パンの生地はどうしてふくらむの?

ベーグル作り

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おうちでベーグルを作って、パンがふくらむしくみを調べてみよう!好きな具材を入れてアレンジしたり、粉や水の分量を変えたり、食べ比べてみるのもおすすめだよ。

目次(index)

おすすめの年齢・制作時間

作り方はとてもシンプルなので、はじめてのパン作りにおすすめ!小学校低学年は保護者と一緒に、高学年であれば1人でも作れます。オーブンなどの扱いには要注意!

1年生2年生3年生4年生5年生6年生実験製作期間:1日

用意するもの

ベーグルの材料

材料もたったの5つ!スーパーで簡単にそろいます。バターなどの油脂を使用しないため、生地も扱いやすいのが特徴です。

<ベーグル3つ分>

・強力粉 150g
・砂糖 10g
・ドライイースト 3g
・塩 2g
・水(ぬるま湯) 85ml

<調理器具など>

・ボウル
・はかり
・ラップ
・鍋
・オーブン(オーブントースターでも可)
・麺棒(なくても可)
など

手順

1.ボウルで材料を混ぜ合わせる

ベーグル作り①

ボウルに材料をすべて入れ、粉と水分がなじむように混ぜ合わせる。

2.台の上でさらにこねる

ベーグル作り②

ボウルに粉が残らないくらい生地がまとまってきたら、打ち粉をした台の上でこねる。

<ポイント>

  • ベーグル作りで一番がんばるポイントはこねる作業。10~15分くらい、生地の表面がつるつるとなめらかになるまでしっかりとこねよう!

3.一次発酵

ベーグル作り③

つなぎ目やすき間がないようにまるくまとめたら、ボウルの中に戻し、ラップをして20分ほど発酵させる(夏場は常温でOK。室温が低い場合はオーブンの発酵モードがおすすめ)。

<ポイント>

ベーグル作りポイント
  • パンがふくらむ秘密はこの「発酵」がポイント!パンを作るときに必要なイースト菌(=ドライイースト)は小麦粉(=強力粉)のでんぷん質や砂糖をエサにして活発にはたらきます。イースト菌が増殖するときに発生した炭酸ガスが、小麦粉と水を練ってできたグルテンというたんぱく質の網目に閉じ込められることで、ふっくら香ばしいパンができあがるよ。

4.生地を分割する

ベーグル作り⑤

発酵がおわり生地が2倍くらいの大きさになったら、スケッパーや包丁で3等分にする。

<ポイント>

  • 発酵で発生した炭酸ガスがにげないように優しく扱おう。手でちぎるのはNG!

5.ベンチタイムの後、成形

ベーグル作り⑥

3等分した生地をお団子状に丸めて、ボウルの中に戻し、ラップをかけ少し休ませる。その後、お団子状の生地を平たく伸ばし、下からくるくると巻いて細長い形にし、棒状に伸ばす。

ベーグル作り⑦

片方の端を平たく伸ばし、反対側の端とつなげてドーナツ形に成形する。

<ポイント>

  • 生地の境目は指でつまんでしっかりととじておこう。成形している間も発酵は進むのでドーナツの穴は大きめにしておくといいよ。

6.生地を茹でた後、オーブンで焼く

ベーグル作り⑧

砂糖(分量外)を入れた沸騰したお湯にベーグルを入れ、片面30秒ずつゆでる。

ベーグル作り⑨

ゆで終わったベーグルを手早く200度に予熱したオーブン(オーブントースターでも可)に入れ、約15分焼いて完成!

まとめ方のコツ

・発酵前と発酵後の生地の様子を比較して気づいたことをかいてみよう。
(例)においは?ボウルやラップの様子はどうかな?触り心地は?
・発酵の時間を変えてみたり、使う粉の種類を変えてみたりして、食べ比べてみよう。
・いろいろな具材を入れてオリジナルベーグルをつくってみよう。家族のお気に入りベーグルレシピをまとめてみよう。