システムメンテナンスのお知らせ

2026年のスーパームーンはいつ?「大きい満月」の理由や観測ポイントを解説!親子で夜空を楽しもう

2026年スーパームーン
画像:PIXTA

るるぶKidsライターのアイコンるるぶKidsライター

スーパームーンは、通常より最大14%大きく、30%明るく見える特別な満月です。月の軌道が地球に最接近するタイミングで起こるこの現象は、年間で限られた日にしか観測できません。

2026年のスーパームーンは、1月3日、11月24日、12月24日です。なかでも、特に12月24日の満月は地球に最も近づくため、最大の見どころとして注目されています。

この記事では、2026年のスーパームーンの日程や観測ポイント、さらにはスピリチュアルな意味まで詳しく解説します。

目次(index)

スーパームーンとは?

スーパームーンとは?</h2>
<div><img fetchpriority=

画像:PIXTA

スーパームーンは、満月または新月が月の近地点に一致したときに発生します。通常より最大で約14%大きく、約30%明るく見えることがあります。
この言葉は1979年に占星術家リチャード・ノレによって名付けられました。天文学では「近地点満月」とも呼ばれます。

スーパームーンという言葉は、最近TVやネットニュースなどでよく聞くようになりましたが、実は天文学の正式な用語ではなく、定義もはっきりしていません。国立天文台の公式サイトでは、スーパームーンという表現は使わず、「2026年で地球にいちばん近い満月」と説明されています。

もし、子どもに意味を聞かれたら「今年、一番大きく見ることができる満月のことだよ」と、伝えてあげると良いでしょう。

参考:» 国立天文台|2026年で地球から最も近い満月(2026年12月)

月の公転軌道

画像:国立天文台

スーパームーンが起きる理由は、月の軌道が円ではなく楕円形だからです。
月は地球の周りを約27.3日(恒星月)かけて公転していますが、満ち欠けの周期(朔望月)は約29.5日です。地球に最も近づく点を「近地点」、最も遠ざかる点を「遠地点」と呼びます。
近地点では月と地球の距離は約35万6,000km、遠地点では約40万6,000kmとなります。ただし、月の軌道は太陽や地球の重力の影響で毎回わずかに変動するため、実際の距離は観測時によって多少異なります。この約5万kmの差が満月の見た目の大きさに影響します。
スーパームーンは、満月のタイミングと近地点の通過が24時間以内に重なった場合に発生します。このタイミングが完全に一致するほど、月はより大きく明るく見えます。

大きな満月と小さな満月の違い

画像:国立天文台

スーパームーン(大きな満月)とマイクロムーン(小さな満月)には、見た目の大きさ以外にも明確な違いがあります。以下の表で比較します。

項目 スーパームーン 通常の満月 マイクロムーン
地球から
の距離
約35万6,000km 約38万km 約40万6,000km
見かけの
大きさ
通常より約14%大きい 基準 通常より約14%小さい
明るさ 通常より約30%明るい 基準 通常より約30%暗い
潮汐への
影響
大きい 通常 小さい
年間発生
回数
2〜4回 12〜13回 2〜4回

スーパームーンの際は月の引力が強まるため、潮の満ち引きが大きくなります。これは「大潮」と呼ばれ、海岸線近くでは注意が必要です。
大きく輝くスーパームーンは写真撮影に適しています。建物や自然の風景と組み合わせると、印象的な写真になります。一方、マイクロムーンは小さく見えるため、望遠レンズなどが必要になることが多いです。

2026年のスーパームーンはいつ?何時に見られる?

画像:国立天文台

2026年のスーパームーンは、1月3日(ウルフムーン)、11月24日(ビーバームーン)、12月24日(コールドムーン)で、なかでももっとも注目されるスーパームーンは、12月24日(木)の満月です。この日は、月が年間で最も地球に近づくタイミングと重なり、通常より大きく明るく見える絶好の機会となります。

スーパームーンは、満月または新月が地球に最も近づくタイミングで起こる現象ですが、目に見えるのは満月のみのため、一般的には「満月のスーパームーン」を紹介します。

  • 1月3日(土)
  • 11月24日(火)
  • 12月24日(木)(2026年で最も地球に近い満月)

スーパームーンの観測に適したタイミングは、月の出から1〜2時間後が理想です。特に地平線近くの月は「月の錯覚」により、さらに大きく見える視覚効果があるため、見応えがあります。

参考:» 国立天文台|2026年で地球から最も近い満月(2026年12月)

月の出・月の入りの時刻の調べ方

月の出・月の入りの時刻は地域によって異なるため、正確な情報を入手することが大切です。
国立天文台の公式サイトでは、日本全国の主要都市における月の出・月の入りの時刻を確認できます。Googleなどで検索窓に「月の出 ○○市」と入力すれば、お住まいの地域の情報が表示されます。

参考:» 日の出・日の入り、月の出・月の入り、および南中時・月齢

また、スマートフォンの天体観測アプリでも簡単に調べることができますよ。

■おすすめアプリ
「Star Walk 2」(App StoreGoogle Play)、「Sky Tonight」(App StoreGoogle Play

スーパームーン以外の満月の名称

満月には状態や見え方、時期によってさまざまな呼び名があります。それぞれに天文学的特徴や文化的背景があり、通常の満月とは一味違う楽しみ方ができます。

ブルームーン

ブルームーン

画像:PIXTA

ブルームーンには2つの定義があります。
もともとは、1つの季節に4回満月がある場合の3回目を指していました。一方、現代では「1カ月に2回満月がある場合の2回目」をブルームーンと呼ぶことが一般的になっています。
この現象は約2.7年に一度の頻度で起こります。名称の由来は諸説ありますが、実際に月が青く見えるわけではありません。英語の「once in a blue moon(めったにない)」の元になったともいわれています。
次にこの現象が起こるのは、2026年5月31日(日)となっています。

スーパーブルームーン

スーパーブルームーンとは、1カ月に2回満月があるうちの2回目の満月が、スーパームーンに該当する場合を指します。つまり、通常より大きく明るい満月が、1カ月のうち2回目の満月として観測される珍しい現象です。
この現象は約10〜20年に一度程度しか起こらない珍しいものです。通常の満月より大きく明るく見えるため、天体写真愛好家に人気があります。

前回、スーパーブルームーンが見られたのは2023年8月31日。2010年1月30日以来、13年ぶりの出来事でした。次に、この「スーパーブルームーン」が観測できるのは2029年3月30日(金)になります。

マイクロムーン

マイクロムーンは、スーパームーンの反対で、満月が遠地点(地球から最も遠い位置)またはその近くで起こる現象です。通常の満月よりも約14%小さく、約30%暗く見えます。
年に2〜4回程度発生しますが、スーパームーンほど注目されることは少ないです。

ブラッドムーン(皆既月食)

画像:PIXTA

ブラッドムーンとは、皆既月食の際に月が赤銅色や暗い赤色に見える現象です。地球の影に月が入ったとき、地球の大気を通過した太陽光のうち、赤い光だけが月に届くために起こります。
皆既月食は地球が太陽と月の間に位置し、月全体が地球の影に入るときに発生します。その幻想的な見た目から、古くから多くの文化で特別な意味を持つとされてきました。
今年は、2026年3月3日(火)に見られます。

画像:国立天文台

▼皆既月食についての詳細をチェック!

参考:» 国立天文台|月が赤く見えるときがあるのはなぜ?
参考:» 国立天文台|皆既月食(2026年3月)

【満月の名称について、詳しくはこちら!】
1月の満月「ウルフムーン」 / 2月の満月「スノームーン」 / 3月の満月「ワームムーン」 / 4月の満月「ピンクムーン」 / 7月の満月「バックムーン」 / 12月の満月「コールドムーン」 /
11月の満月「ビーバームーン」

スーパームーンを楽しむための観測ポイント

暖かい服装

画像:PIXTA

スーパームーンは年に数回しか見られない貴重な天体ショーです。最大限に楽しむための重要なポイントをご紹介します。

よく見える時間帯を狙う

スーパームーンが最もよく見えるのは、月の出から1〜2時間後と満月の瞬間です。月の出直後は地平線に近く、「月の錯覚」効果で特に大きく見えます。
満月の正確な時刻は天文暦で確認できますが、その前後数時間も十分に観測可能です。夜半(午後10時頃)から明け方は空気が澄んでいることが多く、観測に適しています。光害の少ない時間帯に観測すれば、月だけでなく周囲の星々も楽しめます。

空が開けた場所を選ぶ

東の空から西の空まで広く見渡せる場所を選びましょう。高層ビルや山の影にならない公園、河川敷、海岸、高台などが理想的です。

水面に映る月の姿は幻想的で、写真映えします。都会では光害が強いため、可能であれば郊外に出かけるとより鮮明に観察できます。国立・国定公園など、星空保護区に指定されている場所も良い選択肢です。

天気予報を事前にチェックする

スーパームーンの観測には晴れた夜空が必須です。観測予定日の数日前から天気予報をこまめにチェックしましょう。雲量だけでなく、湿度や風の状況も観測条件に影響します。湿度が低く、風が穏やかな夜は月がくっきりと見えやすくなります。
天体観測に特化した天気アプリを利用すれば、より正確な観測条件を把握できます。

観測に適した服装と持ち物を準備する

夜間の天体観測は想像以上に冷え込むことがあります。重ね着できる服装と、手袋や帽子などの防寒具を用意しましょう。折りたたみ椅子や敷物があると、長時間の観測も快適です。懐中電灯(できれば赤色光)、双眼鏡、スマートフォン用の予備バッテリーも役立ちます。
飲み物や軽食を持参すれば、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

写真や動画で記録する

スーパームーンの美しい姿を写真や動画に収めましょう。最近のスマートフォンでも、夜景モードや望遠機能で十分撮影できます。本格的に撮影するなら三脚とリモートシャッターで手ブレを防止しましょう。カメラ設定の目安は以下です。

  • ISO感度: 100〜400(低いほどノイズが少ない)
  • シャッタースピード: 1/125〜1/250秒
  • 絞り値: F8〜F11
  • 焦点距離: 200mm以上の望遠レンズが理想的

スマートフォンでは「夜景モード」を使い、露出補正を少し下げると(-1.0程度)月の表面模様が見えやすくなります。
撮影のコツは、月だけでなく地上の風景と組み合わせること。建物や木々のシルエットと一緒に撮ると、月の大きさが際立ち印象的な写真になります。

月観測アプリを活用する

スマートフォンの月観測アプリを使えば、月の位置や出入りの時刻、GPS機能を使って現在地に合わせた月の動き、月齢などの情報が手軽に得られます。これらを使えば、スーパームーンをより深く楽しめます。
「Star Walk 2」(App StoreGoogle Play)、「Sky Tonight」(App StoreGoogle Play)などのアプリは、スマートフォンをかざすだけで月の正確な位置を示してくれます。
月の表面のクレーターや海(暗い平原部分)の名称を教えてくれるアプリもあり、観測中に月の地形について学ぶことができるので、興味がある方にはおすすめです。

スーパームーンにまつわるスピリチュアル

祈る女の子

画像:PIXTA

スーパームーンは天文現象であると同時に、古くからさまざまな文化でスピリチュアルな意味を持つとされてきました。通常の満月よりもエネルギーが強いと考えられ、さまざまな影響があるとされています。

ここでは、スピリチュアルな視点からスーパームーンにまつわる考え方をご紹介します。

願い事が叶う

スーパームーンの夜は、月のエネルギーの強さから願い事が叶いやすいと言い伝えられています。
また、願い事は紙に書いたり、声に出したりすると、より叶いやすいとされているので、実践してみるのもいいですね。願いを込めた石や水晶をスーパームーンの光に当てたり、月の光を浴びた水(ムーンウォーター)を作る習慣も存在するそうです。

浄化の力が強まる

スーパームーンは強力な浄化のエネルギーを持つと言い伝えられています。不要なものを手放し、新しいエネルギーを受け入れる機会とされています。
また、パワーストーンやクリスタルを月光に当てて浄化する方法は広く実践されており、心の中の古い感情や執着を解放するための瞑想や祈りをスーパームーンの夜に行うという人もいます。自宅の掃除や断捨離をこの時期に行うのもおすすめです。

感情が高まりやすくなる

満月時は感情が高ぶりやすくなり、スーパームーンではその傾向がさらに強まるとされています。喜び、悲しみ、怒りなどの感情が通常より強く表れることがあります。
スーパームーンの夜は自分の感情に向き合う良い機会として、深呼吸やリラクゼーションで感情のバランスを整えるのがよいでしょう。また、新しい発想やアイデアが生まれやすいともいわれ、新しいことを考えるときはスーパームーンの日に集中して考えるという人もいるそうです。

運気が変わる転機になる

スーパームーンは人生の転機や変化のきっかけになるとも考えられています。古くから月の満ち欠けは人間の運命と関連づけられてきました。大きなエネルギーを持つスーパームーンは、新しい扉を開き、変化をもたらす力があり、この時期に重要な決断や新しいプロジェクトを始めようとする方もいるそうです。

2026年の満月カレンダー

2026年の満月の予定を表にまとめました。
2026年5月は珍しく満月が2回ある月になり、このような月を「ブルームーン」と呼ぶこともあります。

日付 満月の名前
1月3日(土) ウルフムーン
2月2日(月) スノームーン
3月3日(火) ワームムーン
4月2日(木) ピンクムーン
5月2日(土) フラワームーン
5月31日(日) フラワームーン
6月30日(火) ストロベリームーン
7月29日(水) バックムーン
8月28日(金) スタージョンムーン
9月27日(日) ハーベストムーン
10月26日(月) ハンターズムーン
11月24日(火) ビーバームーン
12月24日(木) コールドムーン

参考:» 国立天文台|令和8年カレンダー

まとめ:スーパームーンが育む子どもの好奇心

スーパームーンは天文現象として魅力的なだけでなく、子どもの科学への興味を育むきっかけにもなります。普段より大きく明るい月を一緒に観察することで、宇宙や自然への好奇心が広がります。

子どもと一緒にスーパームーンを観測する際は、なぜ大きく見えるのか、月はどうやって動いているのかなど、シンプルな説明を交えると理解が深まります。双眼鏡や望遠鏡があれば、月のクレーターや「海」と呼ばれる暗い部分も観察できます。また、写真撮影やスケッチなどの記録方法もおすすめです。

スーパームーンは稀少な天体イベントです。この美しい自然現象を通じて、子どもたちの宇宙への興味を育み、科学的思考の種を蒔いていきましょう。