念フォトスポットのパネルデザイン(JR東日本千葉支社提供)
幕張豊砂駅改札内外のイベントスペースや駅前では、フォトスポット設置(3月18日のみ)や、モバイルスタンプラリー(3月18日~4月16日)、駅ピアノ設置(3月25日~4月9日)、千葉県内事業者によるマルシェ「ちばのいち」(3月18日~26日)、加曽利貝塚 PR 大使「かそりーぬ」、オオガハスの妖精「ちはなちゃん」などのマスコットキャラクター大集合( 3月18日)などを開催。
「イオンモール幕張新都心」のファミリーモールでは、「わくわく!でんしゃ縁日」(3月25日、26日)など、家族で楽しめるイベントも開催されまます。
≫ 「幕張豊砂駅開業まつり」の詳細はこちら(JR東日本プレスリリース)
鉄道好きキッズには見逃せない新駅開業。開業記念イベントも盛りだくさんなので、ぜひ春休みに家族でおでかけしてみては?
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