【イベントレポート】間近で見る特急「スペーシア X」に大興奮!るるぶKids &TOBU Kids読者限定イベント in 東武鉄道南栗橋工場

【イベントレポート】間近で見る特急「スペーシア X」に大興奮!るるぶKids &TOBU Kids読者限定イベント in 東武鉄道南栗橋工場

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2024年3月1日(金)、「るるぶKids」と東武鉄道の子ども向けサイト「TOBU Kids(と~ぶキッズ )」の読者限定イベントが行われました。普段は入れない東武鉄道の車両工場の見学や、新型特急「スペーシア X」の撮影会、「スペーシア X」開発者への質問会と、内容盛りだくさん。鉄道大好きな子鉄たちが大喜びした当日の様子をお届けします。

目次(index)

はじめに東武電車や南栗橋工場について学ぼう

外観/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

東武鉄道の南栗橋工場がある南栗橋車両管区は、東京ドーム約5個分という広大な敷地。「右よし、左よし」と安全確認して、線路を横断し、勉強会の会場へ。

イベントのウェルカムボード/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

会場入り口ではウェルカムボードでお出迎え

イベントの様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

当日は14組31名の親子が参加。プロジェクタースクリーンを見ながら、東武電車や南栗橋工場について学びます。

イベントの様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

電車は4年または、60万km近く走ると工場で重要部検査をします。60万kmとは地球を15周走るのと同じくらい。学校の校庭の200mトラックに換算したら、300万周にもなるのだそう!

イベントの様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

スクリーンを使い、クイズも交えた解説に、子どもたちも真剣に聞き入っていました。

ドア開閉や方向幕の操作体験も!車両工場見学に出発

車両工場見学の様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

お次は、ヘルメットをかぶって、工場内の見学に出発進行!

車両工場見学の様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)
車両工場見学の様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

電車が安全に走るためには、部品や機械が正しく動くことが必要。工場では装置の細かい部分も厳しく点検・整備されています。

車両工場見学の様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

クレーンを使って、台車と車体を分離させ、部品単位で点検・整備作業が行われます。普段乗っている電車を下から覗けるレア体験にわくわく。

車両工場見学の様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

10000型や50000系などの車両は、洗浄機を使ってピカピカに洗います。仕組みはガソリンスタンドでよく見る、ドライブスルー式の洗車機と同じ。

電車のドア開閉の操作体験/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

電車のドア開閉の操作体験も。機械の下部のボタンをねじると、プシューとドアが開き、上部のボタンを押すと閉まります。車掌さんになった気分で操作できて感動!

方向幕の操作体験/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

電車の行き先や種別を表示する方向幕。「区間準急」、「南栗橋」をボタンで選択して、「起動」ボタンを押すと、幕がぐるぐると回ってご覧の通りに。

LED表示器の操作体験の様子1/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)
LED表示器の操作体験の様子2/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

こちらはLED表示器の操作体験の様子。「普通」などの種別、「池袋」などの行き先、乗り入れ路線を選ぶと、即座に表示されました。

メンテナンスの様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

工場内はカンカン、カタカタ、ゴーといった機械や作業の音、ペンキや油の匂いで、まさに働く現場といった雰囲気。真剣なまなざしで黙々とメンテナンスをする車両技術のプロって、かっこいい!

伝統と革新を融合させたデザインが超クールな「スペーシア X」撮影会

「スペーシア X」の撮影会/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

続いては、お楽しみの「スペーシア X」の撮影会です。浅草~日光・鬼怒川方面をむすぶ新型特急「スペーシア X」は、スタイリッシュな白いボディー、ソファ席やラウンジタイプといった上質な空間が魅力で、2023年7月のデビュー以来、大人気。2024年3月には新たな2編成が導入され、より利用しやすくなりました。

「見て、見て。窓がXになってるよー」と、かっこいい車両デザインに子どもも大興奮。運転席のある1両目と6両目の窓枠のデザインには、伝統工芸の鹿沼組子を取り入れています。

「スペーシア X」の撮影会/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

子ども用の制服&制帽を貸してもらって、記念撮影タイム♪

特急「スペーシア X」と記念撮影/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

先頭車両の目の前、線路の上に立って、写真を撮れる貴重な体験です。

列車の顔ともいえる先頭車両のヘッドライトには、39個のLEDがドットのように配されています。ハイビーム時には点灯するLEDの形状が、東武鉄道のTに見えるんですよ。

子どもらしい質問が続出。「スペーシア X」の開発者への質問会

「スペーシア X」の開発者への質問会1/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

質問会では「スペーシア X」の開発を担当した東武鉄道車両課の岡田敏英さんが、子どもたちの素朴な疑問に答えてくれました。

「スペーシア X」の開発者への質問会2/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

「質問がある人、いますか~?」と聞くと、「はーい」と元気な返事とともにたくさんの手が挙がりました。

「スペーシア X」の開発者への質問会3/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

「どうしてスペーシア Xを作ることになったの?」「最高時速は何キロですか?」「どうやって運転席を取り付けるの?」「スペーシア Xはいちごラッピングになりますか?」「岡田さんのサインがほしいです」などなど、質問&リクエストが次々と繰り出されました。

「スペーシア X」の開発者への質問会4/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

ちなみに、開発者・岡田さんの「スペーシア X」の推しポイントは、非日常を感じるような白色のボディーなんだとか。この白色は日光東照宮の陽明門に使われている胡粉(ごふん)をイメージした、青みがかった陶磁器のような上品な色。乗車する瞬間から、旅という非日常が始まるわくわく感を演出しています。

イベントのお土産お土産/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

「スペーシア X」のタオルやクリアファイル、東武鉄道の電車・SLの一覧など、オリジナルグッズをおみやげにもらって、大満足でイベントが終了。帰り際にはひとりずつくじ引きを引いて、「スペーシア X」のペーパークラフトや目覚まし時計などを、子どもたちはニコニコ顔で持って帰っていました。

イベントの様子/東武鉄道南栗橋工場(埼玉県/久喜市)

ご参加いただいたご家族のみなさま、ありがとうございました。「るるぶKids」では今後も親子や子どもたちが楽しめるイベントを開催していきますので、お楽しみに♪

鉄道好きなら、東武鉄道の子ども向けホームページ「TOBU Kids」もぜひチェック!東武鉄道の車両の動画が見られたり、東武鉄道のお仕事内容を楽しく学べたり、沿線エリアやレジャー施設のイベント情報、車両のペーパークラフトなど、情報盛りだくさんです。

» 東武鉄道キッズサイト TOBU Kids(と~ぶキッズ )