【潜入レポ】7月21日オープン！山梨・上野原のエンターテイメント型グランピング施設「ミューの森」

2023年7月21日、山梨県上野原市に、ファンタジーをテーマにしたエンターテイメント型グランピング施設「ミューの森」がオープン！川遊びにオリジナルストーリーの謎解き、BBQや体験イベントの数々……。1泊ではとても遊びきれない！開業前のプレオープンに潜入取材。ミューの森の魅力をレポートします！

山梨の玄関口・上野原に誕生した「ミューの森」って？

都心から車で約1時間、山梨県の玄関口に位置する上野原市へ。水と緑に恵まれた大自然の中に、エンターテイメント型グランピング施設「ミューの森」が誕生しました。
敷地面積はなんと33,000平方メートル！ゲートを入ると野鳥のさえずりが聞こえます。物語の舞台はかつて「ミューの森」の民が暮らした架空の村。子どもも大人も主人公となり、自分だけのストーリーを紡ぐことができます。

ミューの森園内MAP（施設公式サイトより）

以前は山梨県が運営していた「県立ゆずりはら青少年自然の里」を、「スキッズガーデン」などを運営しているイオンファンタジーが大幅にリノベーション。ファミリーで楽しく過ごせるよう、ファンタジーな世界観で統一されています。また、「自然との共生」がコンセプトで、山梨県の間伐材も使用するなど、地域創生にも取り組んでいます。

施設は日帰り利用も可能。まずは本館で受付やチェックインしましょう。本館は不思議な風車が目印です。無料ロッカーや授乳室、カフェもこの建物にあります。飲料の自販機はありますがコンビニや売店といった形態の施設はないので、日焼け止めや帽子など必要なものは持参しましょう。

チェックインタイムにはセルフで飲める冷たい水やジュースなどドリンクが用意されています。レストランスタッフこだわりの手作りフルーツティーが大人気。

「創造エリア」で本物のツリーハウスに大興奮！

本館から「創造エリア」の森に入ると、カラフルなツリーハウスが出現！「ミューの森に唯一残った」このツリーハウスは、大人も中に入ることができます。
このエリアでは、“自然との共生”をコンセプトに小屋づくり、家具づくり、遊具づくりも実施しています。大人も子どもも安全に参加できるプログラムです。

• 時間：12～16時
• 料金：宿泊者1名4,000円、日帰り利用1名5,000円、未就学児一律3,000円（3歳以下無料）

「フォレストミステリーアドベンチャー」で冒険謎解き

施設内で実施される、オリジナルストーリーの冒険謎解き「フォレストミステリーアドベンチャー」にも注目。

かつての「ミューの森」は活気にあふれ、自然の力を生かして独自の文明を築いていた。ところがある日よそから来た者たちが押し寄せてきて…。

ここのスタッフは「ミューの森」の住人の末裔（まつえい）、という設定でストーリーが進んでいきます。

まずはケビン棟と呼ばれる小屋に集合。スタッフからの説明や映像を見たあと、キットを受け取って謎解きに出発。コンパス（方位磁石）を使う本格的な内容で、所要時間は（コンパスと鉛筆は要返却）制限時間は2時間。もちろんオリジナルストーリーです。大人にもかなり手応えがあるので、じっくり解いていきましょう。

• 時間：10時、13時、15時30分の1日3回実施
• 予約：要予約。宿泊者1,500円、日帰り利用者2,000円

源流に近い清流で川遊び

夏の時期は、施設のすぐ下を流れる鶴川で水遊びもできちゃいます。水源林が守られている棡原を流れる水は透明度が高く、流れがゆったりしているところあります。イワナやヤマメ、アユなどが生息しています。
子どもが水に入る場合は、ライフジャケットを利用しましょう。川べりの「リバーサイドカフェ」で幼児用のライフジャケットを無料で貸し出ししています。また、マリンシューズやラッシュガードの装用がおすすめです。
ドリンクを販売するリバーサイドカフェもオープン予定（9時30分～16時30分）なので、大人も子どもも思いっきり遊べちゃいます。

ものづくりワークショップでクラフト体験

ワークショップファクトリーでは数々のクラフト体験メニューを実施。この日のメニューは「ミューの石ペンダント作り」。あらかじめ用意された白い石を紙やすりなどで削ったり磨いたりしたあと、色をつけてオリジナルのペンダントを作ります。

4歳の男の子も、時折ママの助けを借りながら自分で削り、フェルトでの彩色もできていました！

• 料金：1,500円
• 時間：14時～
• 予約：不要

このほかにも、間伐材ではし・フォークづくり、自然素材を使った草木染めハンカチなども実施予定です。

地元食材たっぷり！BBQ＆カフェ

食事ができるのはBBQと本館のダイニングカフェの2か所。BBQは予約優先ですが余裕があれば当日でも利用可能です。本館のカフェは、宿泊者以外も利用できます。

BBQ

BBQはアウトドアブランド「LOGOS」と連携し、機材はロゴスの道具をそろえています。日帰り手ぶらプランならカットされた食材を焼くだけなので、アウトドア初心者でも大丈夫。じっくり焼いたお肉や野菜は美味！少々焦げたところもまた楽しい思い出。マシュマロを焼いて食べる「スモア」も体験できます。

日帰り手ぶらBBQの詳細は公式サイトにて追って発表予定。持ち込みプランなどもあります。

• 営業時間：11～14時、17～20時
• 予約：公式サイトにて受付

ちなみに、バーベキューエリアにあるテーブルとベンチは、オープン前にクラウドファンディングに参加した親子たちが作ったもの。板を切るところから始めたそうです。

カフェ

本館カフェは、天井の高い空間で、野菜を使ったヘルシーでボリュームたっぷりのランチやオリジナルブレンドのコーヒーを味わえるのが自慢。

写真は「ミューの森ライスディッシュ　ローストビーフとハンバーグ」1850円。そのほか「彩り野菜　ボロネーゼパスタ」や「卵とツナ　お野菜たっぷり　サンドイッチ」の提供があります。

キッズメニューの「ミートドリアとフリット　季節の野菜添え」は700円。

テラス席もオープン予定なので、外でのんびり飲食を楽しみたい人は特におすすめです。（ペット同伴不可）

• 営業時間：
  【カフェタイム】9～16時（LO 15時45分）※ランチ営業時間以外はドリンクのみ
  【ランチタイム】11～15時　（LO 14時30分）
  【バータイム】19～22時（フードLO 21時30分　ドリンクLO 21時45分）

宿泊は冷暖房完備のグランピングテントやコテージなど多彩

宿泊施設には、ミューの森の民が暮らしていた家をイメージしたグランピングテント12室と、本館にゲストルームが18室あります。宿泊プランはすべて夕朝食付き。グランピングテントは冷暖房完備にベッドルームで快適。エリア内にはシャワールームと独立したトイレ棟があります。本館には大浴場があるので、ゆっくりお湯につかりたい人はそちらに行ってもOK。

ミューのテント

森に囲まれたグランピングエリアにあるテントキャビン。

• 定員：2名　最大5名（ダブルベッド2+ソファベッド1）。
• 料金：おとな１名15,200円～、こども（4歳〜小学生）1名9,100円～、幼児（0歳～3歳）無料（添い寝・寝具なし）

グランテント

グランピングエリアに2棟だけの特別なテント。広々リビングルームにダイニングテーブルも設置。冷蔵庫もありますよ。

• 定員：2名　最大6名（ダブルベッド2+ダブルサイズソファベッド1）
• 料金：おとな１名17,300円～、こども（4歳〜小学生）1名10,400円～、幼児（0歳～3歳）無料（添い寝・寝具なし）

本館ファミリールーム

本館のゲストルームは木を多用し、リラックスできるインテリアが魅力。ファミリールームはバス・シンク完備の快適な部屋。日差したっぷりのデッキまたは川のせせらぎが聞こえるデッキでBBQが楽しめます。

• 料金：おとな１名1,7300円～、こども（4歳〜小学生）1名10,400円～、幼児（0歳～3歳）無料（添い寝・寝具なし）

大自然の中で子どもの創造力を育てる休日を

夕方になるとミューの森にはランタンがともり、森全体がライトアップされて幻想的な風景に。無料貸し出しの双眼鏡で星空ウォッチングもできます。
また、スタッフがランダムに撮影した当日の動画を上映する「想い出上映シネマ」のほかサプライズイベントがいっぱい。1泊ではとても足りないくらいで、何度でも通いたくなりそうです。

この夏はファイヤーパフォーマーによるイベントを開催予定。

フレンドリーなスタッフとの交流も楽しいですよ。

大自然でのさまざまな体験を通して、子どもの創造力を育てる休日を過ごしてみては。

» サービスの内容や料金などは、公式サイトで最新情報のチェック♪

ミューの森

※宿泊やカフェ等の支払いはすべてキャッシュレスです

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。