新年明けましておめでとうございます。
るるぶKids編集長の秋山です。
今この記事を読んでいただいている皆様は、どんなお正月休みをお過ごしでしょうか。
わが家は、初めての受験生がいる冬を迎えています。受験が終わればまもなく小学校卒業…。
そんな今の私に、ずっしりと響いている歌があります。
最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく
その連続と思う子育て引用:「未来のサイズ」俵万智(角川書店)
俵万智さんの短歌です。
今、理科の問題を解く彼の背中を見ては、
保育園からの帰り道に月を追いかけたこと、
星座を探しながら上を向きすぎて転んだこと、
クワガタを繁殖したら48頭にもなったこと…
などを母は勝手に思い出しています。
漢字が得意なのは、電車が好きで、駅名を片っ端から覚えていたからかなと思ったりもしています。
もう月を一緒に追いかける日はきっとないけれど、
一緒にすごしてきた賑々しい時間が、ほんの少しでも、今の息子のチャレンジへとつながっていることを願ってやみません。
鼻歌を歌いながら机に向かう息子に、「集中して」と声をかける日もあれば、この甲高い声の鼻歌が聞けるもの今のうち…!とこっそり聞き入る日があるのも母心。
「子育ては、その時その時にしか味わえない時間の積み重ね」なのだと、あらためて知る新年です。
そんな思いを胸に、『るるぶKids』は2025年も、子育て仲間の読者の皆様と、泣いて笑って、向き合ってまいります。情報が手軽な時代だからこそ、真摯に丁寧に、より良い情報をお届けしたい。そして、子どもたちの未来を一緒に考えていきたいと思います。
今年も、子育ての合間に『るるぶKids』をぜひのぞきにきてくださいね。
『るるぶKids』編集長
アキヤマ ミエ